Photo by chickii 詩│月のボタン 6 くじらの瞳 2024年3月15日 22:58 朧気に雲間に隠れた月のボタンあのボタンを押せば「次、停ります」バスに揺られてどこへいく 月のボタン押して降りていくひとは家路に帰る未来へ扉が開かれるのを待つ月のボタン押さずにただ窓からの景色をみていたひとは遠くへいきたかったひとよ遠くへいくということはもう戻れないと覚悟しているひとよ月のボタン朧気な雲間に隠れている月のボタン小さな小さなの言の葉のバスに揺られて月のボタン押して夢光る未来をみせてほしい夜に扉が開く場所ふたりの部屋へ続く銀河の階段駆けていく ダウンロード copy この記事が参加している募集 93,056件 7月23日まで #創作大賞2024 #自由詩 #未来 #オールカテゴリ部門 #ボタン #雲間 #朧気 #バスの停車ボタン 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート