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幸せについて知っておきたい5つのこと

何不自由のない生活を送っているはずなのに、なかなか幸せを感じられない人は多いだろう。

実際に2022年の世界幸福度ランキングによると1位はフィンランド、そしてデンマーク、スイス、カナダなどが続き、
アメリカは16位、韓国が59位、そして日本は54位だった。
どうやら人というのは経済的に豊かな国に住んでいたとしても、そこまで幸せを感じられないようなのだ。

そこでどうすれば人は幸福感を感じることができるのか調べていった。
その結果、人が幸せを感じるプロセスが判明したのだ。

今回は今よりも幸せになれる方法について解説していく。

★参考動画★


ステップ1:宝くじは当たっても幸せにはなれない

ここでは幸せも不幸せも永遠には続かないことを説明していく。

結論を言うと、「宝くじが当たるような幸運や、交通事故に遭うといった不運によって私たちの幸運は変わらない」ということがわかっている。

実際に1970年にノースウェスタン大学にいるブリックマン博士が行った実験で、宝くじが当たった人と宝くじに外れた人とでは、時が経てば結局幸福度はあまり変わらないことがわかっている。もちろん宝くじに当たった瞬間はものすごく幸せな気分になるだろう。
しかしその幸せな気分は長く続かない。1〜2年後には宝くじが当たる前と同じ幸福度になっているのだ。

またブリックマン博士は不運についても調べた。

例えば不慮の事故で身体が不自由になった人たちだ。彼らを調べていくとその人たちも事故に遭った直後に歩けなくなったりして絶望していた。
しかし2年後くらいには歩けないことにすっかり慣れて、そのことを普通に感じるようになる。そして歩けていた頃と同じような幸福度に戻っていくのだ。

実際に病人で明るい人は多い。だから「幸福とは自分の身に起こった出来事で決まるわけではない」と言われている。

どんな不運や幸運に見舞われたとしても、その1、2年後にはすっかり慣れて今と同じような幸福度で生きているということだ。

ステップ2:幸せは毎日0から始まる

ここでは、人が幸せを感じる根本となる仕組みについて説明していく。
最初に結論を言うと、人が幸せを感じるためには毎日小さな幸せを積み重ねていくことが大切だ。

幸せを入れるバケツをイメージしてみてほしい。そのバケツに「おいしい食事をしたとか、友達と喋ったとか、人に親切にされた」みたいに、小さな幸せを毎日ためていくことで私たちは幸せを感じられる。

「幸せになるのってもしかしたら簡単かも?」そう思うかもしれないが、1つ問題がある。それは「おなかがすく」みたいにバケツの中身が毎日リセットされるということだ。
だから毎日ゼロから幸せを積み上げていかなければならない。なので毎日小さな幸せをコツコツと積み重ねていくことが、私たちが幸せを感じるのに必要不可欠なのだ。
まず幸せは毎日リセットされて0から始まるということを覚えておいてほしい。

ステップ3:幸せになりたければ「人とのかかわり」を増やすこと


さっきは毎日コツコツ積み重ねることが大事だといった。ここでは具体的にその小さな幸せとは何なのかを説明していく。

その幸せとは3つある。それは「人とのかかわり」「親切」「目の前に集中すること」である。

まずは幸せになる材料の1つ目「人とのかかわり」について説明していく。
幸せになりたければ、1日の中で人と関わる瞬間を増やしなさいということだ。
例えば毎朝近くのスタバに行って店員さんと軽く挨拶したり、セブンイレブンの店員さんと少し喋るといった些細なコミュニケーションでもいい。または散歩中に顔見知りの人と挨拶をするのもいいし、友達とポケモンカードやゲームをするために少し集まるのでもいい。そんな些細な人との関わりで人は幸せを感じられるのである。

とにかく人は毎日少しだけでも人と触れあうことで幸福度が上がるのだ。実際に上位10%の幸せな人たちはみんな、友達や他者、そして家族と良好な関係を築いていた。

宝くじに当たるよりも、毎日人と軽くコミュニケーションをしている人の方が幸せだということだ。

ちなみに、実際に内向的な人も外交的な人と変わらず、人と交わることで幸せを感じることがわかっている。

大事なのは普段の生活の中でほんの少しでもいいから毎日人と関わる機会を持っておくことだ。

まとめ


いかがだっただろうか。参考動画にはこの続きを説明してあるので是非参考にしてほしい。
幸せについて知っておくことで、毎日お金では得られない幸福感が得られるだろう。


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