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お店で使う食器のはなし|なみなみをつくる#6

メニューがある程度固まった頃から、食器、カップ、グラスなども集めていった。

お店としてどういう食器で提供したいか?をふたりですり合わせていくと、ロングライフデザインな日本製の工業製品・職人によるもの、好きなデザイナーや好きなブランドのもの、古いレトロなものが中心となりそうだった。

ネットで買えるものについては買い始め、複数個使うものはまず1個買い、家で使いながら判断した。例えばお水のグラスは、カフェでよく使われているものや、定食屋なども含め飲食店の定番のもの、おしゃれなものなど、いくつか使ってみて検討した。
コーヒーカップについては、まず提供するコーヒーの量を決め、それが入ることを基準にして探していった。量は自分たちの好みから多めに設定したので、デザインが素敵で使いたいカップだけどサイズが小さい・・なんてことも多々あった。

カップやお皿などは好きなもの・素敵なものがたくさんあるので、同じもので複数は揃えずにバラバラにしようと決めていた。そうすると数も種類もたくさん集めなくてはならず、ちょこちょこ買っていても一向に揃わないので、別の用事で東京に行くついでにいろいろ探しに行くことに。

東京に詳しい友達数人に教えてもらって行ったのは、浅草の合羽橋道具街や、本当にタイミングよくやっていた東京蚤の市
合羽橋道具街はお店の数や雰囲気に圧倒された。業務用的な安いものからちゃんとした焼き物まで様々あり、気軽に揃えられる場所だった。

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東京蚤の市は、古道具はじめ作家のもの、セレクトされたものなど良いものがたくさんあり、レトロなものなどは現物をみないと判断できないものがほとんどなので、この機会はとても良かったし、色々なお店を周りながら購入した。前年に長野に滞在していたときにボランディアサポーターとして受け入れてくれていた、古材と古道具のお店ReBuilding Center JAPANも出店していて、スタッフの方とお話しながらの買い物となってとても楽しかった。いつかは諏訪のお店まで買い付けに行きたい。

他にも教えてもらったお店などをいろいろ周り、必要な数を揃えていった。
カップや食器をはじめ思い入れがあるものがたくさんあるので、「なみなみで使っているもの」などとして、ひとつひとつ紹介できたらと思っています。

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