さようなら、ちなちゃん
今回はお別れの話です。
PJ⑮のちなちゃんとのお別れが、突然やってきました。
前回の話で書いたのですが、約9ヶ月ぶりの再開を果たし、また定期的にお会いしましょうと約束をしていたちなちゃん。彼女も乗り気で以前のように月に二回くらい会いたいな、と考えていました。
年明け後にも、ちなちゃんからお誘いがあり、会う約束をしていました。
しかし約束していた日の直前に、ちなちゃんの妹さんが発熱したとのことで、約束を延期しました。結局PCR検査で陽性となり、ちなちゃんも外出できなくなってしまいました。妹さんのコロナが完治したらまた日程を合わせようとしていたのですが…今度はお母さんが病気を患ってしまい、長期の入院をすることになったと連絡がありました。なんの病気かは聞きませんでしたが、ちなちゃんの家族は色々とありすぎます。
妹さんは精神的な疾患があるようで、格子の付いた病院に入院したりしなかったり。妹さんが家にいるときに夜中に大声を出したり泣き出したりするため、ちなちゃんは妹を連れて近所のアパートに引っ越す予定でした。来年に大学受験を控えた弟さんのために。
妹さんは、実のお父さんが怖いらしく、お父さんが家に帰ってくると恐怖で調子を崩してしまうようでした。ちなちゃんのお父さんは昭和な考え方の人らしく、『こうあるべき』という理想を人に押し付けるようでした。なので、無職の妹さんとは仕事の話で衝突が多かったようです。
今は個性を認め合い『多様性』を大事にしている風潮です。昭和の時代ではないのです…。年寄りが自分の経験談だけで、若者に同じように言うことを聞かせようとするのは受け入れられないと思います。『俺の言うことを聞かないお前が悪い!いいからやれ!』みたいな。
少し脱線しましたが、
お父さん→昭和の雷親父、次女を追い詰める
お母さん→長期入院
ちなちゃん→PJ(とても良い娘です)
妹→精神疾患ありの無職、最近コロナにかかる
弟→来年受験の高校生
で、ちなちゃんと妹は実家近くのアパートで別居です。
お母さんが長期入院なので、妹の面倒と実家の家事もちなちゃんが面倒を見ることになるようです。
そのため、私と会う時間は当面の間ありませんとのことでした…。
ちなちゃんの家族を守ろうという決心とこれからの苦労を考えると涙が出てしまいました。
単に私を切るためにそう言っているとも捉えることができます。それはこれを読んだ方のご想像にお任せします。
ちなちゃん、たくさんの思い出をありがとう。
出会えたこと、多分ずっと忘れません。
自分のことも家族と同様に大切にしてください。
私もやりたいことをやりつつも家族を大切にします。
誰がなんと言おうと一度だけの自分の人生、好きにやります。
もしまた会える日が来たら、たくさんお話ししましょう。それまでどうかお元気で…
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