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旅と仕事

旅と仕事の話をする。

突然ですが、皆さんは何のために仕事をしていますか。

答えは人それぞれだろう。
生きるためというのは大前提として、
私の答えは「旅をするため」かもしれない。

社会に出てもう少しで一年。
働き始めた当初、休日は丸一日ベッドの上で終わることがほとんどだった(今もあるが)。
しかし、ありがたいことに私の職場はまとまった休みが多い。

月に1回は3〜4連休があるので、最近は学生の時のように旅に出ることが増えた。

旅の良さを書き出すと長くなるので端的に。

旅に出ると思う、
自分がどれだけ狭い世界で生きているか。
知らないこと、見たことないものばかり。

現地での生活に溶け込む。
そこでしか会えない人と触れ合う。
人の温かさに心が満たされる。

刺激を求めて旅をする。
そして旅の最後には日本がより好きになる(笑)

家に帰りながら、「よし、また働こう」と思う。



ここから少し仕事の話をする。

私は看護師をしている。
忙しない毎日だが、そんな中でも患者さんとの他愛ない会話を割と大切にしている。

ヒト対ヒトの仕事なので、もちろん感覚的に「なんかこの人いいな」と思うことがある。
不思議なことに、そういう人は旅好きなことが多い。

そして、看護師ほど他人の人生について考える仕事は無いのではないかと日々思う。
これがこの仕事の好きなところでもある。

私たちにとっては日常でも、病気を患い入院するということは、患者さんの人生の中できっと大きな出来事である。
そしてこれをきっかけに、これまでの人生とこれからについて改めて考える人もきっと多い。

入院している方の多くは人生の大先輩である。
世の中にはいろんな経験をして、いろんな背景を抱えている人がいるなと日々感じる。
そして大先輩の言葉の数々には重みがあり、考えさせられるものがある。
昨日まで全く知らなかった人の人生や価値観と向き合える仕事はなかなか貴重なのではと思う。


働く中で、私はいつか会えなくなると分かっている人と話すのが好きだということに気付く。
ありきたりかもしれないが、つまりは一期一会だ。

そしてもう一度言うが、心惹かれる考えを持っている人には旅好きが多い。


結局何が伝えたいか自分でもよく分からないが、

仕事と、趣味である旅に
通ずるものがあることに気付いたということ!
そしてそれが私の人生のテーマなのかもしれないと思う。

仕事も旅も楽しめている今の環境に感謝して、
歳を重ねても働いて旅をして生きたい。

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