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鼻から胃までの直行便トランジット無し

重湯とみそ汁(具無し)の前はずーーっと鼻からチューブが入っていて、そこからドロドロしたSomethingが胃に直接送り込まれるという…

(後に判明&末永いお付き合いになるテルミールという栄養剤)

わしゃ末期か?という感じ
まあ末期か末期じゃないかで言うたら、限りなく末期の方向にバランスしていたと思うんですけどね
それがこうして生きておるのでありがたいことです


主治医のストロング先生から、

「口からご飯が食べられれば鼻のチューブ抜きますよ~」

と言われたのを励みに、頑張って食事に挑んでおりました。


鼻から胃までチューブが入っている人生は楽しいものではありませんからね
人間の尊厳的なものにも若干の影を映すような気も致しました


重湯と具なしの味噌汁とかだったのですが、これが美味いこと美味いこと…


舌を半分切ったので、味が分かるのかなあとか不安もあったのですが、バッチリ味がわかり、キタキタキタキターーー!!という感じでした

味に感動したわけじゃなくて、これならもしかしたらまた食生活を取り戻せるんじゃないか?

そんな期待値に上乗せされた味でした


テルミールだろうが重湯だろうが、ご飯だろうがなんだろうが
最終的には同じ💩になることに人体の不思議を感じていた暇人入院患者

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