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しらす酒と深川めし

炊き込みご飯と日本酒が最高に合うことを、私の舌は最近まで知らなかった。よくよく考えてみればおかきと相性抜群なのだし、そりゃそうだ。

米と米のコンビネーション恐るべし。

川魚屋には白身がふわふわの天ぷらもあるし、お通しの南蛮漬けは「うちの店はこんなの序の口ですので」てなもんで。

はあ。おいしい。
メインが来る前に瓶ビールの追加必須。

魚が新鮮で出汁がおいしいので、もう何頼んでもおいしい。幸せ。

瓶ビールだけじゃ物足りなくなって、壁に張り巡らされた手書きのメニューから「しらす酒」を頼む。
味が濃くてメインの深川めしを邪魔する勢い。ちょっとチョイスをミスった。

お兄さんが何か説明してくれたんだけど聞き取れないまま目の前でフランベ(?)が始まって終わった(?)
蓋を開けるとふぁああっとアルコール混じりの湯気が立ち昇り、目を刺激。飲みたいけどのみじょしのみっちゃんみたいにむせそうで、しばらく眺めてから熱々のしらす酒をいただいた。

たたみいわしをかじりながら飲めるので、こいつがメインかもしれなかった。今度行くときも色々頼んでみて、自分のお気に入りセレクトを探そう。楽しみなお店を見つけられてハッピー。


帰りに魚が生簀にたくさんいて、人懐っこくカメラ目線をくれた。食べられる子なのか、鑑賞用なのかはわからない。



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