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ふくふく日記_240503~多幸木ガジュマル~

金曜日、祝日。憲法記念日。「五月晴れ」という言葉がぴったりすぎるぐらいの、すっきりと晴れ渡った青空、やさしく降りそそぐ日差し、涼やかな風。さあ、ゴールデンウィーク後半戦がスタートだ。それなのにまたしても朝ラン、ラジオ体操を休んで8時起床。運動もしていないのに朝からしっかり腹ごしらえ。タカギベーカリーの石窯モーニングフランスをトーストしてバターを塗り、昨夜初めてつくった発酵あんこをのせて食べる。おいしいー!Youtubeでつくりかたを紹介していた榎本美沙さんが「甘酒のような甘さ」と形容していたけれど、まさにそれ。砂糖のようなしっかりとした甘さではなく、鼻から吸う空気と一緒にほわわんと口の中に広がる、やわらかい甘さ。あとはお決まりのグリーンスムージーとヨーグルト。

12時半に都営・大江戸線の落合南長崎駅で友人Moiちゃんと待ち合わせ。購入→リノベ→引っ越しが完了したMoiちゃんの新居へ遊びに行く。私たちが新居祝いに選んだのは、小さなガジュマルの木。「幸せを呼ぶ木」「多幸の木」とも言われるガジュマル。彼女と、彼女が大切にしている人のこれからの日々が豊かに、幸せに彩られていきますように。そんな願いを込めて。そして何よりも、丸っこくぽてっとしたかわいいフォルムが気に入っている。木によってそれぞれ形状は異なるのだけれど、どれも人間ぽくて、じいっと眺めていると語りかけそうになる。そのうち自分でもほしいと思っているし、本気で。

園芸店でラッピングしてくれたので、
ぽってりと個性的な下半身フォルムは隠れてしまっているけれど、、、


Moiちゃんの新居はすっきりしていてインテリアのセンスもよく、眺望も素晴らしかった。その心地よいシンプルさが、彼女自身だった。なによりキッチンが素敵で、機能的かつおしゃれ。お昼はそんなキッチンで彼女が丁寧につくってくれたパテ・ド・カンパーニュとグリーンサラダ、キャロットラペ。それに合わせてクロワッサン。私たちがお土産に持参したハモンイベリコ、ハモンセラーノ、モルタデッラピスタチオも。メインディッシュはチキンと野菜の煮込み、発酵時間のいらないパンのようなピザマルゲリータ。食後のコーヒーに合わせて、お手製のチーズケーキにも舌鼓!どれも本当においしくて、感動のあまりいちいちレシピをきく私。自分でレイアウトを考え、素材選びから思いを注ぎ込んでつくったキッチンで料理をするってどんな気分なんだろう。楽しいに決まってる。

食事の後は、小学生のご息子と一緒にUNOやスピードを。大人たち本気出すが、負けの連続。5月の風がゆるやかに流れる素敵HOUSEのリビングのスピーカーからは、Moiちゃんパパが生前にコレクションしていたというクラシックレコードがずっとそばで寄り添うように、静かに流れていた。

日没前に歩いて駅へ戻り、恵比寿駅の成城石井ですぐ食べられるようなものを購入し帰宅。ジンジャーマリネとか、生ハムとか、なぜかニラ饅頭とか。冷やしておいた白ワインで、キラキラ輝いていた彼女と風薫る一日に乾杯を。おめでとう。

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