腸の健康と疾患における超加工食品と食品添加物

2024年2月24日 11:51

画像は消化管内の正常な宿主-微生物相互作用と、乳化剤、人工甘味料、食品着色料、ナノ粒子などの食品添加物がそれにどのように影響を与えるかを示している図です。左から順に、正常な腸内細菌叢の相互作用、乳化剤の影響、人工甘味料の影響、食品着色料の影響、そしてナノ粒子の影響が描かれています。各列では、これらの添加物が腸の粘膜層の厚さ、上皮細胞の状態、免疫応答（特に炎症関連シグナル伝達経路）にどのように影響を及ぼすかが示されています。

正常な腸内細菌叢では、健康な粘膜層、強固なタイトジャンクション、そして抗炎症性の微生物があります。
乳化剤の存在では、粘膜層が薄くなり、Toll様受容体（TLR）の活性化とNF-κB経路を介した炎症反応が起こり、炎症性サイトカイン（TNF、IL-6）の産生が示されています。
人工甘味料を摂取すると、腸内細菌の多様性が減少し、TLR5とMyD88を介したNF-κB経路が活性化し、炎症反応を引き起こします。
食品着色料は、微生物叢の変化を引き起こし、赤血球凝集素-ナトリウム（ANSa-Na）が示されています。
ナノ粒子は、炎症反応を強め、インフラマソームの活性化を示し、炎症性サイトカインの産生を促進します。

この図は、食品添加物が腸内環境に与える潜在的な影響に関する研究や理解を示しており、特にこれらが炎症や免疫反応にどのように関与するかを示しています。

本文へスキップ
ネイチャーレビュー消化器病学・肝臓病学
検索
ログイン
コンテンツ
ネイチャーレビューについて
掲載
レビュー記事
レビュー記事
出版：2024年2月22日
腸の健康と疾患における超加工食品と食品添加物

https://www.nature.com/articles/s41575-024-00893-5?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

Kevin Whelan, Aaron S. Bancil, ...Benoit Chassaing 著者を表示する
ネイチャーレビュー消化器病学＆肝臓学（2024）この記事を引用する

47 Altmetric

指標詳細

概要
超加工食品（UPFs）や食品添加物は、現代人の食生活のいたるところに存在する構成要素となっている。UPFsを多く含む食事と、炎症性腸疾患、大腸がん、過敏性腸症候群などの腸疾患との関連を示す証拠が増えつつある。食品添加物は多くのUPFに添加されており、それ自体が腸の健康に影響を与えることが示されている。例えば、乳化剤、甘味料、着色料、微粒子やナノ粒子の中には、腸内細菌叢、腸管透過性、腸炎など、さまざまな結果に影響を及ぼすものがあるという証拠がある。大まかに言えば、UPFの腸疾患への影響に関する証拠は観察疫学研究から得られているが、対照的に食品添加物の影響に関する証拠は、主に試験管内または動物モデルで実施された前臨床研究から得られている。ヒトを対象とした介入研究において、UPFや食品添加物が腸の健康や疾病に及ぼす影響を調べた研究はほとんどない。したがって、本稿の目的は、UPFと食品添加物が腸の健康と疾患に及ぼす影響に関するエビデンスを批判的にレビューし、これらの知見の臨床応用について議論することである。

要点
超加工食品（UPF）は食物連鎖の中で広く消費されており、疫学調査では炎症性腸疾患、大腸がん、そしておそらく過敏性腸症候群を含む腸疾患のリスク増加が示されている。

食品加工が疾病リスクに及ぼす因果関係を特定するのは困難である。というのも、エビデンスは多数あるものの、そのほとんどが観察コホートや症例対照研究によるものであり、その多くはUPF暴露を測定するために検証されていない食事法を用いており、これらの疾病の既知の食事リスク因子で調整されたものはほとんどないからである。

乳化剤、甘味料、着色料、微粒子やナノ粒子など、UPFに一般的に添加されている食品添加物は、マイクロバイオーム、腸透過性、腸炎など、腸に影響を及ぼすことが前臨床試験で示されている。

ランダム化比較試験では、UPFの摂取によってエネルギー摂取量と体重が増加することが示されたが、UPFやその制限が腸の健康や疾病に及ぼす影響については、まだ研究されていない。

食品添加物の食事制限が腸疾患のリスクや管理に及ぼす影響を調べた研究はほとんどない。

これは購読コンテンツのプレビューです。

アクセス方法
所属機関を通じてアクセス
Natureおよびその他54誌のNature Portfolioジャーナルへのアクセス

Nature+、お得なオンラインアクセス購読

24,99ユーロ/30日間

いつでもキャンセル可能

詳細はこちら
日本のお客様向け購読情報

日本のお客様専用のウェブサイトをご用意しております。本誌の購読をご希望の方は、natureasia.comにアクセスしてください。

natureasia.comへ
この記事をレンタルまたは購入する

料金は記事の種類によって異なります。

1.95ドル

から$39.95まで

詳細はこちら
価格には現地税が加算される場合があります。

その他のアクセスオプション
ログイン
機関購読について
FAQを読む
カスタマーサポート
参考文献
Baker, P. et al. 超加工食品と栄養の変遷：世界的、地域的、国家的傾向、食品システムの変容、政治経済的推進力。Obes. Rev. 21, e13126 (2020).

論文

PubMed

グーグル奨学金

加工食品の分類：概念化と課題。Trends Food Sci. Technol. 112, 149-162 (2021).

論文

CAS

Google Scholar

Monteiro, C. A., Cannon, G., Lawrence, M., Costa Louzada, M.L. & Pereira Machado, P. Ultra-Processed Foods, Diet Quality, and Health Using the NOVA Classification System（FAO, 2019）。

Marino, M. et al. 超加工食品の世界的消費に関する系統的レビュー：所見と批判。Nutrients 13, 2778 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

グーグル奨学金

Bonaccio、M.ら、Moli-Sani研究において、超加工食品の摂取は全死因死亡および心血管死亡のリスク増加と関連している。Am. Am. Clin. Nutr. 113, 446-455 (2021)。

論文

パブコメ

Google Scholar

グプタ、S.ら：参加者の人口統計学、食事の質および食事コストによる超加工食品からのエネルギー割合の特徴：シアトル肥満研究（SOS）IIIからの知見。Br. J. Nutr. 126、773-781（2021）。

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

Moubarac, J. C. et al.加工食品および超加工食品：1938年から2011年までのカナダにおける消費動向。Can. J. Diet. Pract. Res. 75, 15-21 (2014).

記事

PubMed

グーグル奨学生

Juul, F. & Hemmingsson, E. 1960年から2010年までのスウェーデンにおける超加工食品の消費と肥満の傾向。公衆衛生栄養 18, 3096-3107 (2015).

論文

PubMed

パブメドセントラル

グーグル奨学金

Wang,L.ら、2-19歳の米国青少年における超加工食品の消費傾向、1999-2018年。JAMA 326, 519-530 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

フランスの中年成人における超加工食品摂取と死亡リスクとの関連。JAMA Intern. Med. 179, 490-498 (2019).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Ruggiero, E. et al. イタリア栄養・健康調査（INHES）コホート研究によるイタリアの小児、青年、成人における超加工食品消費とその相関。公衆衛生栄養24、6258-6271（2021）。

記事

PubMed

グーグル奨学金

Marron-Ponce, J. A., Flores, M., Cediel, G., Monteiro, C. A. & Batis, C. メキシコにおける超加工食品の消費量と慢性非感染性疾患に関連する栄養素の摂取量との関連。J. Acad. 栄養学。Diet. 119, 1852-1865 (2019).

論文

PubMed

グーグルスカラー

Martini, D., Godos, J., Bonaccio, M., Vitaglione, P. & Grosso, G. Ultra-processed foods and nutritional dietary profile: a meta-analysis of nationally representative samples. 栄養素13、3390（2021）。

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

グリフィン、J.、Albaloul、A.、Kopytek、A.、エリオット、P.＆フロスト、G.超加工食品摂取の心代謝リスクへの影響は食事の質によって媒介される：横断的研究。BMJ Nutr. Prev. Health 4, 174-180 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

ペスコ・ベジタリアン、ベジタリアン、ビーガンによる超加工食品の摂取：期間および食事開始年齢との関連。J. Nutr. 151, 120-131 (2021).

論文

PubMed

Google Scholar

ジュリア、C.ら：全体的な食事の質に対する食品の超加工と栄養の質のそれぞれの貢献：NutriNet-Santé研究の結果。Eur. J. Nutr. 62, 157-164 (2023).

論文

PubMed

Google Scholar

Dicken, S. J. & Batterham, R. L. 超加工食品摂取と肥満および健康関連アウトカムとの関連を媒介する食事の質の役割：前向きコホート研究のレビュー。栄養素14、23（2021）。

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

ヘス、J.M.ら食事療法のガイドラインは、NOVAを満たす：超加工食品を使用して、健康的な食事パターンのメニューを開発する。J.栄養153、2472から2481（2023）。

論文

パブコメ

Google Scholar

超加工食品の摂取と成人死亡リスク：207,291人の系統的レビューと用量反応メタアナリシス。栄養素14、174（2021）。

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Rico-Campa、A.ら、超加工食品の消費と全死因死亡率との関連： SUN前向きコホート研究。BMJ 365, l1949 (2019).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Du, S., Kim, H. & Rebholz, C. M. the atherosclerosis risk in communities studyにおいて、超加工食品消費の多さは冠動脈疾患発症リスクの増加と関連している。J. Nutr. 151, 3746-3754 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Srour, B. et al.超加工食品摂取と心血管疾患リスク：前向きコホート研究（NutriNet-Santé）。BMJ 365, l1451 (2019).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Juul, F., Vaidean, G., Lin, Y., Deierlein, A. L. & Parekh, N. Framingham offspring studyにおける超加工食品と心血管疾患の発症。J. Am. Coll. Cardiol. 77, 1520-1531 (2021).

論文

PubMed

グーグル奨学生

Duan, M. J., Vinke, P. C., Navis, G., Corpeleijn, E. & Dekker, L. H. 超加工食品と2型糖尿病罹患：プロスペクティブLifelinesコホートにおけるこの異種食品カテゴリーの健康影響を解明するための基礎となる消費パターンの研究。BMC Med. 20, 7 (2022).

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Fiolet, T. et al.超加工食品の消費とがんリスク：NutriNet-Santé前向きコホートの結果。BMJ 360, k322 (2018).

論文

PubMed

PubMed Central

Google Scholar

Lane, M. M. et al. 超加工食品と慢性非感染性疾患：43の観察研究の系統的レビューとメタ分析。Obes. Rev. 22, e13146 (2021).

論文

PubMed

Google Scholar

Hall, K. D. et al.超加工食はカロリー過剰摂取と体重増加を引き起こす：入院患者を対象とした自食摂取のランダム化比較試験。Cell Metab. 30, 226 (2019).

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

栄養科学諮問委員会。加工食品と健康に関するSACN声明。gov.uk https://www.gov.uk/government/publications/sacn-statement-on-processed-foods-and-health（2023）。

Chen, J. et al. 超加工食品の摂取はクローン病のリスク上昇と関連する：UK Biobankの187,154人の参加者の横断的および前向き分析。J. Crohns Colitis 17, 535-552 (2022).

論文

PubMed Central

Google Scholar

Vasseur, P. et al. NutriNet-Santéコホートにおける食事パターン、超加工食品、および炎症性腸疾患のリスク。炎症性腸疾患。Bowel Dis. 27, 65-73 (2021).

論文

PubMed

Google Scholar

超加工食品摂取と炎症性腸疾患のリスクとの関連：前向きコホート研究。BMJ 374、n1554（2021）。

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

食品加工とクローン病および潰瘍性大腸炎のリスク：ヨーロッパの前向きコホート研究。Clin. Gastroenterol. Hepatol. 21, 1607-1616.e6 (2022).

論文

PubMed

グーグル奨学生

超加工食品とクローン病および潰瘍性大腸炎のリスク：前向きコホート研究。Clin. Gastroenterol. Hepatol. 20, e1323-e1337 (2022).

論文

ADS

CAS

パブコメ

Google Scholar

食品加工と炎症性腸疾患のリスク：系統的レビューとメタアナリシス。Clin. Gastroenterol. Hepatol. 21, 2483-2495.e1 (2023).

論文

PubMed

Google Scholar

Piovani, D. et al. 炎症性腸疾患の環境リスク因子：メタアナリシスの包括的レビュー。Gastroenterology 157, 647-659.e4 (2019).

論文

PubMed

Google Scholar

クローン病における寛解導入のための経腸栄養療法。Cochrane Database Syst. Rev. 4, CD000542 (2018).

PubMed

Google Scholar

Rutgeerts, P. et al.回腸新皮におけるクローン病の再発に対する糞便流転換の効果。Lancet 338, 771-774 (1991).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

超加工食品摂取と機能性胃腸障害との関連：フランスNutriNet-Santéコホートの結果。Am. J. Gastroenterol. 113, 1217-1228 (2018).

論文

PubMed

Google Scholar

Wang, L. et al.男女における超加工食品摂取と大腸がんリスクとの関連：米国の3つの前向きコホート研究の結果。BMJ 378, e068921 (2022).

論文

PubMedセントラル

Google Scholar

前立腺がん、肺がん、大腸がんおよび卵巣がんスクリーニング試験における超加工食品の摂取と膵がんリスク。Int. J. Cancer 152, 835-844 (2023)。

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

El Kinany, K. et al.モロッコにおける食品加工グループと大腸がんリスク：全国代表症例対照研究からのエビデンス。Eur. J. Nutr. 61, 2507-2515 (2022).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Fliss-Isakov,N.、Zelber-Sagi,S.、Ivancovsky-Wajcman,D.、Shibolet,O.&Kariv,R.超加工食品摂取と喫煙は大腸腺腫との関連で相互作用する。Nutrients 12, 3507 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Romaguera, D. et al.超加工食品・飲料の摂取と大腸がん、乳がん、前立腺がん。Clin. 40, 1537-1545 (2021)。

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Shu, L. et al. 超加工食品摂取と大腸がんリスクとの関連：システマティックレビューとメタアナリシス。Front. Nutr. 10, 1170992 (2023).

論文

PubMed

パブメドセントラル

グーグル奨学生

Arayici, M. E., Mert-Ozupek, N., Yalcin, F., Basbinar, Y. & Ellidokuz, H. 水溶性および不溶性食物繊維の摂取と大腸がんリスク：系統的レビューおよびメタアナリシス。Nutr. Cancer 74, 2412-2425 (2022).

論文

CAS

PubMed

グーグル

食肉摂取と消化管がんリスクとの関連：系統的レビューとメタアナリシス。BMC Cancer 23, 782 (2023).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Khandpur, N. et al. 大規模コホート研究における超加工食品の分類：Nurses' Health Studies、Health Professionals Follow-up Study、Growing Up Today Studyからのエビデンス。J. Nutr. Sci. 10, e77 (2021).

論文

パブコメ

パブメドセントラル

Google Scholar

超加工食品とクローン病および潰瘍性大腸炎のリスク：前向きコホート研究。Clin. Gastroenterol. Hepatol. 20, e1323-e1337 (2021).

論文

PubMed

パブメッドセントラル

Google Scholar

Sokol, H. et al. Faecalibacterium prausnitziiはクローン病患者の腸内細菌叢解析により同定された抗炎症性常在菌である。Proc. Natl Acad. Sci. USA 105, 16731-16736 (2008).

論文

ADS

CAS

パブコメ

パブメドセントラル

Google Scholar

Chervy、M.、Barnich、N.およびDenizot、J. 付着性浸潤性大腸菌：クローン病におけるトラブルメーカーのライフスタイルに関する最新情報。Int. J. Mol. Science. 21, 3734 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

長尾-北本ら: 異種同胞マウスにおける炎症性腸疾患関連腸内細菌異常症の機能的特徴. Cell Mol. Gastroenterol. Hepatol. 2, 468-481 (2016).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Travinsky-Shmul, T. et al. 超加工食品は骨の質を損ない、骨髄脂肪率を増加させ、マウスの腸内細菌叢を変化させる。Foods 10, 3107 (2021).

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Cuevas-Sierra, A., Milagro, F. I., Aranaz, P., Martinez, J. A. & Riezu-Boj, J. I. スペイン人集団における超加工食品摂取による腸内細菌叢の違い。栄養素13、2710（2021）。

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Hidalgo-Cantabrana、C.ら。ビフィズス菌とその健康促進効果。Microbiol. Spectr. https://doi.org/10.1128/microbiolspec.BAD-0010-2016 (2017).

論文

PubMed

グーグル奨学生

Garcia-Vega, A. S., Corrales-Agudelo, V., Reyes, A. & Escobar, J. S. Diet quality, food groups and nutrients associated with the gut microbiota in a nonwestern population. Nutrients 12, 2938 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Regulation (EC) No 1333/2008 of the European Parliament and the Council of 16 December 2008 on Food Additives. gov.uk https://www.legislation.gov.uk/eur/2008/1333/contents#:~:Text=Regulation (EC) No 1333%2F,additives (Text%20with%20EEA%20relevance (2008).

Fennema, O. R. 食品添加物-終わらない論争。Am. J. Clin. Nutr. 46, 201-203 (1987).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

食品基準庁。認可された添加物とE番号。Food Standards Agency https://www.food.gov.uk/business-guidance/approved-additives-and-e-numbers (2018).

コーデックス：国際食品規格。食品添加物のクラス名と国際番号システム。報告書番号 CAC/GL 36-1989（FAO & WHO, 2015）。

クローン病の発症および永続の危険因子としての加工食品 - ENIGMA研究。Nutrients 14, 3627 (2022).

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Srour, B. & Touvier, M. 超加工食品とヒトの健康：我々はすでに何を知っているのか、そしてさらなる研究は何を教えてくれるのか？EClinicalMedicine 32, 100747 (2021).

記事

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Cox, S., Sandall, A., Smith, L., Rossi, M. & Whelan, K. 食品添加物乳化剤：食品における役割、法律と分類、食品供給における存在、食事暴露、安全性評価のレビュー。Nutr. Rev. 79, 726-741 (2020).

論文

Google Scholar

Chazelas, E. et al. NutriNet-Santéコホートのフランス成人106,000人における食品添加物混合物への暴露。Sci. Rep. 11, 19680 (2021).

論文

ADS

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

フランス、イタリア、英国、アイルランドにおけるFACETプロジェクトの一環としての13の優先添加物の食事摂取量の推定。Food Addit. Contam. Part A Chem. Anal. Control. エキスポ Risk Assess. 30, 2050-2080 (2013).

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

遺伝子感受性マウスにおけるカルボキシメチルセルロース摂取後の小腸の細菌過剰増殖と炎症。Inflamm. Bowel Dis. 15, 359-364 (2009).

論文

PubMed

Google Scholar

Roberts, C. L. et al. M細胞を介したクローン病大腸菌の移行：水溶性植物繊維と乳化剤の対照的効果。Gut 59, 1331-1339 (2010).

論文

PubMed

Google Scholar

Maronpot、R. R., Davis, J., Moser, G., Giri, D. K. & Hayashi, S. M. 食品添加物であるガティガムのラット90日間経口毒性試験の評価。Food Chem. Toxicol. 51, 215-224 (2013).

論文

パブコメ

Google Scholar

Chassaing, B. et al. 食餌性乳化剤はマウスの腸内細菌叢に影響を与え、大腸炎とメタボリックシンドロームを促進する。Nature 519, 92-96 (2015).

論文

ADS

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Lecomte, M. et al. 乳および大豆由来の食餌性乳化剤は、高脂肪食マウスの大腸杯細胞の調節と関連して、脂肪率および炎症に異なる影響を与える。Mol. Nutr. Food Res. 60, 609-620 (2016).

論文

PubMed

Google Scholar

Viennois, E., Merlin, D., Gewirtz, A. T. & Chassaing, B. 食餌性乳化剤誘発性低悪性度炎症は結腸発がんを促進する。Cancer Res. 77, 27-40 (2017).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Chassaing, B., Van de Wiele, T., De Bodt, J., Marzorati, M. & Gewirtz, A. T. 食餌性乳化剤は、生体外でヒトの微生物叢組成と遺伝子発現を直接変化させ、腸の炎症を増強する。Gut 66, 1414-1427 (2017).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Jiang, Z. et al.抗菌性乳化剤-グリセロールモノラウレートは低脂肪食摂取マウスにおいてメタボリックシンドローム、腸内細菌叢異常症、全身性低悪性度炎症を誘導する。Mol. Nutr. Food Res. 62, 1700547 (2018).

論文

Google Scholar

Lock, J. Y., Carlson, T. L., Wang, C. M., Chen, A. & Carrier, R. L. 一般的に摂取される乳化剤への急性曝露は、腸粘液の構造と輸送特性を変化させる。Sci. Rep. 8, 10008 (2018).

論文

ADS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

食品添加物のマルトデキストリンは小胞体ストレスによる粘液減少を促進し、腸の炎症を悪化させる。Cell Mol. Gastroenterol. Hepatol. 7, 457-473 (2019).

論文

PubMed

グーグル奨学生

Holder, M. K. et al. 食餌性乳化剤の摂取は、マウスの不安様行動および社会関連行動を性差依存的に変化させる。Sci. Rep. 9, 172 (2019).

論文

ADS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Temkin、A. M. et al.DOSSを投与したC57BL/6ダムの成人男子子孫における脂肪率、炎症、代謝障害、脂質異常症の増加。Sci. Rep. 9, 1530 (2019).

論文

ADS

PubMed

PubMed Central

Google Scholar

乳化剤ポリソルベート-80によるインドメタシン誘発病変に対する小腸脆弱性（dysbiosis via Dietary emulsifier polysorbate-80 induced small-intestinal vulnerability）. J. Gastroenterol. Hepatol. 35, 110-117 (2020).

論文

CAS

パブコメ

グーグル奨学生

グリセロールモノラウレートの高用量投与による高脂肪食摂取マウスの肥満改善における腸内細菌叢の変化. mBio 11, e00190-20 (2020).

論文

PubMed

パブコメ

Google Scholar

乳化剤はマウスの大腸の長さに影響を与え、乳化剤の制限はクローン病患者でも可能である。Nutrients 12, 2827 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Miclotte, L. et al. 食餌性乳化剤は、化学乳化剤由来か天然乳化剤由来かにかかわらず、in vitroでヒト腸内細菌叢の組成と活性を変化させる。Front. Microbiol. 11, 577474 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

グーグル奨学生

ポリソルベート80によるリーキーガットがマウスの骨格筋代謝を障害する。Physiol. Rep. 8, e14629 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Viennois、E. et al.食餌性乳化剤は付着性侵入性大腸菌の遺伝子発現に直接影響を与え、慢性腸炎を促進する。Cell Rep. 33, 108229 (2020).

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Viennois、E. & Chassaing、B. 選択的な食物乳化剤の摂取は自然発生的な腸腺腫の発生を悪化させる。Int. J. Mol. Sci. 22, 2602 (2021)。

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Naimi, S., Viennois, E., Gewirtz, A. T. & Chassaing, B. 一般的に使用される食用乳化剤がヒト腸内細菌叢に及ぼす直接的影響。Microbiome 9, 66 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Um, C. Y. et al. 乳化剤および高度加工食品摂取と、がん予防研究-3食事評価サブ研究における腸管透過性および炎症の循環マーカーとの関連。Nutr. Cancer 74, 1701-1711 (2021)。

論文

PubMed

Google Scholar

乳化剤カルボキシメチルセルロースはポリソルベート-80よりも炎症性腸疾患微生物叢を有するヒト化マウスにおいてより攻撃的な大腸炎を誘発する。Nutrients 13, 3565 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Chassaing, B. et al.食事用乳化剤カルボキシメチルセルロースのランダム化比較摂食試験により、腸内細菌叢とメタボロームへの有害な影響が明らかになった。Gastroenterology 162, 743-756 (2022).

論文

PubMed

Google Scholar

最初の犠牲者、後の加害者：腸内細菌叢はどのように食事性乳化剤の炎症促進作用を駆動するか？Gut Microbes 9, 1-4 (2018).

論文

PubMed

Google Scholar

Daniel, N., Lecuyer, E. & Chassaing, B. 健康および疾患における宿主と微生物叢の相互作用-粘膜微生物学の時間！Mucosal Immunol. 14, 1006-1016 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

母親の乳化剤p80摂取は子孫に腸内細菌異常を誘発し、成人期の大腸炎感受性を高める。

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Tang, Q. et al. 幼少期の食事性乳化剤への曝露は、腸内細菌叢-FXR軸を介して子孫の肥満の素因となる。Food Res. Int. 162, 111921 (2022).

論文

PubMed

Google Scholar

Bhattacharyya, S. et al.潰瘍性大腸炎の疾患活動性に対するカラギーナン無添加食の効果に関する無作為化試験。Nutr. Healthy Aging 4, 181-192 (2017).

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

米国国立医学図書館。ClinicalTrials.gov https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04046913 (2024).

ガードナー、C.ら非栄養性甘味料：現在の使用と健康の視点：米国心臓協会と米国糖尿病協会からの科学的声明。糖尿病ケア35、1798から1808（2012）。

記事

PubMed

パブメドセントラル

グーグル奨学金

Roberts、A.、Renwick、A.G.、Sims、J.およびSnodin、D.J.ヒトにおけるスクラロースの代謝および薬物動態。Food Chem. Toxicol. 38, S31-41 (2000).

論文

パブコメ

Google Scholar

実験動物におけるサッカリンの代謝。Food Cosmet. Toxicol. 11, 391-402 (1973).

論文

CAS

パブコメ

グーグル奨学生

Asif、M. ライフスタイルと食事パターンの変更による2型糖尿病の予防とコントロール。J. Educ. Health Promot. 3, 1 (2014).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Sylvetsky, A. C., Welsh, J. A., Brown, R. J. & Vos, M. B. 低カロリー甘味料の消費は米国で増加している。Am. J. Clin. Nutr. 96, 640-646 (2012).

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Fitch, S. E. et al.低カロリー甘味料（LCS）の安全性を検討する栄養学研究において、健康に基づいた基準としての1日摂取許容量（ADI）の使用：系統的マップ。BMC Public Health 21, 956 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

炎症性腸疾患の病因：統一的仮説。World J. Gastroenterol. 18, 1708-1722 (2012).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Suez, J. et al. 人工甘味料は腸内細菌叢を変化させることで耐糖能異常を引き起こす。Nature 514, 181-186 (2014).

論文

ADS

CAS

パブコメ

グーグル・スカラー

Rodriguez-Palacios, A. et al. 人工甘味料スレンダはクローン病様回腸炎において腸内プロテオバクテリア、ディスバイオシス、ミエロペルオキシダーゼ反応性を促進する。Inflamm. Bowel Dis. 24, 1005-1020 (2018).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Magnuson, B. A. et al. アスパルテーム：現在の使用レベル、規制、毒性学的および疫学的研究に基づく安全性評価。Crit. Rev. Toxicol. 37, 629-727 (2007).

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

Palmnas、M. S. et al. 低用量アスパルテーム摂取は、食事誘発性肥満ラットの腸内細菌-宿主代謝相互作用に異なる影響を及ぼす。PLoS ONE 9, e109841 (2014).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Zani, F. et al. 食餌性甘味料スクラロースはT細胞媒介応答のネガティブモジュレーターである。Nature 615, 705-711 (2023).

論文

ADS

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Bian, X. et al.スクラロースに対する腸内細菌叢の反応と、マウスにおける肝臓炎症の誘発におけるその潜在的役割。Front. Physiol. 8, 487 (2017).

論文

PubMed

PubMed Central

Google Scholar

Bian, X. et al. サッカリンは腸内細菌叢とその代謝機能を変化させることにより、マウスの肝臓炎症を誘発する。Food Chem. Toxicol. 107, 530-539 (2017).

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

人工甘味料が細菌のクオラムセンシングを阻害する。Int. J. Mol. Sci. 22, 9863 (2021).

論文

PubMed

パブメッドセントラル

Google Scholar

Landman, C. et al. N-アシルホモセリンラクトン3-オキソ-C12:2（腸内細菌叢由来の主要なクオラムセンシング分子）の上皮細胞に対する領域間効果。PLoS ONE 13, e0202587 (2018).

論文

PubMed

PubMed Central

Google Scholar

Li,X.ら、スクラロースは微生物叢の変化とともにマウスモデルにおいて大腸炎に関連した大腸がんリスクを促進する。Front. Oncol. 10, 710 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

人工甘味料は甘味受容体T1R3の活性化を通じて腸管上皮のタイトジャンクションとバリア機能を破壊する。Nutrients 12, 1862 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

スクラロースは腸内細菌叢の変化を伴うマウスにおいてデキストラン硫酸ナトリウム（DSS）誘発大腸炎に対する感受性を高める。Food Funct. 12, 9380-9390 (2021).

論文

パブコメ

Google Scholar

アセスルファムカリウムは腸管粘膜へのリンパ球遊走を亢進させ、腸管障害を引き起こす。J. Gastroenterol. Hepatol. 36, 3140-3148 (2021).

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

人工甘味料の歴史と炎症に関する新しい概念。フロント。Nutr. 8, 746247 (2021).

記事

PubMed

パブメドセントラル

グーグル学者

Lobach, A. R., Roberts, A. & Rowland, I. R. 低/カロリー甘味料と腸内細菌叢に関するin vivoデータの評価。ーFood Chem. Toxicol. 124, 385-399 (2019).

年

学研

Hugenholtz, F. & de Vos, W. M. ヒト腸内細菌叢研究のためのマウスモデル：批判的評価。ーCell Mol. Life Sci. 75, 149-160 (2018).

南カリフォルニア大学

年

ーGoogle Scholar

Seok, J. et al. ヒト炎症性疾患の模倣が不十分なマウスモデルにおけるゲノム応答。Proc. Natl Acad. USA 110, 3507-3512 (2013).

論文

ADS

CAS

パブコメ

パブメドセントラル

Google Scholar

Frankenfeld、C.L.、Sikaroodi、M.、ラム、E.、Shoemaker、S.＆Gillevet、P.M.米国の成人の横断研究における高強度甘味料の消費量と腸内細菌叢の内容と予測遺伝子機能。Ann. Epidemiol. 25, 736-742.e4 (2015).

論文

PubMed

グーグル奨学生

Thomson, P., Santibanez, R., Aguirre, C., Galgani, J. E. & Garrido, D. Short-term impact of sucralose consumption on the metabolic response and gut microbiome of healthy adults. Br. J. Nutr. 122, 856-862 (2019).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Serrano, J. et al.高用量のサッカリン補給は、健康なヒトおよびマウスにおいて腸内細菌叢の変化や耐糖能異常を誘導しない。Microbiome 9, 11 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

非栄養性人工甘味料であるアスパルテームとスクラロースが健康成人の腸内細菌叢に及ぼす影響：無作為化二重盲検クロスオーバー臨床試験の副次的結果。Nutrients 12, 3408 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Mendoza-Martinez, V. M. et al.機能性胃腸障害症状の治療に非カロリー甘味料不使用の食事は良いのか？ランダム化比較試験。栄養素14、1095（2022）。

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

アスパルテーム、メチルオイゲノール、イソオイゲノールの発癌性。Lancet Oncol. 24, 848-850 (2023).

論文

PubMed

Google Scholar

Stepien, M. et al.ヨーロッパのコホートにおける清涼飲料水およびジュースの摂取と肝臓癌および胆道癌のリスク。Eur. J. Nutr. 55, 7-20 (2016).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Jones、G. S. et al.糖尿病の有無による甘味飲料摂取と肝臓がんリスク：プール解析。Cancer Epidemiol. 79, 102201 (2022).

論文

PubMed

Google Scholar

McCullough, M. L., Hodge, R. A., Campbell, P. T., Guinter, M. A. & Patel, A. V. 米国の大規模前向きコホートにおける砂糖および人工甘味料入り飲料とがん死亡率。Cancer Epidemiol. Biomark. Prev. 31, 1907-1918 (2022).

記事

Google Scholar

Zhao, L. et al. 砂糖および人工甘味料入り飲料と肝臓がんおよび慢性肝疾患死亡リスク。JAMA 330, 537-546 (2023).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

欧州食品安全機関。食品着色料。欧州食品安全機関 https://www.efsa.europa.eu/en/topics/topic/food-colours（2023）。

Sharma, V., McKone, H. T. & Markow, P. G. A global perspective on the history, use, and identification of synthetic food dyes. J. Chem. 88, 24-28 (2011).

論文

CAS

Google Scholar

Bastaki, M., Farrell, T., Bhusari, S., Bi, X. & Scrafford, C. 米国人口におけるFD&C食品着色料添加物の推定1日摂取量と安全性。Food Addit. Contam. Part A Chem. Anal. Control. エキスポ Risk Assess. 34, 891-904 (2017).

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

He, Z. et al. 常在細菌によって代謝される食品着色料は、インターロイキン-23の発現が調節されないマウスにおいて大腸炎を促進する。Cell Metab. 33, 1358-1371.e5 (2021).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Chen, L. et al. Diet modifies colonic microbiota and CD4+ T-cell repertoire toduce flares of colitis in mice with myeloid-cell expression of interleukin 23. Gastroenterology 155, 1177-1191.e16 (2018).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Feng, J., Cerniglia, C. E. & Chen, H. ヒト腸内細菌叢によるアゾ染料代謝の毒性学的意義。Front. Biosci. 4, 568-586 (2012).

論文

Google Scholar

Zou, L. et al. バクテリアの代謝が、食品や医薬品添加物による腸管薬物吸収阻害を救う。Proc. Natl Acad. Sci. USA 117, 16009-16018 (2020).

論文

ADS

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Kwon, Y. H. et al. 合成着色料Allura Red ACの慢性暴露は、マウスの腸セロトニンを介して実験的大腸炎への感受性を促進する。Nat. Commun. 13, 7617 (2022).

論文

ADS

CAS

パブコメ

パブメドセントラル

Google Scholar

Lomer, M. C., Thompson, R. P. & Powell, J. J. 食事の微粒子および超微粒子：粘膜免疫反応への影響とクローン病との関連。Proc. 61, 123-130 (2002).

論文

PubMed

Google Scholar

Becker, H. M., Bertschinger, M. M. & Rogler, G. 微粒子と腸管免疫への影響。Dig. Dis. 30, 47-54 (2012).

論文

PubMed

Google Scholar

欧州食品安全機関。食品添加物としての二酸化チタン（e171）の安全性評価。EFSA J. 19, e06585 (2021).

Google Scholar

Lomer, M. C. et al. 健康な被験者およびクローン病患者における無機微粒子の食事摂取源とその摂取量。Br. J. Nutr. 92, 947-955 (2004).

論文

PubMed

Google Scholar

Huybrechts, I. et al.異なる欧州諸国に住む幼児における異なる食品着色料への長期的な食事暴露。EFSA Supporting Publ.

Google Scholar

Ruiz, P. A. et al. 酸化チタンナノ粒子は黄砂誘発大腸炎を悪化させる：NLRP3インフラマソームの役割。Gut 66, 1216-1224 (2017).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Bettini, S. et al. 食品グレードの酸化チタンは腸および全身の免疫恒常性を損ない、前腫瘍性病変を開始し、ラット結腸における異常陰窩発生を促進する。Sci. Rep. 7, 40373 (2017).

論文

ADS

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Proquin, H. et al. Transcriptomics analysis reveals new insights in E171-induced molecular alterations in a mouse model of colon cancer. Sci. Rep. 8, 9738 (2018).

論文

ADS

PubMed

PubMed Central

Google Scholar

Urrutia-Ortega, I. M. et al. 食品グレードの二酸化チタンへの暴露は、大腸炎関連癌モデルにおける腫瘍形成を悪化させる。Food Chem. Toxicol. 93, 20-31 (2016).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Pineton de Chambrun, G. et al. Aluminum enhances inflammation and decreases mucosal healing in experimental colitis in mice. Mucosal Immunol. 7, 589-601 (2014).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Talbot, P. et al. 食品用酸化チタンはin vitroで腸粘液に捕捉されるが、in vivoではムチンのO-グリコシル化と短鎖脂肪酸合成を損なわない：腸バリア保護への示唆。J. Nanobiotechnol. 16, 53 (2018).

論文

Google Scholar

Powell, J. J. et al. ヒト腸関連リンパ組織の色素細胞における無機微粒子の特性化。Gut 38, 390-395 (1996).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Lomer,M.C.ら：活動性クローン病患者を対象とした多施設共同試験における微粒子減少食の有効性の欠如。Eur. J. Gastroenterol. Hepatol. 17, 377-384 (2005).

論文

PubMed

Google Scholar

Lomer、M.C.、Harvey、R.S.、Evans、S.M.、Thompson、R.P.& Powell、J.J.。クローン病を対象とした二重盲検無作為化パイロット試験における低微粒子食の有効性と忍容性。Eur. J. Gastroenterol. Hepatol. 13, 101-106 (2001).

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

炎症性腸疾患における機能性消化管障害：パラダイムシフトの時期？World J. Gastroenterol. 26, 3712-3719 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Cox, S. R. et al. 低FODMAP食が静止期炎症性腸疾患患者の症状、便中マイクロバイオーム、炎症マーカーに及ぼす無作為化試験の効果。Gastroenterology 158, 176-188.e7 (2020).

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

Levine、A.ら、クローン病排除食＋部分経腸栄養はランダム化比較試験において持続的寛解を誘導した。Gastroenterology 157, 440-450.e8 (2019).

論文

PubMed

Google Scholar

Logan,M.ら：活動性クローン病の管理に使用された61種類の経腸栄養剤の分析-食事による疾患の誘因に関する新たな知見。Aliment. 薬理学。Ther. 51, 935-947 (2020).

論文

CAS

パブコメ

パブメドセントラル

Google Scholar

軽度から中等度のクローン病成人における寛解導入および維持のためのクローン病排除食（CDED-AD）：非盲検パイロット無作為化試験。Lancet Gastroenterol. Hepatol. 7, 49-59 (2022).

論文

PubMed

グーグル

米国国立医学図書館。ClinicalTrials.gov https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT03171246 (2024).

米国国立医学図書館。ClinicalTrials.gov https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04225689 (2020).

Koios, D., Machado, P. & Lacy-Nichols, J. 超加工食品の表現：食生活指針が食品加工レベルについてどのように言及しているかの世界的分析。Int. J. Health Policy Manag. 11, 2588-2599 (2022).

PubMed

パブメドセントラル

グーグル奨学生

グローバル食糧研究プログラム。財政政策。Global Food Research Program https://www.globalfoodresearchprogram.org/policy-research/fiscal-policies/（2023）。

食品の栄養プロファイルおよび超加工の客観的理解に対する新しいグラフィカルに修正された Nutri-Score の効果：無作為化対照試験。BMJ Nutr. Prev. Health 6, 108-118 (2023).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

トビアス、D.K.＆ホール、K.D.超加工食品を排除するか、改質？生物学的メカニズムの問題。細胞代謝。33, 2314-2315 (2021).

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

Braesco, V. et al. 超加工食品：NOVAシステムの機能性は？Eur. J. Clin. Nutr. 76, 1245-1253 (2022).

記事

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

食料品流通研究所。超加工食品：消費者の視点。IGD https://www.igd.com/articles/article-viewer/t/ultra-processed-foods-a-consumer-perspective/i/30969 (2023).

Staudacher, H. M., Yao, C. K., Chey, W. D. & Whelan, K. 腸脳相互作用の障害における食事介入の臨床試験の最適設計。Am. J. Gastroenterol. 117, 973-984 (2022).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Sandall、A.、スミス、L.、スベンセン、E.＆ウィーラン、K.英国の食品供給における超加工食品中の乳化剤。公衆衛生栄養26、2256-2270（2023）。

記事

PubMed

パブメドセントラル

グーグル奨学金

Chazelas, E. et al. 食品添加物：フランス市場の126,000食品における分布と共起性。Sci. Rep. 10, 3980 (2020).

論文

ADS

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Staudacher, H. M., Irving, P. M., Lomer, M. C. E. & Whelan, K. The challenges of control groups, placebos and blinding in clinical trials of dietary interventions. Proc. Nutr. Soc. 76, 203-212 (2017).

論文

PubMed

Google Scholar

食品接触材料（FCM）中のパーフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル物質（PFAS）の存在と食品への移行。Foods 10, 1443 (2021).

論文

CAS

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Li,J.ら：ペルフルオロアルキル物質およびポリフルオロアルキル物質の暴露と腸管バリアへの影響：進歩に関する概説。Sci. Total. Env. 852, 158362 (2022).

論文

CAS

Google Scholar

Daniel、N., Gewirtz、A. T. & Chassaing、B. Akkermansia muciniphilaは、微生物叢と宿主代謝に対する食事性乳化剤の有害な影響を打ち消す。Gut 72, 906-917 (2023).

論文

PubMed

Google Scholar

Kordahi,M.C.、Delaroque,C.、Bredeche,M.F.、Gewirtz,A.T.&Chassaing,B.は微生物叢の運動性に対するワクチン接種により、食餌性乳化剤摂取の有害な影響からマウスを保護する。PLoS Biol. 21, e3002289 (2023).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Bian, X. et al. 人工甘味料アセスルファムカリウムはCD-1マウスの腸内細菌叢と体重増加に影響を及ぼす。PLoS ONE 12, e0178426 (2017).

論文

PubMed

PubMed Central

Google Scholar

非栄養性甘味料は静菌作用を有し、マウスの腸内細菌叢を変化させる。PLoS ONE 13, e0199080 (2018).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

Van den Abbeele, P. et al. 低カロリー甘味料は生体外でヒト腸内細菌叢に顕著な化合物特異的影響を及ぼす。Int. J. Food Sci. Nutr. 74, 630-644 (2023).

論文

PubMed

Google Scholar

人工甘味料ネオテームのマウスにおける腸内細菌叢と糞便代謝産物への影響。Molecules 23, 367 (2018).

論文

PubMed

PubMed Central

Google Scholar

Anderson, R. L. & Kirkland, J. J. The effect of sodium saccharin in the diet on caecal microflora. Food Cosmet. Toxicol. 18, 353-355 (1980).

論文

パブコメ

Google Scholar

Becker、S.L.ら、食事誘発性肥満のマウスモデルにおける腸内細菌叢と耐糖能に対するステビアの効果。FEMS Microbiol. Ecol. 96, fiaa079 (2020).

論文

PubMed

パブメドセントラル

Google Scholar

人工甘味料は2種類のモデル腸内細菌（大腸菌とフェカリス菌）の病原性を負に制御する。Int. J. Mol. Sci. 22, 5228 (2021)。

論文

PubMed

パブメッドセントラル

Google Scholar

Abou-Donia、M.B.、El-Masry、E.M.、Abdel-Rahman、A.A.、McLendon、R.E.& Schiffman、S.S.スレンダは腸内細菌叢を変化させ、雄ラットで腸内p-糖タンパク質とシトクロムp-450を増加させる。J. Toxicol. Env. Health A 71, 1415-1429 (2008).

論文

CAS

Google Scholar

Zheng, Z. et al. 低用量のスクラロースがマウスの腸内細菌叢を変化させる。Front. Nutr. 9, 848392 (2022).

論文

数学

パブコメ

パブメドセントラル

Google Scholar

Uebanso, T. et al. 低用量の非カロリー甘味料摂取がマウスの腸内細菌叢に及ぼす影響。Nutrients 9, 560 (2017).

論文

PubMed

PubMed Central

Google Scholar

マウスにおける甘味料の慢性摂取と免疫系および小腸微生物叢への影響。Biomedica 41, 504-530 (2021).

論文

PubMed

グーグル奨学生

Rosales-Gomez、C. A.ら、CD1マウスにおける甘味料の慢性摂取とその血糖値、サイトカイン、ホルモン、GALTのリンパ球への影響。Biomed. Res. Int. 2018, 1345282 (2018).

論文

PubMed

PubMed Central

Google Scholar

Gerasimidis, K. et al. 食品添加物、人工甘味料、家庭用衛生用品がヒト腸内細菌叢とその繊維発酵能に与える影響。Eur. J. Nutr. 59, 3213-3230 (2020).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

ヒトの耐糖能に対する非栄養性甘味料の個別化された微生物駆動効果。Cell 185, 3307-3328.e19 (2022).

論文

PubMed

Google Scholar

Svolos,V.ら、排他的経腸栄養を再現した普通食ベースの食事による活動性クローン病の治療。Gastroenterology 156, 1354-1367.e6 (2019).

論文

PubMed

Google Scholar

Lewis, J. D. et al.成人のクローン病患者を対象に、特異的炭水化物食と地中海食とを比較した無作為化試験。Gastroenterology 161, 837-852.e9 (2021).

論文

CAS

パブコメ

Google Scholar

炎症性腸疾患に対する自己免疫プロトコール食の有効性。Inflamm. Bowel Dis. 23, 2054-2060 (2017).

論文

PubMed

Google Scholar

Albenberg, L. et al.赤肉や加工肉の少ない食事はクローン病の再燃率を低下させない。Gastroenterology 157, 128-136.e5 (2019).

論文

PubMed

Google Scholar

Slimani, N. et al. European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition studyにおける中年集団の栄養素摂取とパターンに対する高度工業的加工食品の寄与。Eur. J. Clin. Nutr. 63, S206-225, (2009).

論文

CAS

PubMed

Google Scholar

Eicher-Miller、H.A.、Fulgoni、V.L.III＆Keast、D.R.加工食品からのエネルギーおよび栄養素摂取量は、米国の成人の性別、所得状況、および人種/民族によって異なる。J. Acad. Nutr. Diet. 115, 907-918.e6 (2015).

記事

PubMed

Google Scholar

参考文献のダウンロード

謝辞
The Leona M. and Harry B. Helmsley Charitable Trustからの研究助成に謝意を表する。資金提供者は本総説の立案、実施、承認に関与していない。

著者情報
著者および所属
英国、ロンドン、キングス・カレッジ・ロンドン、栄養科学科

ケビン・ウィーラン＆アーロン・S・バンシル

ブリザード研究所、ロンドン・クイーンメアリー大学、バーツ・アンド・ザ・ロンドン医学校、ロンドン、英国

ジェームズ・O・リンゼイ

INSERMパリ・シテ大学コーチン研究所（フランス・パリ

Benoit Chassaing

貢献
本原稿のすべての面において、著者らは等しく貢献した。

責任著者
Kevin Whelanまで。

倫理申告
競合利益
K.W.は、Medical Research Council、National Institute of Health Researchなどの政府機関、Crohn's & Colitis UK、The Helmsley Charitable Trust、Kenneth Rainin Foundationなどの慈善団体、Almond Board of California、Danone、International Nut and Dried Fruit Councilなどの営利団体から、食事と腸の健康と疾患に関する研究助成を受けている。K.W.はダノンから講演料を受け取っている。K.W.は過敏性腸症候群のバイオマーカーとして揮発性有機化合物を使用する共同特許（PCT/GB2020/051604）を保有している。A.S.B.はThe Helmsley Charitable Trustから奨学金を得ている。J.O.L.はThe Helmsley Charitable Trustから食事と腸の健康と病気に関する研究助成を受けている。B.C. B.C.は、欧州連合（EU）のHorizon 2020研究・革新プログラム（ERC-2018-StG-804135）に基づく欧州研究評議会（ERC）からの開始助成金、パリ大学IdExからのChaire d'Excellence（ANR-18-IDEX-0001）の支援を受けている、 Kenneth Rainin財団のInnovator Award、Fondation de l'Avenirの賞（AP-RM-21-032）、ANRの助成金EMULBIONT（ANR-21-CE15-0042-01）およびDREAM（ANR-20-PAMR-0002）、INSERMの国家プログラム「Microbiote」。B.C.は、ネスレ、プロクター・アンド・ギャンブル、キアゲンから謝礼とコンサルティング料を受け取っている。

査読
査読情報
Nature Reviews Gastroenterology & Hepatology誌は、Andrew Chan氏、Gerhard Rogler氏、およびその他の匿名の査読者の方々に対し、本著作の査読への貢献に感謝する。

その他の情報
出版社注：Springer Natureは、出版された地図の管轄権の主張および所属機関に関して中立を保っています。

審査基準超加工食品および食品添加物の腸の健康と疾患に関するメカニズム（in vitro、動物実験など）、観察研究（症例対照、コホートなど）による関連性、介入研究（ランダム化比較試験など）による因果関係や有効性の結果を調査する研究について、Medlineデータベースを用いてオンライン文献検索を行った。本総説の目的に対応するすべての研究が対象となる可能性があり、結果の解釈に影響する研究デザインの長所と限界について議論されている。

補足情報
補足情報
権利と許諾
シュプリンガー・ネイチャーまたはそのライセンサー（学会やその他のパートナーなど）は、著者またはその他の権利者との出版契約に基づき、本論文の独占的権利を有している。

転載と許可

この記事について
更新を確認する CrossMarkで最新性と真正性を確認する
この記事の引用
Whelan, K., Bancil, A.S., Lindsay, J.O. et al. 腸の健康と病気における超加工食品と食品添加物。Nat Rev Gastroenterol Hepatol (2024). https://doi.org/10.1038/s41575-024-00893-5

引用のダウンロード

受理
2024年1月05日

発行
2024年2月22日

DOI
https://doi.org/10.1038/s41575-024-00893-5

対象
消化器系
栄養補助食品
ネイチャー・レビュー消化器・肝臓学（Nat Rev Gastroenterol Hepatol） ISSN 1759-5053 (online) ISSN 1759-5045 (print)

サイトマップ
ネイチャー・ポートフォリオについて
ネイチャーについて
プレスリリース
プレスオフィス
お問い合わせ
コンテンツを見る
ジャーナルA-Z
テーマ別記事
プロトコル交換
ネイチャー・インデックス
出版ポリシー
Natureポートフォリオポリシー
オープンアクセス
著者・研究者サービス
別刷りと許可
研究データ
言語編集
科学編集
ネイチャー・マスタークラス
研究ソリューション
図書館・機関
図書館員サービス＆ツール
図書館員ポータル
オープンリサーチ
図書館への推薦
広告とパートナーシップ
広告
パートナーシップとサービス
メディアキット
ブランドコンテンツ
プロフェッショナル育成
ネイチャー・キャリア
ネイチャーコンファレンス
地域ウェブサイト
ネイチャー・アフリカ
ネイチャー・チャイナ
ネイチャーインド
ネイチャー・イタリア
日本のネイチャー
ネイチャー韓国
ネイチャー中東
プライバシーポリシークッキーの使用お客様のプライバシーに関する選択/クッキーの管理法的通知アクセシビリティに関する声明利用規約お客様の米国におけるプライバシー権
シュプリンガー・ネイチャー
© 2024 シュプリンガー・ネイチャー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？