適応障害とわたし@2020/5/31

ラジオ放送をする夢を見た。
リスナーさんと楽しくおしゃべりしながら悩みに寄り添ってあげて、おたより読んだり、愚痴を言い合ったり、たまに自分の好きなものへの情熱を語ったり。
コメント欄にはリアタイで聴いてくれてるリスナーさんのコメントが流れてくる。
あぁ、そんなラジオが実現したらいいなぁ…

と、悦に浸ってたら目が覚めた。時刻は朝の8時。
あれ？そういえば今日は夜中の中途覚醒がなかった。それに、寝覚めもすこぶるいい。とってもスッキリ。
昨日は何があったんだっけ？とゆっくり思い出す。
そうだ、ラジオ生配信！ポガティブラジオの初放送だった！夢だけど、夢じゃなかった！死ぬまでにやりたかったことが叶ったんだ！
念のためTwitterやYouTubeを確認する。あぁ、夢じゃない。ちゃんと現実だ…
こんな幸せなことってある？と何度も自分に問いかけた。しかも、記憶が正しければマイクの前でわたし、ちゃんと心から笑えてた気がする。

植松さんの言葉、”思いは招く”が現実になった。これはすごいことだ。魔法でもなんでもない。引き寄せの法則でもない。
ただ素直に「ラジオがやりたい」思いを胸に、マイクや周辺機器やチャンネルを開設して”行動”したからできたことだ。
朝の仮面ライダーを観てるのに、頭の中は昨日のラジオのことでいっぱいだった。思わず朝の薬も飲み忘れるくらいだった。

部屋に戻ってカフェラテを飲みながら考える。
ネガティブのはけ口に困ってるリスナーさんをもっと癒してあげたい。もっと価値あるラジオに育てたい。そのためには、一体どうするべきか？
さっきまでの幸せに浸ってた時間とはおさらば。自分が楽しいコンテンツじゃなくて、リスナーさんが「聴きに来てよかった」と思えるコンテンツ作りをしなきゃ。そこで決意した。まずはポガティブラジオを毎週土曜日に配信する。
当初は不定期でやるつもりだった。昨日のリスナーさんからも「無理のない範囲で」と言ってもらえた。だけど、いいコンテンツを作るにはトライアンドエラーがつきもの。量をかさねていくからこそ、質のいいものができる。
それに何より、わたしがやりたくて仕方がないのだ。

今まで自分がYouTubeで何かを配信するなんて、考えもしなかった。小さいころからラジオが好きだったので、いつかラジオパーソナリティみたいなことしてみたいなと思ったことは何度もあった。
けれど、自分にはそんなことできないと無意識のうちに決めつけていた。ラジオというものは有名な人がやるものだと思い込んでいたのだ。
ところが、世の中にはニコニコ動画やYouTubeでゲーム実況やメイク講座、映像授業などを配信する人で溢れかえってる。コロナの影響もあって、最近では毎日新しいチャンネルが生まれている。
そこでわたしの思い込みは消えた。「なぁんだ、これならわたしにもできるじゃないか！」ちっちゃい自信がどこからか湧いてきた。

ペンタブを買ったのだってそうだ。
今まで自分には画力がないからと、文字のデザインやデジタル画に挑戦することを諦めてきた。
だが、ラジオをやるのをきっかけに「ペンタブでかわいいサムネを作ったら、もっと自分のラジオに興味をもってくれる人が増えるんじゃないか？」と思った。そして、気がついたらメルカリで中古のペンタブを買っていた。今では大事な友だち。パソコンとペンタブさえあればすぐに好きな絵が描ける。iPadなんて高尚なものはいらない。”弘法、筆を選ばず”だ。使いこなして力を磨き上げればいいだけの話。

遊ぶように楽しみながら、価値を与える仕事がしたい。というか、する。もうずいぶんと前に決めたことだから、これは誰にも譲れない。
ゆくゆくは今の会社を辞めて、フリーランスとして仕事をしたい。でも、思ってるだけじゃ目標は達成できない。
その決意も込めて、毎週土曜日の夜にラジオ生放送する旨のブログを更新した。
これはわたしへの挑戦状でもある。どうしても都合上、放送できない時もあるかもしれない。けれど、一度ちゃんと自分の目に見えるところで宣言しないと、わたしの場合は続かないから。
もう次の放送が楽しみになってきた。次はどんな話をしようかな？

ブログを更新した頃、お昼の12時を過ぎたところだったので小腹を満たすことにした。
今日もやっぱり業務用のプリン。驚いたことに、1パック丸々わたしが食べてしまったらしい。それくらい美味しかったってことか。
プリンを味わってる最中に母が台所にやってきて「あれ？！そうめんでも茹でようかと思ったのに…」と言っていたが気にしない。今のわたしにはボウルいっぱいのプリンで満腹になれる。それはそれで問題かもしれないが、本人が「これがいい」と言っているのだから問題なし（心療内科の先生に話したら苦笑いされそうだけど）。

プリンを食べて休憩したあと、5月中の日記をまとめたマガジン用の表紙を描いた。
今月はネガクイちゃんがネガティブを食べてくれる絵にした。

下書きは昨日の時点で出来上がっていたけれど、いざペン入れやら何やら始めたら結構時間がかかってしまった。ネガクイちゃんの顔の角度とか、フォントの加工とか、後になって色々とこだわりたい部分が出てきてしまった。だけど、今回も我ながらうまく描けたと思う。
描き終わったあとになって「ネガクイちゃん、舌だけでこれだけのネガティブをどうやって食べるんだろう？」と生物的な疑問が生まれた。細かいことは気にしない気にしない。可愛ければ、すべて良し。

明日から6月。
ジメジメムシムシした梅雨の到来に、ちょっとビビってる自分がいる。果たして、わたしはちゃんと今のメンタル状態を保ったまま生活できるだろうか？そう考えたら、ちょっとだけ明日の朝が怖くなった。社用PCに電源を入れるのも気が引けてきた。
しかも今週の木曜日は出社日。また大した仕事もできずに終わってしまうんじゃなかろうか？
まぁ、それはそれでラジオのネタとして話してしまおう。ラジオでネガティブな話をすれば、たちまちネガクイちゃんが美味しく食べてくれるだろうから。