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ナナイファルン
2022年8月20日 11:18
木簡の史料的特質『岩波講座日本歴史21巻』14~15ページ同時代の第一次史料である。考古遺物の年代観に絶対年代を与え得る。また、古代における漢字文化の受容・変遷の実像が直接反映している。日常的史料である。正史と異なり、六位以下の下級官人たちの情報も多く、彼らの実態がわかる。平城宮での毎日の食事の実態が伺える。地方的史料でもある。人や物の動き、地方の地名・人名・産物の実態を物語る。
2022年8月20日 10:29
参考文献:榎本渉「宋元交替と日本」『岩波講座日本歴史』中世2、2014年【特徴】貿易の盛行とその国内経済・文化への直接的影響平安期の大概興隆は海商や入宋僧だが、当局の管理下に置かれていた。→12世紀後半から13世紀前半にかけて、博多の宋人社会や周辺部での生活文化が全国的に受容されるようになる。鎌倉時代には、各分野で「宋風」が顕著(あくまでも日本文化)。平氏の貿易関与は院近臣の立場で