【過去記事】2013/12/13 サンリオ

学内でサンリオの常務取締役の話が聞けるとのことで、講堂へ行ってきた。

サンリオという会社には昔から関心があった。
・一代で絶大なブランドを築いた
・独特の世界体系を構築している
・社風に関して色々な変わった噂がある
・社員は変わった経歴の人が多い


講演者の鳩山玲人という人がここ数年のサンリオの世界進出の仕掛人であった。

鳩山さんはもとからサンリオにいたわけではなく2008年にサンリオの副社長に誘われて米国法人のCOOになったのであった。

商社マンっぽく話が上手かったし、相手を話に集中させることが上手かった。
「景品」を使うのである。会社の概要をさっと説明した後は、すぐにクイズに移る。
「キティちゃんのフルネームは何んでしょう?」「キティちゃんの住んでいる場所は?」や「女児玩具の市場規模は?」など。そして誰かが答えるたびにサンリオのグッズをプレゼントする。それはちょっとしたものなのだが、やはり嬉しい。何か聴衆が反応すると、景品を渡す。これで質問や発言が活発になり、会場は盛り上がった。


サンリオの理念は素晴らしい

『Small Gift Big Smile
ほんの小さな贈り物が大きな友情を育てます

毎日を幸せな気持ちで生きていきたい・・・
それは、私たち人間の心からの願いです。
       
〜(略)〜

悲しいとき、苦しいとき、楽しいとき・・・どんなときも、心から話し合えるひとがいる幸せを、一人でも多くのひとに感じてもらいたい。
そう願って、私たちは事業に取り組んでいます。』


サンリオには変わったところが色々ある。

各社員の誕生日には部署ごとにグリーティング・カードに寄せ書きをして贈り、特に社長の誕生日には社員全員の寄せ書きや各々の手作りの品が贈られたり。

文房具やコップなどの備品はすべて自社製品。

巨大なぬいぐるみで一杯になった部屋がいくつもある?

各部屋にはそれぞれ「妖精の部屋」みたいな名前がついている?


ディズニーランドに何度も何度も通う人がしだいに、頭の中をディズニー・ワールド一色にしていくように、サンリオの商品企画室で働いたりして、
頭の中をファンシーで一杯にして、その世界で生きていける人は幸せだと思う。

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