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【ウェビナーレポート】採用コミュニケーションマップの考え方と設計方法 〜 SNSデータ起点で、直近3ヶ月の採用トレンドもご紹介〜

こんにちは、No Companyの広報担当です。本日は2021年2月15日(火)に実施したウェビナーをレポートでご紹介します。

この記事は10分で読めます。

登壇者

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2016年にスパイスボックス新卒入社。2年間デジタルマーケティング領域でプロデューサー経験を積んだ後、2018年に採用コミュニケーション事業部を立ち上げ事業部長に就任。SNS起点の採用広報ソリューション開発や企業のオンライン採用、採用DX化などを支援。2021年10月にスパイスボックスの子会社 No Company,incを立ち上げ、代表取締役に就任。

大切なポイント

✓採用広報の接点を、日常的なタッチポイントの中にどう入れるか
✓既存コンテンツを活用する
✓コンテンツシフトで採用業務の効率化にも繋がる

1. 採用を取り巻くメディア構造の変化

採用活動のオンライン化が加速したことにより、求職者が情報を収集するタッチポイントは増えています。

秋山セミナー

「大手ナビサイト」以外にも、エントリー機能を持ったメディアや、noteを活用する例も。執筆された記事をSNS上に投稿したり、広告出稿したりすることで、求職者間で拡散させ、自社の情報を届けるやり方をする企業も増えてきています。

SNSが普及したことにより、企業やメディアからの一方的な発信だけでなく、エンゲージメント(※1)を通した“第三者”同士による情報共有・拡散によって情報が伝わるようになりました。

※1 エンゲージメント
Twitter・FacebookなどのSNSにおける「いいね」「リツイート」「シェア」「コメント」などの総アクション数。

しかし、SNSごとに求められる情報や活用シーンは異なるので、使い分ける必要があります。

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学生の中には、企業の公式アカウントのみならず、社員さんが本名で運用しているアカウントまで見て検討することがあるほど。求職者の方から能動的に情報収集を行ってくれるので、企業としても定期的な発信が重要になってきます。
しかし、定期的な発信にはコストも有するため、広告を活用して効率的なリーチを狙う施策を行うこともあります。

2.オンライン広報施策の役割と目的

①採用ファネルのどこに課題があるのか把握する
認知から実際の選考アクションまで、どこに課題を感じているのかを事前に整理しておくことで、コストをかけるべき場所や優先順位が見えてきます。

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②コミュニケーションマップで、既に実施している施策と足りない施策を整理する

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③最終的に集客したいサイトページやイベントへの動線設計をチェックする
例えば、採用サイトをリニューアルしたが、あまり閲覧数が増えないという企業の場合は、採用サイトよりも前段階のフェーズに課題があるかもしれません。
この点に関してはサイトのアクセス解析を用いることで解決できる場合もあります。

④どの施策で何を伝えると効果的か考える
媒体ごとにエンゲージメントしやすい内容は異なります。どの媒体で使用するコンテンツかを考えずに、コンテンツの企画から始めてしまうと、上手く機能しないこともあるので注意が必要です。

3. ターゲットの興味・共感を獲得するコツ

求職者は、様々な指標をもって就職、転職活動を行っています。一見、希望業種にバラつきのある方でも共通の志向性(価値観)による判断基準を持っていることが多く、企業側もどのような志向性の方を採用したいのか、セットで考えておく必要性があります。

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求職者は、SNSやWEBメディアを日常的に見ることで、世の中で話題になっている事柄(詳細は次章で紹介)とセットで企業にまつわる情報をキャッチすることも。よって企業側は、興味関心が集まる事柄と接着させながら企業情報を発信することで、好意的に受け取られやすくなり、また、多角的にも自社の魅力を伝えることが可能になります。

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世の中で話題になっている事柄とは?

No Companyが持つ独自のソーシャルリスニングツール「THINK for HR」を使用し、2022年1月~2月にエンゲージメントを獲得していた記事をカテゴライズしました。自社のコンテンツ制作に、ぜひ活かしてみてください。

①活躍社員へのインタビュー
理想とする若手社員の仕事観に共感が集まる。

チームリーダーがインタビューを通して、自身の経歴や入社経緯、職場環境の魅力を発信している記事もエンゲージメントを獲得。


②経営層へのインタビュー
複数の企業や業界、組織規模を経験している取締役の過去の失敗談や、キャリアにおける価値観の変化、現職の魅力を発信している記事がエンゲージメントを獲得。

人事発表の背景や狙いにまつわる経営発信がエンゲージメント。
特にスタートアップやベンチャーの人事から、年功序列を払拭する人事制度の発表に対して多くの共感が集まっている。


③女性キャリア関連
性別や年齢などに関係なく「やりたいことにチャレンジ」する姿勢がエンゲージメント。

「ジェンダーギャップ」への向き合い方を赤裸々に語る記事が共感を集めている。

また「女性×エンジニア」関連の記事は1年程前からエンゲージメントを獲得しやすい傾向にある。


④学生 / 若年層のキャリア観
学生の「キャリア観」に関する調査データや、「キャリア選択」へのアドバイスに注目。正解・不正解の提示ではなく、キャリアへの向き合い方や考え方を伝えることに共感が集まる傾向に

特にSNS上のコミュニケーションや、ターゲットがZ世代の場合は、事柄や文脈(社会貢献、多様性、働き方など)を捉えた言葉選びが重要になります。

お知らせ

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『SNS上の口コミデータ起点で、 学生・求職者から注目されている最新の採用コンテンツ事例を紹介!』
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