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9月の読書記録

2021年9月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:6264ページ
ナイス数:60ナイス

https://bookmeter.com/users/802206/summary/monthly
■マクベス (新潮文庫)
解説部分はハムレットを読んでからまた読もうと思う。
読了日:09月30日 著者:シェイクスピア
https://bookmeter.com/books/538057

■虐殺器官〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:09月30日 著者:伊藤計劃
https://bookmeter.com/books/8225107

■夜行 (小学館文庫)
読了日:09月26日 著者:森見 登美彦
https://bookmeter.com/books/14394844

■機龍警察 火宅 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:09月24日 著者:月村 了衛
https://bookmeter.com/books/12995528

■機龍警察〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
再読。前回読んだときよりライザやユーリの背景がわかっているので、ライザの虚無やユーリの葛藤がより生々しく感じられた。この巻では姿の過去について触れてはいるが、なぜ傭兵となったのかまでは書かれてないので、いずれ明かされるときがくるのだろうか。今回が〈敵〉とのプロローグなら、いずれ完結するときに明らかになるのだろうか。ライザ、ユーリは二人とも大切な人を失っているが、姿も、その髪が白くなるほどの喪失を体験したのだろうか。それがわかるまで機龍警察シリーズがより深まっていくのを楽しみに待ちたいと思う。
読了日:09月23日 著者:月村 了衛
https://bookmeter.com/books/11871085

■機龍警察 暗黒市場 下 (ハヤカワ文庫JA)
1章はユーリの潜入捜査と事件の発端、2章はユーリの過去から現在、そして3章は事件の核心。ユーリは上層部や他国が回す運命の歯車に引っ張られるようにして動かされるが、ユーリの幼馴染であり影であるゾロトフや、ユーリを裏切らざるを得なかった上司ダムチェンコは、ユーリを光足らしめんと運命に抗う。ついに真実が明らかにされ、痩せ犬の七ヶ条をユーリ自身が掴み取る。
読了日:09月22日 著者:月村 了衛
https://bookmeter.com/books/16899129

■機龍警察 暗黒市場 上 (ハヤカワ文庫JA)
今回はユーリの話。1章ではユーリは日本警察との契約を解除され、幼馴染であり自分の影のような存在、ゾロトフに商売を持ちかける。ユーリは他の部付警部よりも情に厚い性格だと思っていたので、人道に反する道を選ぶとは考え難かった。2章ではユーリの半生。真っ当な道を歩む警察官の息子として、自身もまた警察官になるが、信頼していた仲間たちに裏切られ、犯罪に手を染めていく。そして沖津と出会い日本警察と契約することになる。ユーリの父、ゾロトフ、誇り高き痩せ犬たち、黄、そして沖津。ユーリの数奇な運命を印象付ける登場人物たち。
読了日:09月22日 著者:月村 了衛
https://bookmeter.com/books/16899128

■noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活 改訂版 (できるビジネス)
noteは2年前くらいに登録していたが、最近ずっと更新していなかった。アウトプットの本を読んでいて、noteの存在を思い出し、どうせなら本腰入れてやってみようと思い、この本のデザインに惹かれて購入。noteはTwitterよりも濃い内容、ブログよりも手軽に記事を書けるのが私には丁度いい。この本はnoteに限らずアウトプットのはじめの一歩から極意まで、noteユーザーの著者がとっつきやすく紹介してくれるのが魅力。
読了日:09月20日 著者:コグレマサト,まつゆう*
https://bookmeter.com/books/17650477

■熱帯 (文春文庫 も 33-1)
最初は著者の森見登美彦の視点で始まるのですが、熱帯という小説内小説の謎について人から人へ話を聞くことになり、物語は更なる物語へ…とマトリョーシカ的に紡がれていく構造になっています。あれ?今は誰の話を聞いている最中なんだっけ??と思考の迷路に陥ります。「物語」というよりも、「物語の生まれる瞬間」を切り取ったような、哲学的な、そうでないような…。読んだ人にしかわからない、著者からの謎かけや挑戦が潜んでいる物語のように感じました。
読了日:09月20日 著者:森見 登美彦
https://bookmeter.com/books/18300812

■学びを結果に変えるアウトプット大全 (サンクチュアリ出版)
本を読んだり映画を見たりすることはあっても、なかなかアウトプットはできてないなーと思って読んでみた。アウトプットとは文章を書いたり物を作ったりするだけではなく、コミュニケーションもアウトプットなのだと知った。2年前くらいにnoteに日記や感想を書いていたけど、またやろうかなと思った。
読了日:09月16日 著者:樺沢紫苑
https://bookmeter.com/books/12917785

■上流階級 富久丸百貨店外商部 (3) (小学館文庫 た 35-3)
この本を読むと、モチベーションがあがる。主人公の静緒をはじめとした、登場人物たちの人生の熱量を感じられるからだ。しかし情熱的に仕事をする静緒にもアラフォーという年齢、漠然とした将来、母親の病気といった不安が忍び寄る。そんな中、憧れている存在である葉鳥や、顧客である鞘師の「確固とした自分」、アイデンティティに触れる。そしてラストでは、自分や他人との関係を固定化しないことで静緒なりの答えを見つける。先行きが見えない現代の私にとって、不安を拭って導いてくれる物語だった。
読了日:09月16日 著者:高殿 円
https://bookmeter.com/books/17484456

■「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書
読んでいて、あまりスッと頭に入らなかった。なぜかというと、多分私が読書に求めていることとこの本のテーマが被っていなかったからだと思う。そういう意味で、私は「装丁読み」「仮説作り」ができていなかったんだと思う。この本は、専門書や実用書を読む場合に役立つ方法が詳しく書いてあるので、今後そういった本を読む時にまた開きたいと思った。
読了日:09月15日 著者:西岡 壱誠
https://bookmeter.com/books/12922045

■ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)
去年くらいから店頭で面展・平積みされていて気になっていた。その頃はこの内容に書かれている非行少年たちというのは、自分には理解できないような深い闇を抱えている少年たちのことなのだと思っていた。だが実際に読んでみると、この非行少年たちが実際に目の前にいるかのように現実的に感じられた。むしろ、非行少年たちというのは私にも当てはまる存在のように感じられた。認知の歪みというのは、知能の高低に限らず誰にでもあることだと思う。そこから発生する怒りや憎しみなど、人間の心理の根源に触れていると思った。
読了日:09月15日 著者:宮口 幸治
https://bookmeter.com/books/14025516

■陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)
読了日:09月14日 著者:夢枕 獏
https://bookmeter.com/books/5611700

■隠された日本 中国・関東 サンカの民と被差別の世界 (ちくま文庫)
読了日:09月13日 著者:五木 寛之
https://bookmeter.com/books/8046521

■聖地と日本人 (角川ソフィア文庫)
読了日:09月12日 著者:小松 和彦
https://bookmeter.com/books/17642956

■アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」 (集英社新書)
読了日:09月10日 著者:中川 裕
https://bookmeter.com/books/13577706

■陰陽師 女蛇ノ巻
読了日:09月08日 著者:夢枕 獏
https://bookmeter.com/books/13451076

■陰陽師 鼻の上人
読了日:09月06日 著者:夢枕 獏
https://bookmeter.com/books/9854731

■峠越え (講談社文庫)
読了日:09月04日 著者:伊東 潤
https://bookmeter.com/books/11096896

■のぼうの城 (下) (小学館文庫)
読了日:09月01日 著者:和田 竜
https://bookmeter.com/books/640149


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