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大人になるということ

久々に面白い漫画に出会えたので、感想とともに紹介

普通の人でいいのに!/冬野 梅子

率直にいうと、私はこれを読んでとても心が痛くなった。将来の自分のように感じてしまったから。

主人公を例えるなら「理想と現実のギャップにいつの間にか時間だけが過ぎ去っていったアラサー女子」

Twitterの他の人の感想の中には「大人になりきれない自分に対する蔑視」「プライドが高くて自身のない子」って言ってる人もいて、これも納得

なりたい自分になれなかった人の物語みたいで、冒頭でも言ったようにアラサー女子1歩手前の私からしたら、自分のように思えて複雑な気持ち

逆にこれだけ入り込める漫画に久々に出会えたので、この作者はすごく才能のある方なんだろうなとも思う


ここからはこの漫画読んで、ふと考えたことについて


いつも生活をしながら、「大人になるということ」について考える。考えれば考えるほど、今の私は「大人になりきれてない大人」という言葉がぴったりな気がして。

子供の頃の私が、今の私を見て「大人」だと思うだろうか。
子供の頃の私は、どういう「大人」な私を想像したのだろうか。

社会にでると、「大人になりきれてない大人」はたくさんいる。自分が少し考えすぎなだけで、大人になんかなりきらなくていいとも思う。

けど、このままでいいのかなと、考える。

大人になると考えることが増える。大事なことからどうでもいいことまで、答えのでないことを考える。

前に何かで「悩む」ことは答えのないことで、「考える」ことは答えのあることって言ってた人がいたけど、この場合、私は「悩む」ことが多いのかもしれない。

でも、この考えたり悩んだりしてる瞬間が好きな自分もいる。

1つ1つの行動や感情に意味なんてないけど、そういうのも楽しく感じたりするから、それは「大人」なのかな?

子供の頃の私が思っていた大人ではないかもしれないけど、今の私の人生はとても楽しいからあまり暗いことを考えたりネガティブなことに悩まないでほしい。

気づいてるかもしれないけど、これは私が私に対するメッセージ。
いつも悩んでる私に、深く考えなくても「今」は楽しいから「大人」になってるかどうかなんて考えなくていいよ、っていうこと。


話がころころ変わって読みにくかったかもしれないけど、ここまで読んでくれてありがとう。

結局、「大人になるということ」が分からないまま終わりました。




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