二十歳を超えるまで恋人いない歴=年齢だった人間の恋愛観の変化
つい最近まで退職やら転職のお話を綴ってきていましたが、ジャンルをガラッと変えて。
私自身、自分の中でたくさんの価値観や考え方があって発信してみたいなあと思ってたのですが、その中でも今回は恋愛観を取り上げてみようと思います。(写真はコナン展にて撮ったものです)
個人的にずっと語ってみたかったお話なので、興味のある方は暇つぶしがてら読んでいただけると喜びます。
過去の恋愛遍歴
お前の恋愛遍歴なんか誰が興味あるねん と思う方もいるとは思いますが、恋愛観を話す上で多少は関係あると思うので手短に……
・小学校低学年の頃から中学生の頃まで同じ人のことが気になっていた(我ながら結構一途で面白い)
→高校が違うかったので、会う機会もなく自然に気持ちも薄れていった
・高校生の頃、いい感じの人はいたが全てデート止まりだったため付き合うまでに至ったことがなかった
・二十歳を超えて人生初の恋人ができる
・現在付き合ってから2年未満だが、友達期間が長く、知り合ってからは4年弱経つ
こんな感じです。
正直、恋人が出来るまでは
『永遠の非リア!』『彼氏いない歴=年齢だけど楽しく生きてまーす☆ ぼっち最高』『デート止まりの残念な女』
というキャラでした。悲しい。
でも、そういう自分も割と好きでした。
だって確実に今より戦闘力が高かったもん(笑)
恋人と共に過ごすことで甘やかしていただき、大変弱くなりました。幸せですけどね。
失礼しました。
ではここから本題に入っていきます。
友達としての好きと恋愛としての好き
高校二年生の頃に好きな人がいました。
それこそほぼ毎日LINEで1-2通ではあるけど連絡を取りあって、クラスが同じだったので学校で話して……
席替えで近くだったり遠くだったりで一喜一憂したりして。(今思えば可愛いし青春ですね)
それこそ最初は友達感覚だったのかもしれません。
でも話す度に、間違いなく徐々に友達でない好きって感覚になっていったと思います。
友達にもたくさん恋愛相談を聞いてもらって、『それはさすがに脈あるやろ~』『それはさすがに付き合えるやろ』って言われるくらいには仲がいいつもりでした。
だって、お互いの好きなアーティストが出るから誘ったとはいえ、一緒にイベントに行ったんですよ!しかも二日間通しで!
朝の早い時間から晩までずっと一緒ですよ。
行ける!って決まった時は恋愛相談に乗ってくれていた友達とめっちゃ騒いでましたね。
でも、このイベント帰りに告白する勇気はなくって、年末だったので年が明ける前に勇気を出して告白したんです。忙しいやろうなと思って通話を誘うことも出来ず、LINEででしたが。
この時に言えなかった後悔を残して年を越したくなかったので、文字なのは良くないなとは思いましたがどうしても伝えたくて伝えました。
しかしながら返答は『ごめんなさい』でした。
※まあよく考えてみれば、相手がもし私のことを好きやったらイベント帰りにでも告ってくれそうなものよなって気づきましたが……かなり時が経ってから(笑)
ただ本当にいい人ではあったので、ド年末で恐らく出先だったのにも関わらず、めっちゃ長文で丁寧に返事をしてくれました。うーん、誠実なのはいいけど優しさは時に人を傷つけるんだゾ!☆
大まかな内容としては
・恋愛対象としては見れない
・友達としてこれからも仲良くして欲しいし、いつも通り接して欲しい
・話しかけたいし、話しかけて欲しい
というものでした。
は?!まじで?!!どういうこと?!!
と思わざるを得なかったです。
しばらくこの事態を受け入れることが出来ませんでした。好きなのに付き合えないって、何?と。
この時に学びました。
友達として仲良くなりすぎてしまったが故に恋愛対象として見られていなかった
私は好きな人に対して、LINEの文面とかお出かけの誘い方に関しては多少取り繕うというか、慎重になっていた部分はありました。しかし、実際に話す時に『めっちゃ素』でした。だって、その状態で仲良くなりたいし、元々猫を被るタイプでもなかったので……
恐らく、このようなスタンスが相手にとって『僕は友達なのか?』『仲良い友達って感じ』と思わせてしまう要因だったのかなあというふうに思います。
結局、この高校時代の好きな人とは卒業するまで学校で会ったら話す間柄でした。まじでよく話しかけられてました。だから、なんやねん、この人私のことを振ったくせしてめっちゃ好きやんって思ってました(笑)
こういうことがあったので、
友達として仲良くなってから恋愛関係に発展することって難しいのか?もしかして少数派なのか?
と考えるようになります。
もし仲良くなっても、また恋愛対象として見られないって振られるだけだろうから、簡単に人のことを好きになっちゃいけないなあって思いました。
デミロマンティックという言葉があるらしい
突然ですが、皆さん。デミロマンティック という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
一時Twitterでバズっていた気もするので、意味は知らなくともワードだけでも見たことがある!って方もいるかもしれません。
私は初めてこのワードを見た時、自分の中でかなりの衝撃が走りました。
そして、友達として信頼関係を築いた上でようやく恋愛感情を抱く というこの感覚に名前があることに驚き、また嬉しさも感じました。
誰しもが人生の中で一度は
『かっこいい人に話しかけられた!付き合いたいかも!』
『一目惚れしてしまった~……付き合いたいかも』
『あの子可愛いよなー、ワンチャンありかも』
という話は聞いたことがあると思います。更に、フィクションでもよく見る展開です。しかしながら、正直なところ全く理解が出来なかったのです。
だって、内面もあんまり知らん人に対して付き合いたいって感情にならんもん^_^
でも、これってデミロマンティックって言葉で全て片付けられるんです。
そして名前がついているということは、他にもこういった恋愛観の人間がたくさんいるんだということだと思うので、非常に嬉しさを感じました。
恋人ができる前とできた後
恋愛遍歴でも軽く触れましたが、私には現在お付き合いさせていただいている恋人がいますが、その方と付き合うまでは恋愛経験がデート止まり、ほぼ0の状態でした。
その為、恋人ができるまでの私は非常にドライでした。
友人の恋バナを聞いてお腹いっぱいだったし、愚痴を聞いている時には、そんな辛いしんどい思いするくらいなら一人の方が楽やし、恋人とかいるの?と思ってました(笑)
しかしながら、恋人がいる今。
本当に まじで めっちゃ幸せです!!
恋人がいなかったらあの辛い社会人生活を確実に乗り越えられてませんでした。
ちなみにこれだけ考え方が変わります↓
恋人ができる前
・おはよう、おやすみってLINE送るのだるくない?
・わざわざどこ行くか報告する必要ある?
・別に毎日会わんくてもいいし、1ヶ月とか会わんくてもいける気がする。なんなら遠距離もいけるかも
・寂しいとか思ったことない
恋人ができた後
・おはよう、おやすみってLINEはたまに送り忘れることがあれどルーティーン化
・何するか報告されたら安心できるし、なんなら旅行先から写真を送ってきてくれたら可愛いなと思う
・週五で共に通勤+予定が空いていれば土日のどちらかでデート をしていたけど何も苦じゃなかったし、会えるのは幸せな時間だと感じる
・仕事を辞めてしまった今、会える頻度が減ってしまい寂しい
信じられない。
恋人がいる前の私が今の私を見たら恐らくひっくり返ると思います。
自分で言うのもなんですが、それだけいい人と付き合えているし、いいお付き合いができているのかなあと感じます。
そして、これは恋愛に限らず言えることなのですが、実際に経験をしないと何が良くて何が悪いのか分からないです。
友人から恋愛相談をされた際に、恋愛経験がないからこそできたアドバイスはもちろんたくさんあったと思います。(実際友人からも経験がないからこそどう思うか聞きたいと言われることもありました)
しかし、今になって思います。
恋愛経験がなかったからこそできたアドバイスは、実際恋愛を経験し始めるとあまり参考にならないなあ と。
最後に
今回は恋愛観についてのお話をさせていただきました。
高校時代に一度振られてから本当に恋愛不信だったので、現在お付き合いさせていただいている恋人に出会うまでは恋人のいる自分なんて想像もしたことがなかったし、生涯独り身で結婚とかも全く無縁なんだろうなあと思っていました。
人生何があるか分からないもんです。
今のところは大きな喧嘩もなく仲良くしていますが、今後何があるかはわからないですしね……怖い怖い。
最後まで読んでくださった方はありがとうございました。
追記:続編のようなものを更新したので暇な方は是非⬇️
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