2019.05.26.千葉幕張メッセ国際展示場9.10.11ホールBUCK-TICK『ロクスソルスの獣たち』
本日も私の趣味のお話でございます。
BUCK-TICKのライブへと行ってきました!
表現者として31年間デビューから変わらぬ5人のメンバーで、ロック界を走り続けるバンド。
常に新しい事へ挑戦し続けて私たちを驚かせてくれる
独特の世界観があり、Liveでは会場内をその世界へと引き込んで行く
『ようこそ、楽しんでいってください』
ひとりひとりに招待状を渡しているような、そんな感覚になります。
まるで、移動サーカスのような
どんなしかけがあるのかな?
次はどんなことをするの?次は?次は?
って子供心に戻ってワクワクするようなステージを毎回見せてもらっているなと。
初の幕張メッセ単独公演ということで、話題を呼んでましたね。
ギターの今井寿さんが、『ちょっとおもしろいことやるよ』と言ってたように
昔のLiveのイメージからは想像できないような
そんなことしちゃうんだ!と言うようなファンサービスがありました。
ジャニーズのコンサートやEXILEなどのLiveだと、お客さんの間を通ってステージまでいくパフォーマンスって珍しくないと思うんですが
あの、BUCK-TICKがやってしまうとは!
個人的意見ですが
映画プロモーションの来日みたいに、レッドカーペット歩いてるような感じでした。
セットリストは新旧織り交ぜての、懐かしいものから最新のものまで。
今話題にもなってる、日曜日午前9時から放送中のアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のエンディングRONDOや
Liveで披露するのは十数年ぶりではないかと思う(記憶違いでなければ)曲
アルバムMona Lisa OVERDRIVEから愛ノ歌、さらに極東I LOVE YOUより謝肉祭-カーニバル-…書き出したら止まらない(笑)
そして私個人では上記の曲は勿論
BRAN–NEW–LOVERが久しぶりに聞けて嬉しかった…。
そしてTwitterでも歓喜の声が上がっていたけれど、アコースティックギターでのアレンジ。
スズメバチの出だしがそれはもうめちゃくちゃにカッコよくて、これ初めて聴く人も思わずリズム刻んでしまう感じかと!
これは本当に、CDにして欲しいなと切にお願いしました心の中で(笑)
良い意味で予想外な新しいBUCK-TICK。
もうこれは会場の皆さん思い切り楽しんで笑顔だったと思います。
アコースティックギター…いいな。
ほんっと良いんです。
アンコール2では
さくらを披露。
演出で途中ピンクの紙の桜吹雪が会場内を舞って、桜吹雪の中BUCK-TICKが歌う姿を見るというとても幻想的で美しい瞬間でした。
この曲を聴いている途中でも、思わず涙ぐんでしまいましたが
終わった後、ボーカルの櫻井さんが
さくら、綺麗ですね。
と言った言葉がなんだかいろんな思いが詰まっているのではないかという気がして
涙が出てしまいました。
ほとんどMCをしないBUCK-TICK
今回私の耳に、心に残った言葉がいくつかあります
31周年…長かった
でも皆さんが喜んでくれるから
また良いものを作ろうかな、なんて気にもなります。
(観客が)後ろまでたくさん…
幸せ者ですね。
幸せに、幸せに、幸せに、生きてください。
こんな風に誰かのために、幸せを祈ってそして喜んでくれるからと曲を作ったり
ライブをしたりと
ファンは幸せ者だと、私たちが思いますね。
31年間、デビューから変わらずの5人のメンバーで自分たちを貫き
それが自然体にすっと、手に取るような感じでそこに在る。
常に新しいものを見せてくれながら駆け抜けていく
最高にカッコいい5人だと改めて感じたLiveでした!!
そして最後
しばらくは地下に篭って製作作業を…
皆さん、また会える日まで
と言っていた最後の最後、メンバーがステージを去った後に
こちらが告知されて会場内は拍手と歓声が!
本当にサプライズ上手!
毎年武道館での公演が恒例でしたが
老朽化により今年の9月から長期休館となるようで
令和元年新しい始まりの年末は、国立代々木競技場第一体育館ですね。
行って良かったです、久しぶりのLiveだったので尚更…。
香りもそうなんですけど、音楽って聴くとその時を思い出させませんか?
今回いろんな曲が演奏される中
懐かしい学生時代のことや
ファンクラブに入って、一人で都内でやっているLiveに見に行ったことや
留学して、
日本での楽しいことは全て置いてきて
その土地に馴染むことをしていた時のこと
戻ってきてからは社会に慣れるために(笑)、必死だったこと
でも、そんな時でも
BUCK-TICKのアルバム殺シノ調べに入ってる『スピード』が私のウォークマンからスマートフォンにいつもあったから
忘れることはなかったです。
それだけはずっと、消えることなく在った。
この曲に私が惹かれるのは
女の子 男の子 君には自由が似合う
蝶になれ花になれ
素敵だお前が宇宙
愛しいものを全て 胸に抱いて
君が宇宙
この歌詞です。
昔から、自由という言葉に惹かれていたんだな。
自由って、なんだろな?と東京で一人暮らしをしてからずっと考えて自分なりの答えを出してきたのかと思います。
私の誕生日に久しぶりに、Liveいこうと誘ってくれた友人のおかげで
また、好きな音楽を身近に感じて行こうって思いました。
この東京に居るのは、自分の『好き』に触れ合える距離に居られるからかな。
自分の自由に、好きに触れ合える。
それが自分の幸せにもなるからです。
表現者として、とても尊敬してます。
こんな風に尊敬する方々と作品を楽しんで残せるって
この上なく幸せですよね。
私もそうなろうと思いました。
そんな意味でも、行って良かったLiveでした!
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