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豊後森機関庫で思う事


豊後森機関庫は大分県の玖珠町にある。
大正時代から建設が始まったここは、きっと交通の要だったのだろう。

大正は私の祖父母の生まれた時代。祖父母は皆、芯があり力強く、それでいて人を思いやれる広い心を持った人のように感じていた。そんな人たちの生きた時代を感じさせる場所に思えた。

蒸気機関車は重厚感に溢れた黒光を放っている。これだけの重い物を動かすエネルギーはすごい。もし人類が電気エネルギーに注目していなかったら、どんなエネルギーが発展し、どんな現在を創っただろう。

今、再びエネルギーのあり方が問われる時代に来ていると思う。


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