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瞑想について

10月は毎日30分の瞑想をすることを決めました。

 瞑想と言っても、エリザベスギルバートの本や、野口体操という身体メッソト、音楽経験に基づく呼吸法、あと何回かのヨガ体験、などを自分の中で混ぜこんで、なんとなく良い感じになるなこれ、っていう完全に自己流の瞑想です。ほとんどの場合寝る前にするのでそのまま寝ちゃうこともあるんですけど、けっこう面白いので書きます。

 僕はBreathing App というアプリを使います。これは2つの音が鳴るだけのアプリでその音に合わせて息を吸って、吐きます。時間の設定が出来て、僕は6秒ずつ吸って吐くのを30分に設定して、基本吸うのも吐くのも鼻からです。

 仰向けに寝っ転がって目を閉じて体の力を抜きます。呼吸に慣れてきたら、頭が余計なことを考え出します。よく「今からスポンジ・ボブの事は絶対考えちゃダメだよ」と言われても無理みたいな話がありますが、瞑想中何かが頭から離れなくても別にいい事にしてます。そういう時はスポンジ・ボブを頭から排除しようとするのではなく、スポンジ・ボブのことを考えている自分を観察する時間にすると気が楽だし、感情の整理ができます。マインドフルネスってやつですねたぶん。体の観察するのもすごく良くて、どんどん意識的に体の力を抜いていくと、血の流れを物凄く感じたり、疲れていて上手く力が抜けない部分を見つけたり、体の長さを俯瞰的に感じたり、体が物みたいなって、重力とベッドからの反作用を意識したりします。感じ方は日によって様々なのもまた面白いです。どんどん傾きながらちょっと浮いてるみたいに感じる時もありました。

 僕は正直夜には強くないので、どうしてもイライラしてこんな事やってられない、と思う時もあるし、不安や悲しみみたいなものを上手く整理できない時もあります。ま、しょうがないですね。10月が終わる頃にはちょっとは上手くなってますように。でもそんな時も音は鳴らしたままにして、柔軟をしたり、すこししてからまた始めたりして、とにかく自分の体だけで自分の心の向くままに30分をすごします。

 心の向くままにというのが重要で、その日によって気持ちのいいやり方というのを探すのが大事です。今日は腕を上げていた方が気持ちがいいとか、今日は枕があった方が楽とか、もう少し短い周期の呼吸にしようとか。だからルールは無いっちゃ無い、くて。自分の心が求めてる何かキラキラしたものの方に進む、進む、進む。逆にそれがルールかもしれません。

 どんな効果があるかって事を書かないと。まず単純に寝る準備が整うので、生活習慣が多少良くなりました。ぐっすり眠れる感じがあって、朝すっきりしてることが多いです。体の力が上手く抜けると体の凝りが分かりやすくなるし、柔軟と合わせると首肩が楽になります。視界が鮮明になったり、食欲が湧いたり、感覚が機敏になる事もあります。ま、効果なんかなくてもただ気持ちいいってことが僕は重要です。

今度一緒にやりましょう。
また面白いことが起きたら報告します。

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