適応障害とわたし@2020/4/4

7時に目が覚める。今日は土曜日。ということは休日。よし、と意気込んで二度寝を決め込んだ。

次に目が覚めたのは9時。さすがに寝過ぎて頭が痛くなってきた。今日はネイルサロンに行く日。その前にメルカリで売れた商品をコンビニに持ってかないと。体重計に乗りながら今日やることを頭の中で考える。
健康診断の時の体重は47キロ。今朝の体重は45キロ。なんでたった2日で2キロ差が出るのか不思議。

「週末は外出自粛」とテレビやSNSで耳にタコができるくらい聞いたけど、今週はそんなの無視。火曜日は心療内科、木曜日は健康診断、そして今日はネイルサロンとコンビニ、明日は美容院。テレワークで仕事の日以外は全て外出してる。きっとこれ政府の人が聞いたら怒られそうだな。マスクもちゃんとつけて仕事できない人に怒られたくないけど。

朝ごはんは食パンとヨーグルトとオレンジジュース。プロテインをはやく消費したいけど、プレーン味でまったく味がないものを買ってしまったので、飲むのが億劫になってる。ホエイプロテインだし結構いいやつなのに。明日は飲む。たぶん。

ネイルサロンに行く前にコンビニに行った。メルカリで出品した延長コードが売れた。
今日こそピンク色のトレンチコートが着れると思って出かける前に試着した。でも、あまりに丈が長すぎるのと、体型にフィットしたデザインじゃなかったことに気がついた。買い物失敗。
しょんぼりしつつ、手持ちのトレンチコートを着て出かけた。やっと着れたのに残念すぎる。
このまま持ってても絶対着ないし、もったいないのでメルカリで売ることにした。

コンビニから帰ってからネイルサロンに出かけるまでの時間をつかってメルカリにトレンチコートを出品した。はやく売れてほしいので、公式の写真や説明文を引用しまくった。売れたら売れたで新しいワンピース か春コートを買おう。

出かける時間になったので、ネイルサロンに出かけた。最寄駅の近くなのですぐ着いた。ビルの入り口がちょっと分からなくて挙動不審になったけど、遅刻せず到着した。

前回のネイルがシンプルだったので、今回は持ち込みの写真をもとにネイルしてもらうことにした。
ちなみに前回のネイルはこれ。

はじめてのネイルサロンだったので、ど緊張して指がプルプルしてるのを店員さんに笑われた。なので今回は脱力しまくって店員さんにされるがままの状態をキープした。
脱力といえば、昨日の健康診断で心電図をとる時、めっちゃくっちゃ担当の人に「もっと力抜いてー」「肩と指先まだ力入ってるよー」としきりに注意された。自分では極限まで力を抜いてるはずなのに、なぜか力が入ってしまう。力の抜き方がゲシュタルト崩壊していた。
心療内科の先生にも「ちゃんと休めてる?」と心配された。そんなに外見から分かるほど疲れてるように見えるのだろうか?自分ではリラックスできてるつもりなのに。

今回は2本に花のアートを入れるデザインにして
もらった。出来上がりはこんな感じ。

色選びにすごく時間がかかったけど、こんなに可愛くしてもらえたので大満足。ずっと見てられる。色選びに根気よく付き合ってくれて店員さん、ありがとう。

しかも、前回のネイルサロンでは甘皮やささくれ処理をしてくれなかったのに、今回は爪の長さの調整まで丁寧にやってくれた!おかげで地爪が見違えるようにキレイになった。リピート決定。
さらに、お会計の時に誕生月は20%オフになると教えてもらった。わたしは4月が誕生日なので、さっそく4月の終わりごろに次の予約を入れた。

次はどんなネイルにしてもらうか考えながら帰った。押し花ネイルも可愛い。藤の花デザインもいいな。
自分の爪に彩りが加わるだけで、こんなに満たされた気分になるなんて。もっと早くネイルサロンに行けばよかった。適応障害になる前の自分なら絶対行ってなかった。

適応障害になったことで自分のことをいろいろ考えるようになった。
社会人になるまで親や周囲の意見に流されて生きてきたから、自分のやりたいことや経験してみたいことなんて考える時間も考えたこともなかった。
休職したてのころは、ひたすら自分を責めまくった。役に立たない自分なんて生きてても仕方ない、こんなつまらない人間なんてはやく死んだほうがマシだとか考えて、四六時中泣きっぱなしだった。たぶん3リットルくらい泣いてたと思う。

でも今は少しだけ違う。以前のように「自分は価値がない」と考えなくなった。無理やり考えないようにしてるだけかもしれないけど。

未だに仕事がちゃんとできない自分を責めることもある。不眠に悩まされて自暴自棄になることもある。時々パニックを起こして周囲を振り回すこともある。
でも、それは全然おかしなことでも不思議なことじゃないし、誰しもそういった症状が出る可能性がある。

むしろ、わたしが適応障害を発症した環境と立場でパニックを起こして動けなくならない方がおかしいとさえ思える。

今まで自分の普通が世の中の「普通」に合わせられないから悪いと思ってた。でも人の生き方なんて杓子定規で測れるもんじゃないし、「順風満帆な人生」なんて誰にも訪れることなんてない。

人間に平等に与えられたのは「時間」と「死」。たったそれだけ。
自分が何歳でどこで何が原因で死ぬかは誰にもわからない。コロナで死んでいった人たちは、決して自分の意志で死を選択したわけじゃない。ただ自分に与えられた「死ぬべき時間」がやってきただけ。

わたしの「死ぬべき時間」は、果たしていつ来るのだろうか。明日?明後日?それとも1年後?もしかしたら今日、階段から落ちて複雑骨折して死ぬ?
でも前に占いのお爺さんに腎臓に気をつけてって言われた。だったらどこかのタイミングで腎臓の病気をして死ぬのかも。

ただ黙って生まれたことを後悔しながら「死ぬべき時間」を待ち続けるか、やりたいことをやりまくって「今なら死んでもいい」と思える瞬間をたくさん作るか。どっちがいいかと聞かれたら、そりゃ後者に決まってる。今すぐに死にたい人は違うかもしれないけど。

わたしの場合、飽き性だし気分で動くから待ち続けるのはめんどくさい。

Amazonプライムで過去の「8時だョ!全員集合」が観られることを今日知った。
今日のところはとりあえず、ドリフのコントを楽しみながら待つことにする。

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