うわーっ!

やだやだやだやだ! うわーっ!! うわーっ、もう! やだーっ!!!

と、なる日がある。結構な頻度で来る。

だいたいはその日の自分の許容量を超えてカフェイン(コーヒー)を摂取した日で、うわー! となる以外にも手足の先が冷えたり耳鳴りがしたり頭がビリビリしたり四肢が小さく痺れたりするのでそれとわかる。

やだーっ! ばかり頭を駆け巡るのは構わないのだが、気が散って仕方なく何もできなくなってしまって困る。読書はおろかソシャゲもできない。音楽も聴いていられない。眠ろうとじっとしてもいられなければ、歩くのもなんだか違う。走るのはもっと違うし、かといって手先を動かすのもすぐに飽きる。

おかしくないか……? 勝手だが、世の大人にはカフェインを摂って集中力を高めて頭脳労働をしている人が多いイメージがあった。

そんなことはできぬ。
な〜んにもできぬでございます。

ど、なに、どういうバグなんでしょう。自分にコーヒーが合っていなくてこうなるのかしら。それなら良いのだけど、恐ろしい仮説もある。

私がうわーっ! となってしまうくらいの興奮剤を摂取しないと頭脳労働に従事できないほど、世の大人たちが疲れているのではないか。

恐ろしいね…… コーヒーの香りが大好きだから体に合わないというのは悲しいけれど、どちらかと言うなら前者であってほしいよ。

主な時間の過ごし方が労働従事になったとき、うわーっ! とならずにコーヒーがたくさん飲めるように、ならないことを祈っている。

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