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共働き当たり前の香港が居心地良すぎ

2020年にもなり、色んな生き方が認められるようになりました。

私が子供を産んだ時、年配の方に「いつになったらちゃんと『お母さん』するの?」と聞かれたことがあります。行間を読んで理解すると(いつ専業主婦になるのか)という質問だったと思うけど今の私からはやっぱり考えられない発言です。

日本でも仕事と両立する人が増えてきましたが私が就職した当時はいわゆる腰掛け的な働き方の人も多く、日本の女性を取り巻く環境は本当に大変で(実は世界の女性も大変な中頑張ってるんですけどね)今でも途中で心折れてしまう人や仕方なくキャリアをあきらめる方も多いと思います。

キャリアは裏切らない

レディーガガの言葉を引用します。

「男性に従う道を選ぶ女性もいれば、夢に従う道を選ぶ女性もいる。どちらの道を進むべきか悩んでいる人は、覚えておいて。あなたのキャリアは、朝起きたらもうあなたのことを愛していないなんて言わないから

いかがですか?ちょっとドッキリしませんか?夫婦だって基本的に他人ですし、いつかギクシャクしてしまうこともあるかもしれません。そんな時に色んな選択肢があった方が絶対にいいと思ってます。

実は私も専業主婦になった時期が何度かあります。東京で子供を産んだので産休や育児休暇なども6か月から8か月ほど取ったと思います。その後復帰しても誰もサポートしてくれる親戚が身近におらずてんやわんやの子育てとの両立を23歳で試みたのですが、疲れてしまって一度退職したことがあります。結局自分が買いたいものをパートナーに聞かなきゃいけないとか、子供の人生の選択肢が狭まるなど、考えてみたら自分が稼ぐことでたくさんあったはずの選択肢が急になくなってしまってとても不安になりました。紆余曲折あるのですがともかく1か月も専業主婦は続かずに元の職場に戻ることができて今に至ります。

自分の人生は自分で切り開く

その時感じたのは人生でお金に関して人のせいにしたくないってことです。旦那さんの稼ぎで自分の人生が左右されたり、子供にやらせたいことを左右されるのは本当に苦痛なんだなって思ったんです。

自分で稼ぐなら納得して自分なりのレベルが保てるだろうなって思ったので自分のお金は自分で稼ごうと思いました。

だからよく聞く「旦那さんに買ってもらいました!」っていうプレゼントはなんとなく違うかなって思ってます。それよりも自分で稼いで自分へのプレゼントがよっぽど貴重ですごくてカッコいいなって思ってしまう自分がいます。もちろんプレゼントしてくれるようなパートナーがいる方は素晴らしいと思うけれど。(そして羨ましい~)

ゆっくり着実に

キャリアを貫くとか、アラフォーキャリアってどんなに偉いんじゃ、と言われるかもしれませんが、全然偉くないです。理想を言えば、のらりくらり、自分の生活を楽しみながらゆったり続けられる仕事が最高です。

私もそれに気づくまでは行き急いでいたかもしれませんが、30歳くらいでちょっと違うことに気づきました。そして気づいてよかった。そして香港では皆共働きですから、「お母さん」をする人はかなり珍しく、大学まで出てなぜ?という反応です。基本的に先進国ではやはり大学まで出ている女性は仕事を持っている方が多めです。選択肢があるのなら、ぜひ社会に出てほしい。そして自分のためにお金や時間を使ってみませんか?

子育てが本当に大変なのは一時的です。そして稼いだお金で家事代行にお願いしたって普通な世の中です。パートナーにも学んでもらってぜひ子育てはパートナーと平等な関係でやってみてほしいです。

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