よるのまま〔詩〕

よるはくらすぎて
酔ってしまいそう
明るさを求めたよるに
そのままよこたわる
わらう瞬間の前までもずっと
肺は忘れずにふくらんで
数えるように灯る星
惜しそうな面持ちにスパイシーなとんち
きょうにおわりがあるせつなさ
知りうるかぎり寄せた海と
覗きながら踏み入れるよる
真の剣に集う中身へ
よるはよるのままに


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?