チーム力を上げ続ける、永久機関フォーメーション
ビジネスはチーム戦です。
自分ができないことをほかの人にお願いし、役割分担して得意なところに注力。チームで連携し、どんどん新しい効果的な仕組みを導入、全員で力をつけていく。
これができれば理想ですが、
・自分や他人がなにが得意なのかわからない
・どう役割分担すればいいのかわからない
などなど、実際に運用しようとするとけっこう大変。
最近、チームのみんなに役割分担の話をすることが多かったので、自分が意識しているチーム戦のためのノウハウをまとめてみました。
今から紹介する3つの役割をチームに取り揃える、またなければ自分が足りない役割になることを意識すると、チーム力が継続的に上がっていく仕組みを作れます。
前線と後方支援タイプは話が合わない
どんなスポーツやビジネスでも、前線が得意なタイプと後方支援が得意なタイプがいます。
例えば、野球なら長嶋さんは完全前線タイプ。自分の感性でスイング、でもそれを人には伝えられない。
逆にノムさんは論理派で後方支援タイプ。人への教育も得意です。
ビジネスでも、営業として奇跡的な受注を連発する天才タイプもいれば、きちんとマニュアルを作ったり、それをもとに行動するのが得意な人もいる。
そしてこの二人だけだと、そもそもの生き方や感性、そして言語が合わないので、チーム戦できません。
ほんとは前線の感覚をノウハウ化し、チームに浸透すると最強なのに…
1.5列目を投入
世の中、あまり特徴のないバランスの取れた1.5列目タイプの人がいます。
そこそこ前線で攻撃もできるし、後方で支援もできる器用系ジョブ。RPGだと終盤中途半端になりがちですが、チーム戦ではめちゃくちゃ大事。
なぜなら前線と後方、どちらの事情と言語を理解しているため、単騎戦力は弱くても、連絡、翻訳係としてチームの礎になることができるからです。
実際のtoDoイメージ
結論
見落とされがちな、器用貧乏1.5列目の役割。
ぼくはもともと営業としてキャリアをはじめ、天才前線タイプと会い、自分の営業としての限界を知りました。
そこから営業企画、商品企画やマーケティングといった後方支援担当に憧れつつ、今思えば、1.5列目として営業内で、前線と後方支援の翻訳を担当。
そこでの経験をもとに、1列目と2列目を繋ぐ役割=いろいろな組織のマネジメントや組織戦略を考える仕事を、今はしています。
過去のぼくのような1.5列目タイプの人、結構世の中にいると思います。こんな役割意識しながら仕事をすると、楽しいかもしれません。
元ネタはSECIモデル。
ここでの役割分担、実はSECIモデル、というチームや組織が個人が持つ「暗黙知」をチームが持つ「形式知」にかえるフローの実践例です。
(あとでぼくも気づいたんですが)
SECIモデルにご興味ある方はぜひこちらのかたのnoteも、みてみてください。
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