いくつかの選択肢を常に持っておく
少し執筆が滞っておりましたが、
今日は選択肢を複数常に持っておこうという話をしてみたいと思っています。
例えば就活で、「御社以外考えていないです」みたいなことを言う就活生がいらっしゃるのですが、意気込みとしては良いと思います。
ただ、言葉の通りを地で考えている人、とくに凡人だと思う人はこの考え方はハイリスク・ローリターンだと思っています。
こういう方には、意地悪な質問かもしれませんが、
「弊社を落ちた場合どうするか」そして「全滅したときはどうするか」をいつも問います。
こう聞いても、その時のことはその時考える、みたいな人が意外といらっしゃいますが、少し冷静に考えてみると良いのかなと思います。
希望する企業に落ちた場合、それでもなお入りたいときだけでもいくつか選択肢があります。
①本線ではない別ルートで採用される道を探す
②第一新卒ではなく転職で入るルートを探す
合わせて、本当にその企業に入りたいケースはそこまで多くなかったりするので、
③落ちた原因を分析して、次に入りたいところに合格する確率を上げる
そして、最後の問いである「全て落ちたときはどうするか」についても
④1年間の経験を活かし、来年就活浪人して合格率をあげる
⑤大学生であれば、一度院に行って再度トライする
⑥アルバイト先の正社員登用を目指す
このように、実際にどう行動するか、は置いておいてもいくつかの選択肢を用意している、次の打ち手が潤沢に存在するという状態にしておくことが経験上良いのではないかと思っています。
物事というのは、自分がコントロールできない事象で、ある種理不尽な原因によって望んでいる効果が得られないことも多々存在します。
数多の事象において、運の要素は正直かなり大きいです。
いくつかの選択肢を持つことは、常に冷静に物事を判断する上で一番大事なことだと個人的には思っています。
物事を悲観的でもなく、楽観的でもなく、客観的に認識する能力は社会人はもとより、日々生きていく中で必要な能力なのではないでしょうか。
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