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思い出すコトとか。 第67回

note継続、早くもくじけそうです!
本当なら映画を見にいったりしたいのですが、今日もひたすら本を読んでいました。
 今日読んでいたのは「機龍警察[完全版]」(著者:月村了衛)でした。

私はあまり再読をしないのですが、シリーズものだと登場人物が魅力的なことが多いので、また読み返したくなります。

シリーズものの小説として、私が特に読み返したくなるのが、「GOSICK」(著者:桜庭一樹)と「陰陽師」(著者:夢枕獏)です。

GOSICKはヨーロッパにあるソヴュールという架空の国(フランスとイギリスが混ざった感じ?)を舞台にしていて、日本からの留学生・久城一弥が学校に棲む美しく可愛らしい灰色狼・ヴィクトリカと不思議な事件を解決していく物語となっています。
陰陽師は平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明と、同じ頃に実在していたやんごとない身分の源博雅が不思議な事件を解決していく物語となっています。

そうなんです。どちらも「シャーロック・ホームズ」シリーズなんです。

ちなみに、私は新潮文庫のシャーロック・ホームズを一度読んだのですが、現在角川文庫のシャーロック・ホームズシリーズを読んでいます。

創元推理文庫のシャーロック・ホームズは表紙が素敵なので、こちらもいつか読みたいと思っています。

さて、GOSICKと陰陽師がなぜ、シャーロック・ホームズなのかというと、バディものでミステリーものだからです。さらにいえば、ホームズ役とワトソン役を主軸としたバディものです。
私はホームズ役の人智を超えた能力と危うさ、そしてワトソン役の人智を超えた愛情の関係が非常に好きです。
数多くの「悪役」には「愛の欠如」が多く見られます。ホームズ役はその能力を決して「他人のため」に使っているわけではありません。少なくともホームズやヴィクトリカは退屈を紛らわせる、楽しむために使っています。晴明もまた、博雅がいなければ帝や朝廷などどうでもいいと思っています。しかし、彼らを悪の道=破滅から救う存在が、ジョン・ワトソンであり、久城一弥であり、源博雅なのです。

GOSICKシリーズも陰陽師シリーズもまだまだ続いている人気シリーズです。
シャーロック・ホームズシリーズが好きな人にはぜひ読んでほしいシリーズです。

あなたの好きなバディものはなんですか?ぜひオススメを教えてください!
それでは、今回もここまで読んでくださりありがとうございました。

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