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3人組はハイリスクハイリターン

人間関係を築いていく中で必ずぶつかる壁である3人組問題。
どうしても2対1になりやすいので仕方ないのですが、3人で仲良くできるとものすごく楽しいので、ハイリスクハイリターンだなと感じています。

まず、なぜ2対1になりやすいか、というと、気遣える人とそうでない人に別れてしまうからです。
これは、1が気遣える人で、2がそうでない人たちのパターンだけでなく、2が気遣える人たちで、1がそうでない人のパターンがあります。

前述した方は、いわゆる3人組問題の筆頭になる関係性です。
孤立することのつらさが分かるからこそ気を遣える人は残りの2人に舐められてハブられがちです。道が狭かったら後ろに下がってくれる人の優しさは正しい。正しいのは間違いなく1人の方ですが、3人だけの世界ではどうしても多数派の横暴が認められてしまいます。
ですから、そういう場所で生活している人はいち早く救われてほしいと感じています。でも居場所を変えることってなかなかハードルが高いですよね。
ただ、他の2人にはない優しさを持っているあなたならどこでも輝けると思います。綺麗事だし、他人事ですが、応援しています。

後述した方は、さっきよりはるかにいいように見えますが、実はそうでもなく、2人は正しいのに1人に振り回されることになるのでさらに厄介なパターンです。気遣いができる人というのは良くも悪くも優しいので、こちらが正しいと分かっていても相手が傷ついてしまうんじゃないか?と考えてしまい、指摘できないままダラダラと関係が続いてしまいます。そして、こっちが我慢する方が楽!と考えてしまいがちなので、結局自分たちが苦労することに繋がってしまうパターンに陥ってしまいます。しかも、対策として2人で同盟を組んで距離をとったところで向こうは気遣いの心がない、つまり空気を読めないのでまだ関わろうとしてきたりします。もうどうしようもありません。
もし今まさにこうなっている、という方がいらっしゃいましたら、心中お察しするとともに、いち早く平和な生活を送れることを願うばかりです。仲間であるもう一人と強く生きてください。ちなみに私もこの立場で1年間を過ごし、青春と呼ばれる日々を踏みにじられました。後悔しないように毎日を過ごしてください。

じゃあ、どうしたら3人組で楽しく過ごすことができるのかといいますと、気遣いできる3人で集まる、もしくはそうでない3人で集まるしかありません。
私は前者の方でなかなか会えなくなった今も連絡を取り合い、たまに遊びに行く関係値を築くことができています。同じ属性の人間しかいないのですごく楽だし、親しいからこそ礼儀を大切に過ごせるのでとても楽しいです。
そうでない人たちはそうでない人たち同士で集まってほしいものですね。日頃からそう願っていますが、なかなか叶うことはありません。

こう書いてみた今、改めて3人で仲良くすることの難しさを実感しています。ただ、素敵な人たちと巡り合うことができれば本当にかけがえのない関係になるので、3という数字を避け続けるのはもったいないような気もします。人生において人間関係での悩みはつきものですが、皆さんの悩みが少しでも晴れたら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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