夢でもみれたら救われたのに

晴れた日の午前がこんなに暗いなんて知っていたか?
いや知っていたはずだけど
あんまりに頭の中がブランク
先延ばしにしたあれこれ全てがわたしの細胞を壊した
ため息も涙も闇の中ならかくす必要もなかったね

子猫を真似るみたいに小さくなってソファにころがる
なんか、体温をきつく抱きしめて
眼球をうごかすのも億劫な時間がなんども来る

ブランケットとその中身
体が軽くなって息がつまるような思いを夢想する
窓枠のなか雲の後ろに宇宙が透けて見えるけど
宇宙とか無だから
そんなのに囲まれてたんなら
わたしも無になったっていいか
まあいいや



2016/10/06 12:05

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