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夜を超えて -ふたたび- その2

前回の続きです。


今夜の宿泊が確定した。朝から王子にいるならアソコにいかなければ!あと、今宵の為の買い出し。

アソコに行く途中は王子散歩。
ここは『名主の滝』

名前の由来は王子村の名主「畑野孫八」が江戸時代に開いたのが始まり。

王子近辺は武蔵野台地の突端に位置するため滝が多く、昔は七つの滝があり「王子七滝」と呼ばれていた。現存するのはこの公園の「名主の滝」のみだそうだ。
この「名主の滝」、都内でも有数の8メートルの落差を有する滝とのことだが、今ではポンプアップして流している状況なのだとか。
地表面をアスファルトで覆うなどの近代化の影響で、雨水の浸透量が減って涸渇してしまってのだろう。


お隣には王子稲荷神社の本社がある。

王子稲荷神社は、東国三十三国稲荷総司との伝承を持ち、民話『王子の狐火』や落語『王子の狐』でも有名とのこと。歌川広重が「名所江戸百景」で『王子稲荷』、『王子装束ゑの木大晦日の狐火』を描いている(Wikipedia参照)。


そこから足を伸ばした先にあるのは…… 

アスカルゴ!(画像は下記ホームページより抜粋)

アスカルゴは飛鳥山を登るためのモノレールで、無料で乗ることができる。が、それでも乗れなかったヤツがここに。営業時間外じゃあねぇ。

因みに飛鳥山は標高24.5mで、国土地理院の2万5千分の1地図に記載されている山として東京一低い山。

桜の名所となっているが、紙の博物館やら渋沢栄一の資料館やら色々見所がある。近くにはお札と切手の博物館も。あと、都電!


JR王子駅の近くには東武ストアがある。買い出しはここで。お店の前には都電を模した自動販売機も。
北区の逸品『亀の子たわし』とか北区の名物が自動販売機で買える。


ホテルに戻り、夕暮れ時のひと仕事。


今宵の夕食はこちら。
『ペヤングいか焼きそば』

もとネタはこちら。


寝る前にゆっくりと湯に浸かる。
東武ストアで買ってきた温泉の元『乳頭温泉』
東北新幹線に乗って現地に行ったつもりで、白濁した湯にうつつを抜かす。

二日目の夜が明ければ、またもや新幹線カーニバルの幕も開く。


朝食前のひと仕事終え、ふたたび日常へ帰っていった。少し遅刻気味で。

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