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Googleのデータアナリティクス講座を受講して良かったので記事にした

Google社が提供するデータアナリティクス講座についてご紹介します。

正式名称は「Googleデータアナリティクス・プロフェッショナル認定証コース」といいます。

長いので、データアナリティクス講座と呼んでます。

私自身、2022年11月〜2023年1月の3ヶ月間にわたって、この講座を受講しました。
お世辞抜きに、素晴らしい講座だと思いました!

データ分析の世界に興味がある人には、強く、この講座の受講をお勧めします。

なお、修了すると、認定証とともに、オープンバッジをもらうことができ、広くスキルをアピールすることができます。


★Google データアナリティクス プロフェッショナル認定証コースとは?


データ分析に必要な知識やスキルを、Google が開発した実践的なカリキュラムを通じて学ぶことができる講座です。

現職のGoogleのデータアナリストから、Google 考案の専門的なトレーニングを受けることができます。

  • 週 10 時間以下の学習で、6ヶ月以内に修了が可能です。

  • 受講するのに経験や学位・学歴は問われません。

  • 米国の Google 認定資格取得者の 75% が、認定資格修了後 6 か月以内にキャリアが向上したと報告しています。

なお、正式名称は、Google Career Certificates データアナリティクス プロフェッショナル認定証コースになります。


★講座の特徴&受講メリット


この講座の最大の特徴は、次の点だと思います。

❶世界トップ企業の一つであるGoogleが主催するコースであること
❷現職のGoogleデータアナリスト数名が講師となって、データ分析の「いろは」を体系的に教えてくれること

私自身、仕事で長年、データを扱ってきましたが、データ分析について体系的に学ぶ機会はありませんでした。

データ分析のいろはについて、長い時間をかけて、独学&試行錯誤を重ねた結果「分かった」ことが沢山ありますが、この講座を受講すれば、短い時間と少ない努力で習得することができます。

現職のGoogleのデータアナリストが十数名出てきて、経験談を交えながら講義をしてくれます。

あたかも自分がGoogleに入社して研修を受けているような気分を味わえますし、Googleに入社するような一流の人たちの話なので、話自体も面白く、非常に有益です。

★どうすれば受講できる?


Googleデータアナリティクス講座は、Courseraという教育プラットフォームに登録することで受講することができます。


ただし、普通に受講すると月額39ドルかかるので注意が必要です。

キャリアアップできることを考えれば、月額39ドルの価値は十分あると思いますが、私自身は無料で受講することができました。その方法についてご案内したいと思います。


---Coursera(コーセラ)ってなに?---

  • スタンフォード大学の教授が創設した営利団体が運営する教育プラットフォームです。

  • イリノイ大学やペンシルベニア大学といった世界の一流大学や、GoogleやIBMといった一流企業が提供している講座を、誰でも受講することができます。

  • 無料で提供されている講座だけでも1600以上あります!

ちなみに、こうした世界のトップと呼ばれる大学がオンライン学習講座を提供している教育プラットフォームのことをMOOCs(ムークス)といいます。CourseraはMOCSの中では圧倒的規模を誇ります。 


---Googleデータアナリティクス講座を無料で受講する方法---


日本リスキリングコンソーシアムが、不定期・数量限定ではありますが、Googleデータアナリティクス講座を受講できる無料アカウントを発行しています。

ここで無料アカウントを取得できると、日本リスキリングコンソーシアムのサイトを経由して、無料で講座を受講することができます。
Twitterで情報が流れますので要チェックですね。


★具体的に学べること〜講座の概要

講座は8つのコースに分かれています。

前半は「データ分析」についての用語や概念を体系的に理解していくための学習、後半は表計算ソフトやSQL、TableauやRといったデータ解析ツールの使い方の学習になります。

SQLやTableau、Rの使い方を無料で学べるのは非常に良いですね。

以下では、コースのタイトルと概要をご紹介します。

1. 基礎知識:データはあらゆるところにある

データ アナリティクスのプロセスや業務ツールを活用して、意思決定に必要な情報を導き出すための方法を学びます。並行して、このプログラム全体が目指すものも紹介していきます。
データアナリストに必要な主要なスキルやデータのライフサイクルについても学習します。また、分析的な思考方法と、それがデータ主導の意思決定にどう活かされるかについても探っていきます。

2. データに基づいた意思決定を行うための問いかけ

このコースでは、データ主導の意思決定を行うための効果的な問いかけの方法を学び、ステークホルダーのニーズと結びつけられるようになることを目指します。
また、現職の Google データ アナリストが、最適なツールやリソースを使って、一般的なアナリスト業務を遂行する実践的な方法を指導します。

3. 探索用データを準備する

このコースでは、表計算ソフトや SQL などのツールを使って目的に合ったデータを抽出し活用する方法、データの整理と保護の方法など、より実践的なデータアナリティクススキルを身につけるための新しいトピックについても学びます。

4.「ダーティー」なデータを「クリーン」にする

このコースでは、表計算ソフトや SQL を使ったデータのチェックやクリーニングの方法、またデータクリーニング結果の検証やレポートの作成方法についても学びます。

5 .データを分析し、答えを導き出す

このコースでは、データ分析プロセスの「分析」フェーズを探求します。
ここまでに学んだことを分析に応用し、収集したデータの意味を理解していきます。
表計算ソフトや SQL を使ってデータを整理し、フォーマットする方法を学び、データをさまざまな方法で見たり考えたりできるようにします。

6. データ可視化(ビジュアライゼーション)による、データの共有

このコースでは、データ分析プロセスを完了し、データから発見したことを視覚化、プレゼンテーションする方法を学びます。
ビジュアル ダッシュボードなどのデータビジュアライゼーションの手法を活用して、データに命を吹き込んでいきます。
また、プレゼンテーションに効果的なビジュアライゼーションを作成できるプラットフォーム Tableau についても学びます。

7. データ分析とR 言語

このコースでは、R というプログラミング言語と、R で作業する環境としての RStudio の使い方を学びます。
また、R パッケージなど、R 特有のソフトウェア アプリケーションやツールについても学びます。
R を使ってより優れた新しい手法でデータのクリーニング、整理、分析、可視化、レポート作成が可能になることを体感していただきます。

8.学びの総仕上げとしての最終課題:ケーススタディ

オプションでケーススタディを行い、データ分析に関連する職に就くための就職活動に備えます。
ケーススタディでは、分析に基づくシナリオを選択します。そして、シナリオから得たデータをもとに、問いかけ、準備、処理、分析、共有、行動をしていただきます。
その他にも、面接でよく聞かれる質問や回答、オンラインでポートフォリオを作成する際に役立つ資料などを動画で紹介し、就職活動で役立つスキルを身につけます。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

これからデータサイエンスの世界で頑張ろうと思っている方はもちろん、営業やマーケティングの世界で頑張ろうとしている方にも受講する価値がある講座だと思います。

日本リスキリングコンソーシアムを通じて、無料で受けられる機会があれば、ぜひ、積極的にチャレンジしみてください。

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