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ウクライナの戦況とプーチンの暴走

ウクライナ情勢は戦闘が収束しロシア軍の圧勝で終わるとおもいきや、意外にもロシア軍が苦戦を強いられている。兵力差は明らかでロシア軍が圧倒的に勝てる状況なのだが、キエフとドンバス地域では両軍が拮抗した状況にあり、どう転ぶか全くわからない状況だ。ロシア軍の思惑としては電撃戦を仕掛けて数日でウクライナを降伏させる狙いがあった。しかしウクライナ軍の予想以上の善戦が続いており、プーチンは発狂し始めているのである。そしてNATOやアメリカがウクライナに武器を流し始めたことにより、地上戦では対戦車ミサイル「ジャベリン」が大活躍しているようだ。ジャベリンは戦車の装甲を貫通できるミサイルで兵士1人で持ち運べる。誘導ミサイルであるため精度は94%を誇り、玉の補充も10‐20秒程度でできるという。制空権はロシアに握られたものの、地上戦ではウクライナが善戦できている。

開戦の目的はウクライナ在住ロシア人の保護

プーチンの開戦の口実としては「ウクライナのロシア人が虐殺されている」。これを口実として攻撃を始めたのだが、キエフまで侵攻し、現政権の打倒を目的にしていることも明らかになっている。さらに作戦がうまくいかないことから、ウクライナ市民を虐殺している。病院や高層マンションを攻撃していることから世界の反感を買っている。そしていよいよ気が狂ったのか、プーチンはウクライナにクーデターを起こすように促し始めている。ここまで来ると正気かどうかを疑わざるを得ない。

ロシアで広がる反戦デモと出兵拒否

どうやら今回の侵略はプーチンの狂乱と一部軍部の暴走によっておこったものにも見える。ロシア国内では反侵略デモが各地で展開。地元当局によって武力鎮圧を受けている。さらにロシアの有名スポーツ選手も次々に反戦を訴えた。そしてさらにロシアのベルゴロドでは暴動が起こり、出兵を拒否する兵士が多数出ている。世界を敵に回し、国内からも反感を買う軍部とプーチンは明らかに追い詰められている。そもそもロシアとウクライナは民族も同じ兄弟のようなものだ。ロシア人がウクライナに家族を持っていたり、その逆もある。そのような背景もありロシア軍の士気もとても低い。そもそも「当初は国境付近の軍事演習と聞いていた」というのだ。国を守るために必死なウクライナ人とは士気の高さが全く違う。

ロシアが地球上から消える可能性

このような暴挙が起こっている以上、プーチンとその側近の公開処刑でもしないとロシア制裁は止まらないだろう。すでにSWIFTから排除が決定的で、中期、長期的に見ればロシア経済は壊滅的な打撃を受けることになる。このような事態になっている以上、ロシアの没落はすでに確定といってもよい。最悪の場合はロシアが分割されることもありえる。一つだけ懸念事項があるとすれば、発狂しているプーチンが核攻撃をする可能性だ。これをもし行えば報復攻撃で核爆弾を撃ち込まれ、ロシアは地球上から消えてなくなるだろう。



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