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喫茶&ギャラリーをつくる|なみなみをつくる#1

北海道 札幌 豊平に喫茶&ギャラリーのお店を年内オープンに向けて進めています。その備忘録。

お店は、夫:カワハタ(フリーランスのWEBデザイナー)と、妻:みなみ(元ハウスメーカー勤務)で運営していきます。

そもそも、何年も前に自分たちで気軽に運営できるスペースが欲しいと思い今の住居に引っ越してはや2年10ヶ月、改装OKをもらったガレージは物置として使ってしまい、荷物に占拠されたまま計画は一向に進まず。

そんな中、1年くらい前に妻:みなみが12年働いた会社をやめた後、次はどうするか?をゆっくり考えるためと、自分たちが札幌で運営している音楽フェスを毎年続けていくための勉強も兼ねて、いろいろなところに行ってみることに。
瀬戸内・長野に長期でおためし移住的に住んだり、山形・大阪・福井・岡山・新潟などに、音楽フェスやイベントに行くついでに長めに滞在したり。

いろいろな人たちに会いに行く中で、場所を持っているのは強い!とあらためて実感。自分たちで運営しているイベントは1日だけのものなので、場所を持ってなにかをしている人に憧れがあった。

再度、自分たちのスペースを持つ計画を進めることにし、
どのような場所にするか?を煮詰めていきました。

・ギャラリーやスペースとして使える
・ライブができる(アコースティックなど)
・飲み物を出したりできる
・営業時間は短くてよい
・街中に近めで、交通の便がよい
・大きな通り沿いじゃなくていい
・住居併設で1階をお店にして、2階に住む
・民泊もやってみたい

など。

ギャラリーやライブは、そもそもは、自分たちの音楽フェスに関わってくれたイラストレーターやミュージシャンに、当日だけでなく他の日にも何かやってもらえないか、それも自分たち仕切りで気軽に。というところからスペースを持ちたい気持ちになったので、これをメインに考えていった。

そうなると、イベント時に飲み物を出せたりするのがいいし、気軽に誰かが寄れる場所、訪ねてくれる場所になればとも思い、常に営業しているカフェスペースがあるのがよいなと。

自分たちの今の生活を大きく変えたくはないと思ったので、時間も無理せず遅くまで営業しているお店じゃなくてよい、場所もほかの町や、車でしか行けないところじゃなく、札幌市内で地下鉄から徒歩圏で。どんな人が自分たちのお客さんになるのかも、どう集客していくかもある程度想像がついていたので、大きな通り沿いじゃなくてよいなと。

長野に行った時に、長野市でネオンホールナノグラフィカつくった人を訪ね、お話を聞いた。ナノグラフィカは善光寺の門前エリアにあり、古民家を改装し、1階をカフェにして、2階を住居にしている。運営している方たちやそのスタイルにとても刺激をもらったのと、金銭面の負担を減らせるという点もなるほどと思い、自分たちも1階が店舗、2階が住居という物件がいいなと思った。

民泊は、自分たちが旅先で体験した中でとてもよかったのが、小規模でホストとゲストの距離が近くて、近隣のおすすめを暮らしている側の目線で伝えられるようなことだった。
みなみが仕事で行ったアメリカのポートランドでAirbnbに泊まったときに、ホストに朝の街を案内してもらったことや、イタリアの「アルベルゴ・ディフーゾ(分散型ホテル)」に興味があって、新婚旅行でも行ってみたり。長野市の1166バックパッカーズや、札幌のUNTAPPED HOSTELの取り組みもそれに近いものを感じた。
いずれそういうことも出来る部屋もあったらなと。

上記の条件に合う物件を各物件サイトで探したり、不動産屋さんに相談していたけれど、でも条件に合う物件はなかなか無く、たまに候補になりそうな物件を見に行くも、しっくりこない状態が1年くらい続きました。
が、先日、これだといけるかも..?と思える物件がやっと見つかり、決めてしまった。

場所は豊平で、36号線から何本か入ったところ、最寄駅は地下鉄東西線の菊水駅で徒歩8分程(東札幌駅・学園前駅からも徒歩圏)の3階建の戸建物件。
契約も進み、10月から入居できることになり、喫茶&ギャラリー作りがスタートしました。

名前は「なみなみ」。由来は長くなりそうなのでまた別の機会に。

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