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ジョジョランズ第12話の感想

 まずはチャーミングマンというネーミングセンスの凄まじさに触れさせてください。ジョジョランズのネーミングセンスは本当にすごい。ウサギ・アロハオエとTHE MATTEKUDASAIの時点ですごいなと思っていたけどまだ出てくるとは思わなかった。すごい。今の荒木飛呂彦のネーミングセンスは冴え渡りすぎている。御年63歳にして鋭く、鋭く、研ぎ澄まされている。そしてこれからも連載を続けてゆくほどさらに鋭利になっていくとしたら怖い。一体どうなってしまうんだ。

 本編の内容はというとようやく校長のところに戻ってきてくれたからよかったなという感じだった。第1話の感じからして最初のミッションはけっこうすぐに終わって早いうちに校長のところに戻って次のミッションを受けて・・・みたいになるかと思ってたけどここまで来るのに1年かかったよ。(正直この展開の遅さは連載を追ってて辛いところではあるんだけど、俺は荒木飛呂彦の漫画に最前列で食らいついていくことを決めてるから・・・)

 チャーミングマンの過去は今のところどう解釈していいのかわかんないなと思った。とりあえずフアラライ山(の一部)は壁の目みたいな特別な土地だと思っとけばいいか。(溶岩チューブの孔が空いた地形が壁の目っぽかったし)あと今回の話を見る限りではチャーミングマンの皮膚がザラついてるのは単なる体質でしかなさそうで、え、こいつ溶岩について深く知る岩人間とかじゃないのかよっていうのも思った。露伴を見張ってた理由も溶岩について詳しく知りたかったからとかで、なんかこう、思ったより『知ってる』ヤツじゃなかったのはちょっと肩透かし感あったかな。でも溶岩について校長の知るところにもなって、次からどう転がっていくんだろうっていう期待感があったのでよかったです。ジョジョランズ、期待感だけはずっとある。

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