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生まれてこの方音楽推しですっ!!〜音楽を推すとは〜 その5


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音楽を構成する要素3…鑑賞

鑑賞とは何か

最後に「鑑賞」について考えてみよう。

これを読んでいる人の中にはアイドルやバンドが好きな人も少なくないと思うのでイメージしやすいだろう。


鑑賞という行為は端的に言えばファンが音楽を楽しむ一つの手段である。


鑑賞にはいくつかの形態があると思うが、ライブ/コンサートに行くか、CDを買って聞くというものが一般的だろう。
「作曲」→「演奏」→「鑑賞」という構図が成り立つ音楽の特性上、この鑑賞という行為には大きく2つの意味があると思う。


それは作曲者によって作られた旋律そのものを享受するということと、演奏者がその旋律を聴衆に伝えるための表現や技巧を享受するということである。


鑑賞に意味はあるのか

鑑賞はただ音楽を聴くだけであり、音楽を楽しむのはいいが自分は何もできないのかという虚無感に襲われることがあるかもしれない(実際私がそうである)。

あるいは鑑賞は別にいいけどそこまで意味を見出せていない人もいるのではなかろうか。


しかし、私がここまで考察してきてそうではないのではないかと考えるようになった。

鑑賞という行為はどうしても受け身だと思われがちだが、「作曲」→「演奏」→「鑑賞」という流れの終着地点であるため、実はファンも含めて作品たらしめるということができるとともに、作曲家、演奏家がファンの存在を確かめることにより、新たなる作品の誕生やさらなる演奏機会の増加を促すという好循環を生み出すための重要なピースであると思う。

著作権とかが大事になってくるのもここに関係してくるだろう。


これらについては後ほど再び記す予定であるが、どちらにしろ鑑賞という行為はどのジャンルにおいてもファンの果たす役割が大きく、作曲家や演奏家、さらに言えば楽曲そのもの、音楽そのものをも支える行為だと言える。


クリエイターが生まれる原理とは


今までの文脈では基本的にプロの生み出す音楽が推されて、そうではない人がその音楽を推す、という構図で話をしてきたが、プロは初めからプロとして生まれてくるわけではない。今まで「そうではない人」サイドだった人がファンやスポンサーを得てプロとして活動できるのだ。


基本的に既にあるものを対象とする「推す」という行為がどのようにして「推される」ものを新たに生み出すようになるのだろうか。


次回の記事もお楽しみに

本当に色々あって1週間ぶりとかになってしまいました。一回やめてしまうと本当にやらなくなってしまいますね、肝に銘じておきます。

正直次回以降は前半の伏線回収というか、自分で言ったことを回収しなければという強迫観念から作ったものです。
私なりに筋の通る文章にしているつもりですがそれが仇となってなかなかに面白くないものができています。ご承知おきください。


ちなみにGW前半は学校やら仕事やらで別に休日感はなかったです。明日から本格的に休みです。いっぱい寝られる。といってもたまっている課題を消化しなければならないので別に暇ではないです。みなさまも休日は事故にお気をつけて楽しんでくださいね。


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