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「今を生きる」とは

この記事の写真は、テニスショップの宮崎さんとお話をした時に使った1枚のメモです。正直何を書いているのかわからないですよね(笑)。

これは、宮崎さんとの会話の中で、ふと聞かれたあることに関して考えたときに使いました。その質問が、

「今を生きる」のがいいってよく言われるけど、実際今をいきるって具体的にどういうことか説明できる?


という質問でした。まあ難しい質問するなあ、、、と思いながらもその質問に答えるために考えて見ると、答えがなかなか出ない、、、!

今を生きるとはどういうことなのか?「今」ってなんだろう?

そこで私は、頭だけで考えるとわけがわからなくなるので、1枚の紙をもらって考えることにしました。


1.私の考え「未来があるからこそ今がある」



「今を生きるのがいい」 とは言っても、「今=寝そべって何もしていない」「今=ゲームをしている」と仮定して考えると「今」という時間に自分が何をしているかによって、「今」に対する意味合いが変わってくるのではないかと考えました。つまり、もし「今を生きるべきだ」と考えるのならば、

未来に自分の目標を立て、その目標を今に近づけていくという生き方をすれば「今」という時間に意味を持てるのではないか と私は考えました。


「今を生きる」=「今に意味がある」という思考ができるのではないか と考えました。


どういうことかというと、まず自分の目標を立てる(要するに自分は何のために今それをしているかの指標、ベクトル)作業が入る。



そして、「今」に、自分が立てた目標、つまり、未来が近づいていく感覚が「今を生きている」ということになるのではないか ということです。


私がこのように答えると、宮崎さんはこのように質問を返しました。

「例えば仮に、「今」に対して「未来」が近づいていくという表現をしたけれど、それが実現できなかったらどう?」

要するに、(先ほどの写真の例を使って説明すると)料理人になりたい!という未来に対して、料理の専門学校で勉強するという今があったけれども、料理人になれなかった場合はどうする? という質問でした。

私の回答は 「新しいベクトルを作る」 でした。


写真の例では料理人に向かって料理の専門学校で勉強したけれども、なんらかの理由で料理人になれなかったということでしたが、なれなかったとしても今まで勉強してきた知識と経験があるはずです。その当時「料理人になりたい!」と設定した自分の「今」と比べて、自分は成長しているはず。成長したからこそ「スポーツ栄養管理」という新しいベクトルが生まれると私は考えました。


「新しいベクトルを作る」とはいっても、これは写真➀の応用版にすぎません。

まとめると、
私の考えは、「今を生きるとは、未来のベクトルを変えることはありながらも、未来に向かって今に意味を持たせる」ということです。


2.宮崎さんの考え「今ここ!今をピンポイントで生きる」


宮崎さんは「今を生きる」についての回答を出す前に、このような話を出しました。

水泳で北海道チャンピオンになった人と、ろくに泳げるのがクロールくらいで大会出場経験のない人がある対決をしたお話です。
対決内容は「50メートルプールを何往復もする」というもの。
もともとの実力差は歴然なので誰もが北海道チャンピオンが勝つだろうと思っていたのですが、実際に勝ったのは大会出場の経験がない人でした。
北海道チャンピオンはこの結果に納得いかず、「今度は潜水で勝負だ!」となり、潜水対決をしたものの、これも大会出場経験のない人が勝ってしまったというお話です。


まずこの話を聞いて「うそやろ???」と思いました。話を聞くだけでもありえないような話の内容だったので半信半疑で聞いていました。(笑)

この話を信用するかしないかはおいといて、この話の中で、大会出場経験のない人はどうして北海道チャンピオンに勝てたのか。その要因は「今ここ、今ここ。」と自分の中で唱えていたというのです。

これによって、周りの状況関係なく、自分の事だけに集中することができるそうです。

対して北海道チャンピオンの場合は、特に潜水対決の時、この対決の前に1度敗れているので、どうしても「相手に勝ちたい」という思いが強くあるのですが、なかなか潜水を諦めない相手を気にし、「早く負けてくれよ!!」という風に。要するに意識が自分以外に行っている状態ですね。


周囲を気にせず、自分のことに精神を集中させることで、「」に集中できる。すなわち「今を生きている」状態であると宮崎さんは話していました。


3.まとめ 私と宮崎さんの考えの違い

私の考えと宮崎さんの考えとでは何が異なっていたのかを見てみると、


「今」という時間軸をどのように捉えていたのか の違いだと思いました。


私の場合は「今」という時間軸をある一定のスパンと捉えていましたが、宮崎さんの場合は、ピンポイントで考えていました。




宮崎さんの場合は本当に「今」しか考えておらず、そこには未来も過去もありません。その一点に集中することを意識していました。


みなさんも、「今を生きる」ことを意識してみてはいかがでしょうか。
また「○○とは具体的にどのように考えるのか」ということも気にしてみると面白いかもしれませんね。




(3/14追記)

実はこの記事を書くにあたって、今日の朝にテニスをする機会がありまして、早速「今を生きる」という考えを試合に応用してみました(笑)


そうすると、今まで試合になると自分のミスや過去の失敗を気にしすぎて力がなかなか出せなかった私が、今日は気持ちいいくらいに試合に集中することができました。

すくなくとも「ミスしたらどうしよう」というような考えは全く考えることなく試合に集中することができました。

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