見出し画像

クボタメガネ いよいよ日本で販売

窪田製薬ホールディングスは8月1日、特殊な光を網膜に当てて近視を矯正する「Kubota Glass」(クボタグラス)を日本国内で販売すると発表しておりすでに売られている。価格は77万円で、眼科や眼鏡店4施設で販売する。高額商品であることから先着20台限定で「全額保証キャンペーン」(8月1日~9月15日)も実施。世界で進む近視に対する治療として期待が集まる。同社は6歳以上の小学生から、PCでのデスクワークが多いビジネスパーソンなどの利用を想定している。年を取った高齢者になるとあまり効果が期待できないらしい。すでに米国では6月に、ニューヨーク州でテスト販売を始めた。価格は5200ドルだという。まずは様子見を見てから、買うかどうかを検討したほうがいいかもしれない。かけているだけで視力を回復させるとはいうものの、懐疑的な意見も多い。

軸性近視に効果はあるのか?

軸性近視とは眼軸が普通より長い場合をいう。眼軸の長さが長すぎると、遠くを見たときに水晶体を十分薄くしても、網膜上でピントが合わなくなる。このような場合にこのメガネが本当に有効なのかを疑問視する声も多い。屈折性近視であれば、視力回復センターなどで訓練をすれば回復することが実証されているものの、軸性近視の場合は治療方法がなく、レーシックやメガネ、コンタクトレンズを装着するしかないのが現状だ。

世界の半数が近視になる社会

WHOは警鐘を鳴らしている。現代人はスマホやPCを長時間見る癖がついており、近視になってしまう人が激増。2050年には世界の半分が近視になるらしい。失明リスクのある強度近視は全世界人口の約1割にあたる9億3800万人になることが推定されている。これを書いている筆者もプログラマーをしていた背景もあり、裸眼視力はたった0.05の近眼。失明するリスクが高まるため、近視の解決手段はほしいところだ。

近視は失明のリスクが高まる

近視が進行し続けると、網膜や脈絡膜へ負荷がかかり「強度近視」になる。強度近視は、成人の視力障害・失明の原因疾患として上位にあがる疾患で失明する可能性が高まる。禁止が進行している人は緑内障や白内障の疾患率が急激に上がる。これらの病気が原因となり、失明してしまう可能性があるのだ。近眼の人は不安であれば眼科へ行ってみるのも良い。視力、眼圧や眼底を測定してもらおう。これらの検査は人間ドックでもうけられる。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?