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あくまで経営視点での仕事にこだわる 立ち上げ時から会社を支え続けるプロデューサーのスタイル/No Company 社員インタビューvol.2

こんにちは。
このマガジンでは、No Companyで働く仲間の「仕事のスタイル」をお届けします。

第2弾はプロデューサーの石橋政幸さんです。
※これまでのインタビューはこちらをご覧ください!

石橋政幸(Masayuki Ishibashi)/プロデューサー
学生時代、学生団体「キャンパスコレクション東京(通称キャンコレ)」の創設メンバーとして、副代表を務める。卒業後も、学生団体の社会人事務局でキャンコレの運営に携わる一方で、2018年株式会社スパイスボックスにて業務委託開始。2019年5月、正社員として採用コミュニケーション事業部(*註)へ参加。現在は株式会社No Companyのメインプロデューサーとして、主に大型案件を担当。
和歌山県出身。好奇心旺盛でマイペース。趣味はグルメ、温泉巡り、写真、お酒など多様で、社内随一の食通。常にあらゆる領域に興味アンテナを張っており、ジャンル問わず自分の好きなこと、楽しいことはとことん追求する。
(*註)採用コミュニケーション事業部=No Companyの前身。分社化の経緯はこちらから。   

始まりは、偶然の出会いから

ーNo Company 入社のきっかけを教えてください。

僕は学生時代、「キャンパスコレクション東京」という学生団体の創設メンバーとして副代表を務めていました。卒業後も就職はせず、当時の代表と一緒にキャンコレの社会人事務局を組織して個人事業主としてキャンコレの運営で生計を立てていく予定でした。一応、就職活動自体はしていて内定も数社からもらったのですが、「本当にその仕事をしたいか?」を考えた時に納得できる答えが見つからず、全てお断りして就職しない道を選ぼうと考えていました。

そんな中、卒業を意識し始めた大学4年生の1月にキャンコレの後輩が、「石橋さんと価値観が近い人がいる」と、秋山(現No Company代表)を紹介してくれました。3人で焼肉を食べに行くことになり、秋山から「世の中で生き生きと働く人を増やすために、企業の採用活動自体を変える」新規事業の構想を聞きました。僕はもともと、「自分の意思なく嫌々働くような人が減ったらいいな」という想いを抱いていたので、彼のミッションに深く共感し、面白そうだと思ったのを覚えています。同時に、企業の採用活動自体の変革にアプローチするのは、当時あまり見られないアイデアだったのもあって、事業の将来性も感じました。その後すぐに、キャンコレの活動と並行して秋山の事業にもインターン生として参加し、大学卒業後も業務委託として継続することになりました。

大学を卒業後は個人事業主として「キャンコレ運営」と「スパイスボックス業務委託」の二足のわらじ生活を送ることになりました。ただ、1年ほど経つと、前者は社会人事務局の法人化、後者は“採用コミュニケーション事業部”として新規事業部化と、両方とも規模が発展し、両立が難しくどちらかを選ばなければいけないタイミングがきました。そこで、2019年5月に正式に採用コミュニケーション事業部に正社員として参加し、今に至ります。

ー採用コミュニケーション事業部への参加を選択した「決め手」は何でしたか?

一番の決め手は、「成長の上限」が大きいと感じたことです。大学時代にキャンコレに参加した理由は、初年度から2,000人規模のイベントを運営する学生団体の立ち上げと運営に関わることは、学生ながら自分の経営スキルを磨くきっかけになると思ったから。実際に、予算整理から、組織づくり、協賛企業の獲得のやりとりなど、貴重な経験をすることができました。しかし、良くも悪くも学生上がりの団体ですので、ハチャメチャに事業を進めていく勢いはあったものの、社会人としての成長と言う観点での懸念がありました。

一方でこの仕事なら、大企業の採用戦略を分析・提案する中での成長も実感できる。そこで、“企業人”の考え方や働き方を学び、経験の幅を広げたいと想い、採用コミュニケーション事業部への参加を決めました。特に、秋山は当時博報堂グループにおいて史上最年少マネージャーであったこともあり、一緒に仕事をすることを通じて、多くの学びがあるのではないかと考えました。

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経営視点にこだわるプロデューサー業務

ーNo Company での現在の仕事内容を教えてください。

メインプロデューサーとして、大規模クライアント様を中心に担当しています。他のプロデューサーと比べて、扱う金額も大きくなりますので、その分責任とやりがいを感じています。また、社内に向けては業務効率化を促す活動や後輩の育成指導も行っています。

ー仕事のやりがいやモチベーションはなんでしょうか?

大きく分けると二つですね。
一つは、採用市場において影響範囲の広い大企業の新しい取り組みを支援できていることです。大企業の取り組みが変化することで、僕が抱いていたミッション「自分の意思なく嫌々働くような人を少しでも減らしたい」に近づくことができ、大企業の採用戦略を分析・提案する中での成長も実感できる。今までの思いや経験の延長線上に現在の業務があるという実感は、やりがいに直結しています。
もう一つは、自分の意志で参加した組織の主力として活躍できることです。特に、事業部の初期メンバーとして、商材が何もない状態から会社として独立するまでの過程を経験してきたので、No Companyを利益や組織力強化の面で貢献している感覚を持ちながら仕事が出来ています。

ー仕事をするうえで心がけていることはありますか?

プロデューサーとしてお客様とやり取りする現場に立ちながらも、同時にNo Companyという組織を俯瞰する視点を持つことですね。プロジェクトを進めていく中で新しい発見や気づきがあれば、プロジェクト内のもので完結させず、積極的に他のメンバーと共有することで社内のナレッジに昇華させることができる。自分発信の情報共有が、別の案件の中で業務効率化や生産性の向上に繋がることをイメージしながら、少しでも組織の役に立つように心がけています。

そういう意味で、僕はプロデューサー業務のみに没入することを意図的に避けています。クライアントから指名で仕事の依頼がくることは光栄なことですが、個人が指名されることはそこまで嬉しいとは思っておらず、組織の中の誰が担当しても同様の価値を提供できる状態を目指したい。出来る限りその状態に近づけるように組織貢献をしたいという思いの方が強いです。現場プロデューサーの視点と、一歩引いた経営の視点。二つの異なるレイヤーから物事を捉える癖が、No Companyで発揮できる自分の強みだと思いますし、現状の役割であると思っています。

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軸をぶらさず、自分に噓なく、妥協せず。

ー今後、仕事を通じて叶えたい目標や、チャレンジしたいことはありますか?

実は、僕は将来的に家業を継ぐことが決まっているんです。これまでずっと「成長の方向性」として、経営視点でのスキルを高めることにこだわってきたのも、それが理由です。
なので、まず直近No Companyで個人で叶えたい目標は、「自分がいなくても組織が回る状態を創ること」です。現時点では、僕自身がプロデューサーとして矢面に立ち、案件の受注から実行まで請け負っていますが、徐々にその役割を他のメンバーが引き継いで欲しいので、そのために必要なことを考えています。また、そう言った経験は今後にも活きるのではないかと考えています。

社会に対する目標は、確信をもって採用広報を行う企業を増やすことです。コロナ以降、採用活動のオンライン化が促進され、採用広報施策の幅は一気に広まりました。しかしながらまだ「なんとなく効果がありそう」というトライアル的な要素を含んで広報施策を決めている企業も多いのが現状です。データやロジックから根拠のある採用広報を導き出す、それがNo Companyに求められている役割だと考えます。その結果、学生・求職者と企業のミスマッチを減らし、世の中に生き生きと働く人が増えれば嬉しいですね。

ー最後に、石橋さんにとって、“仕事のスタイル=ありたい姿”とはなんでしょうか?

僕は学生時代、3つの軸を大事にしたいと考えていました。
①成長の方向性ー経営視点でのスキルを高める
②ミッションー自分の意思なく嫌々働くような人を減らす
③人・波長が合う人たちと一緒に働く
というものです。僕は現在に至るまで、ずっとこれらの行動指針を守ってきたつもりです。これからもこの志は大事にしていきたい。軸をぶらさず、自分に噓なく、妥協せず。これが自分のありたい姿です。

No Companyでは、一緒に採用市場を変革していく仲間を募集しております。ご興味をお持ちの方はこちらから、まずは面談にお申し込みください。

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