自分のための備忘録「ただ生きていればそれでいい」

今日はただでさえ忙しく、関わる人達から「お前が悪い」「お前のせいで迷惑を被っている」と思われている気がして、相手を諌める目的で謝り続けた日だった。

自分にはよく起こる感情ではあったが、いつにも増してイライラと疲れが深く残った。誰かに話したかったけれど、話せる人もいなかった。ずっとこんな辛い思いをし続けるなら、いなくなった方がいいのではと感じた。

その夜。家族からも同じように思われているように感じ、2歳の子供に出まかせに言った。「私がいなくなった方がいいんでしょ」

こんなに泣かれると思わなかった。何てことを言ってしまったんだろうと我に帰り、自分も涙が止まらなくなった。

子供を寝かした後、「自分が悪い」と感じる思考について色々と調べた。とある記事に行きつき、思い出した。自分が幼い時から母に何度も言われた言葉、「私の育て方がいけなかったんでしょ」

思い出した時、何というか、心がきゅうっとなった。自分で自分をぎゅっとしたい気持ちになって、そうしたら何だか落ち着いた。

ただ楽しく元気に生きていればいい、私は母からそう思っていて欲しかったんだな。私は大切に育ててもらったし、母が自分を好いていないとは全く思わないけれど、ただどんな自分でも好きでいてくれるってずっとずっと思いたかったんだな。

「出来損ない」と言われているように捉え、「私はできないやつなんだ」「できていないとダメなんだ」が定着してしまったんだ。だから私は自分ができないことは親に相談できなかったし、できているように取り繕っていた。できない自分は受け入れられない、好いてもらえないと思っていた。大人になっても完璧かどうかやレベルばかり気にするようになっていた。出来不出来を気にせずに好きなことを見つけ楽しむ人に憧れた。

同時に気付いたのは、自分も同じように「私の育て方のせいだ」を発していたこと。直接的にではないものの、きっと耳には入っている。まだまだ大人の話は理解していないと思っていたけれど、ニュアンスは伝わっていたかもしれない。

子供に同じ思いはさせない。子供のためにも、自分のためにも。もし子供が自分の言葉で苦しんでいたなんて知ったら、そんな辛いことはない。

この気付きを忘れないために、自分のための備忘録。ただ生きていればそれでいい。(もちろん悪事を働いて迷惑をかけることはNGですが)

ちなみに、母とは仲も良く大好き。会った時に聞きたいな、と思っていたことを、コロナ禍で中々会えないので電話で聞こうかな。年甲斐もないけれど。

「私のこと好き?」

#日々の気付き

#備忘録

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