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現代文を勉強し始めて、逆に成績が下がったという方へ

対象読者

現代文を参考書や授業で勉強し始めて、模試や過去問で成績か下がったという方は何人かいらっしゃるのではないでしょうか?他の教科では上がらない事はあっても下がることはなかなか無いと思います。今回はそういう方に向けて書いていきたいと思います。

どうしてそのような状態になるのか

今、参考書や授業で勉強し始めて、フォームを矯正している段階だと思います。この段階は今までの読み方から先生(参考書)の読み方へと変えていて、普段意識して無かったことを意識している段階です。そのため実際の模試や過去問では、読解中の作業や、読解法自体に意識が向きすぎており内容に集中できていない状態になってしまいます。そのようなことが原因で今までより、読むスピードが落ちてしまったり、点数が低下するといった事が起きてしまいます。スポーツで表すと、今まで自己流で行っていたのを、コーチなどに指摘されてアドバイス通りやろうとし、今まで使っていなかった筋肉を使うことで、スピードが普段より落ちてしまったり、上手く玉に当てれなくなってしまうような状態です。今の症状はこの状態に似ています。

スポーツでも練習中にひたすら反復し、本番で無意識に出来るレベルまで訓練すると思います。現代文も同様で、無意識にとまでは言わないまでも内容追うのに支障が出ないレベルまで技術を鍛え上げなければいけません。そのため、練習量がどうしても必要となります(個人差あり)。

したがって、点数が下がったからと言って参考書や先生をすぐに変えないでほしいのです。読解系、特に現代文では人によって教え方が異なる場合が多いので、コロコロ変えてしまうとかえって混乱してしまい成績が上がらない原因になってしまいます。そうなると時間のあまり割けない現代文に時間を取られてしまい、他の勉強に時間を回せなくなってしまって受験の結果も振るわないことになってしまいます。

ゆえに、点数が上がらないからといってこの先生はダメだ、合っていないとすぐに判断しないで、踏みとどまってほしいのです(明らかに自分にあっていないと感じる場合は変えても大丈夫です)。点数が安定したら切っても構いません。点数が上がってきたらではなく"安定"したらですからね。加えて参考書学習で上手くいっていない方は映像授業や予備校の授業に切り替えるのを勧めます。現代文は科目の性質上参考書では学習しずらい面(過程が大事なのに結果だけ示しているものが多い)もありますし、参考書だけでやろうと思うとそれなりの冊数をこなさないといけない部分がありますから。
個人的ではありますが映像授業なら学研プライムゼミの池上先生。スタディサプリの柳生先生がオススメです。

受験生の参考に少しでもなれば幸いです。

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