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不妊治療とお薬事情

こんにちは。なおっちょです。
以前の記事でも触れましたが不妊治療が条件付きとはいえ保険適用されてから早くも1年以上。
この4月で2年になります。

そのため、以前は「不妊治療したいけどお金がかかるから無理」とあきらめていた人が多くいたのでしょう。
今不妊治療に対する敷居が低くなっているのは確かです。
また治療に対しても「あまり高い治療はしたくない」と思ってた人も、値段をそこまで気にせず(とはいえまだ高いですけど)行えるようになりました。

私も2人目の治療は(今止まってますけど)保険適用のおかげで大分お財布には優しくなってます(それでもまだ高いのは事実ですが仕方ないかなと)
そこで新たな問題が。

昨今の薬不足もあって今「不妊治療で使うお薬が足りない」という事態も起こっています。
私が経験したものでは不足してるホルモンを抑えたりするために使う「膣座薬」が不足しているという事態。
先生が使いたかったものは「流通していない(そもそも販売中止になった?)」のでお薬が変更になったり。
そもそもお薬が少なくなってる状態のところに「使用者が増えた」ため、争奪戦になってるようです。
まぁそこまで過激な事態ではないにせよ、それに近いことになってます。
加えてこのお正月に起こった能登での震災。
あのあたりは薬の工場もあるため、さらに薬の流通に影響が出ることが予想されます(不妊治療で使う薬に影響が出るかは分かりませんが)
能登半島地震で被災された方の一刻も早い復興をお祈りいたします。

ちなみに以前話した不妊治療に保険請求が使えるという話、薬局や病院でもらうお薬には使えません。
ので、確定申告で医療費控除の手続きをしましょう。
医療費控除は

「実際に支払った医療費の合計額」ー(保険金等で補填される金額)ー10万円

となりますのでご注意を。
保険金等で補填されてる金額は引かれます。
ややこしいですけどお金が一部戻ってきますので頑張りましょう!

使用するお薬も注射剤だったり膣座薬だったり様々ですが結構「冷所保存」のものが多いのでそこも注意です。
受け取る際に保冷バックがあると安心ですね。
特に夏場は…温度が上がるとお薬が使えなくなります。
高価な注射剤が「使用不可」になったら目も当てられません…

貼付剤を使う場合はお肌の弱い方はかぶれに気を付けてくださいね。
毎回貼る場所を変えるのはもちろんですが、はがした後の保湿もしっかりと。

お薬についてはこんなものでしょうか。
お薬不足の現状が少しでも改善してくれたらいいんですけどね。

次回は何のお話にしようかな。

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