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バーおじさんの金言 Vol.3

職人とデザイナーは、それぞれ別の人が担当するべきだ。

1人が2役担当してしまうと、いつか必ず壁にぶつかってしまうだろう。

1日に与えられた時間は皆平等なのだから、どちらも極めるというのはとても難しい。なぜなら、職人とデザイナーは、両極の存在だからだ。

職人はひたすらデザイナーの理想を具現化できるように技術を向上させる。デザイナーは外に出て吸収し、新しいイメージを創造し続ける。
つまり、職人は内、デザイナーは外。両極というわけだ。

そして、お互いが「自分に出来ない事が出来る存在」であるため、ものづくりは職人とデザイナーがお互いにリスペクトし合うことが大前提だ。例えば、デザイナーが外で美しいものやことに出逢ったとしたら、その体験を魅力的に職人に伝えることが大切だ。

そうやってリスペクトし合うことで、美意識やクオリティの意思疎通ができるようになり、結果的に素晴らしいものづくりができる。

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