“病名”とは、社会制度である。

風邪と言っても、定義はあいまい。
とりあえず発熱があって、頭痛とか
寒気が実際あるかは別にして
病院で本人がそう言ってしまえば
健康保険制度は適用される。

また本人が軽症だと言ってるのに
予防の為に健康保険制度と共に
社会制度が強制されることもあった。

それが原因で保障費が圧迫されるのか
実際に圧迫しているのかは わからない。

本人が社会的に苦しんでる状態が
社会制度の適用対象なのに、利用せず
苦しみ続けることもある。

例えば“鬱(うつ)”も定義はあいまい。
でも病院医に鬱ですねと言われて
本人が受け入れてしまえば、
休職、傷病手当の選択肢が浮かび上がる。

病名はあいまいだけど、制度設計が
あるおかげで私は助けてもらえている。
そんな気がしたのでした。

おわり

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