200字日記:邂逅かなにか

映画のラストシーンで、
父娘が旅行に行く約束をしていた。

20代真ん中の娘と、すっかり老けたお父さん。
生きてると、ふいにこういう「あったかもしれない」シーンに遭遇してちょっとうろたえる。

お父さんが生きていたら、こんなこともあったのかもしれないなって。

思春期に気まずくなって、口を聞かない時期が続いて、でも働きだして父の偉大さを知り、関係が修復される。

二人で旅行とか、行くことがあったんだろうか。
秋ですね。

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