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THREE #マーケティングトレース

今日からマーケティングトレースを始めます!1回目は大好きなコスメブランド「THREE」について。

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THREEって?

「WISDOM(知性)」「INTUITION(感性)」「BALANCE(バランス)」をコンセプトにライフスタイルブランドとして2009年に導入されました。2018年には売上高103億円にまで達し、海外展開も進んでいます。多数の商品がコスメ大賞を受賞しており、日本発の大人気コスメブランドです。

外部環境分析(PEST分析)

①中国でEC法が施行された(Politics)

2019年1月に中国で中華人民共和国電子商務法(EC法)が施行されたことによって、中国人の買い控えが発生し、化粧品の訪日客向け販売が失速しました。

②拡大し続けるオーガニック化粧品市場(Economy)

2018年度の国内自然派・オーガニック化粧品市場は前年比104.9%の1415億円。

③エコ重視のライフスタイルが流行(Society)

矢野経済研究所の調査によると、環境の変化に伴う敏感肌女性の増加や、安全・安心思考の高まり、エコやロハスなど環境を重視したライフスタイルを意識する消費者の増加、エシカル消費が高まっているようです。

④エイジングケアや美白などの機能(Technology)

これまで一般化粧品に求められていた、エイジングケアや美白などの機能をナチュラル・オーガニック化粧品に付加するブランドが増えています。

ターゲティング/重点顧客

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ポジショニング

人気コスメ口コミサイト@cosmeから、消費者がTHREEを購買する理由をピックアップしてみました。

天然由来成分の配合率が高いのもお肌に優しいという安心感
柑橘系のいい香りでとても癒される
塗りやすさと見た目(色)のスタイリッシュさがすごく好き

天然由来率85〜100%のスキンケア商品の安心感と香りの良さ、メイクアップ商品の機能性の高さと仕上がりの色が、高く評価されています。スキンケアとメイクアップ、両方がここまで支持されているブランドは数少ないのではないでしょうか。

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4P分析

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THREEの成功要因

THREEが支持される理由を、株式会社ACROの石橋寧・取締役会長はSEVENTIE TWOの記事でこう語っています。

欧米のブランドはメイクアップが圧倒的に強く、一方で日本のブランドはどちらかというとスキンケアが強い。どのブランドもどちらかなんですよね。ナチュラルなスキンケアとモードなメイクアップを併せ持つブランドが世界中どこにもなかった。それが「THREE」なのです。商品としての競合は出てきていますが、ブランドとしての競合は今もいません。

ナチュラルなスキンケアとモードなメイクアップを併せ持つ唯一のブランドということですね!

敏感肌女性が増加している中で、天然由来率85%以上という安心感、かつメイクの中で自分らしさを出せるという点が、多くの女性を魅了しているのではないでしょうか。

自分がTHREEのCMOだったら?

美容師限定のヘアケア商品体験イベントを開催します。

THREEについての美容記事や口コミサイトを見てみると、スキンケアやメイクアップ商品ばかりが取り上げられており、ヘアケア商品の印象が薄い状態です。

しかし、SNSを見るとTHREEを愛用し、顧客に進めている美容師の方が多いのです。

そこで美容師の方々へアプローチし、ヘアケア商品が認められれば、認知度拡大が狙えるのではないでしょうか。

感想

予想以上に頭を使い、すごく悩みました。笑

私のトレースはまだまだ分析不足ですが、これからも続けてトレーニングしようと思います :)

拙い文章を読んでくださりありがとうございました!ご指摘やアドバイスなどがあれば、仰っていただけると泣いて喜びます!

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