なりたいものと好きな人と

なんとなく行き詰まったり、なんとなく文章をだりだらかきたい気分になった。
noteを触るのは久しぶり。
もっと頻度増やしたいけど、なかなか上手くいかないね。
まあこの距離感がいいのかも。


文章が上手くなりたい、というのはもう小学生の頃から思っている。
私はずっと小説家になりたい。
それなのに、何も努力していない。
いや、全くしていないと言えば違うかもしれないが、他人に言われた時に自信を持って小説家になりたいんだと言えないのはそういうことだろう。


なんとなく夢も小学生の時より薄れていった。
家族にも才能がないと無理だなんて言われた。
それは才能がないでしょうと遠回しに言われてるようで嫌だったが、私はどこかで納得していた。
どうせ無理、夢なんか叶わない、そう思っていた。

そんな時に中学の元彼から連絡。
中学生だったし、別れ方も納得できてなかったから、ずっと嫌いだと思っていた人。
私の人生の中でものすごく良いも悪いも影響してきた人。
もう関わりたくなかった。
でも私の中ではずっと心の中で突っかかっている人だった。
私はその久しぶりの連絡を返してしまった。


元々仲が良かったのもあったため、話はよく続いた。
彼の話は面白いし、私も話しやすいと感じた。
彼はやんちゃだし私はそんなこと出来ないと思うことも自由にやっていて、馬鹿だなあと感じるが、どこかその自由が羨ましくも感じた。
もちろん社会的に考えたら良くないことばっかりなんだけど、悪い人ってちょっとかっこよく見えるよね、みたいなそんな幼い思いでもある気がする。

刺激のない日々で刺激のある日々を送ってそうな人を見ると、頑張らなくちゃな、と思う。
色々な話をしていく彼をみて、何も無い私は何かが欲しいと切に願うはめになった。
本当に放っておいて欲しいと思う。
ずっとそうだ、私はずっと昔から付き合っている時以外は何も求めていなかったのに、毎回毎回しつこいのだ。
今回だって急に連絡を送ってきたと思ったら、会おうよって何回も言われて。
断ったのにしつこいから1回会う羽目になった。

幼い頃の話をして申し訳ないと思うが、私はずっと別れ方に納得いってなかった。
だが中学生の話を掘り返すのももう幼すぎてお互い未熟だったと感じるから話にならない。

なぜ彼が5年も6年も私に執着するのかがよく分からない。
でも彼の最初の話に乗ってしまうと、私が求めてしまうのだ。

彼のことを私はずっと好きなのだ。
嫌いだと何回思っても心底嫌いになれないのだ。
執着してるのは私だからこんなに文章を書いてしまうのだろうし、連絡がかえってこないと不安になるのだろうし、だからこそ関わりたくないのだ。
好きをぶつけて傷ついてしまうのが怖い。
6年前に意味がわからず振られた時のように。
植え付けられたトラウマが鮮明に蘇ってくるのが怖い。


彼も勝手だと思うけど、私も充分自分勝手だ。
でもむかつくのだ。
もう一度好きになっても今更叶うか分からないけれど、自分なりに何とかできるといいなと思う。
それと同時に彼に見合うような夢があってそれに向かって歩いてる自分がいいとも思う。
とりあえずやれることやろうかな。
なんて、もう傷つきたくないと思ってしまう臆病な私の日記でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?