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建築のコンペ/プロポ のプレゼン①

設計事務所を設立してから常にコンペティション(プロポーザル)に取り組んできました。正確には前職時代、学生時代とずっとチャレンジし続けていて、生活の一部とまでは言わずとも、やっていないと不安になるようなものでもあります。20歳くらいからやっているとすると、すでに15年ほどやっていて、年に10回やると150回くらいやってるような計算です。(改めて計算するとすごい数・・)
実際はそこまでやっていないかもしれませんが、少なく見積もっても100回くらいはやっていそうです。

※コンペとプロポは細かくは異なるのですが、ここではその分類は一旦置いておいて、単に公に募るものとして、コンペとひとまとめにして話します。
簡単にまとめると「コンペは設計案を決める」、「プロポは人を決める」仕組みと言われています。

2017年の独立してすぐに何か仕事があったわけではありませんでした。そこで、とりあえずやってみるかということで最初にチャレンジしたのはU35という35歳以下の建築家の展覧会でした。

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U35 
http://u35.aaf.ac/index_2017.htm

通常のコンペだと1番になるとそれがその場所に建つことになりますが、U35は展覧会の出展者を募るというタイプのコンペです。展覧会のタイトルにもなっている通り、Under 35、35歳以下であること、独立した建築家であることが募集要件です。学生時代を経て、それぞれのやり方で修行期間を経てチャレンジされます。比較的独立してすぐか、あまり年数が経っていない方が多く作品もデビュー作やマニフェストを掲げて出展される方が多い印象です。

僕たちは2017年に出展していますが、当時は6人が選ばれ、前年のゴールドメダルの方も出展するため合計7人の展覧会でした。

自分たちに当時何か実作があったかといえば、進行中の保育園と三重県の志摩市で倉庫を自主施工した小さな交流所だけでした。その中でどうやってU35にチャレンジして、そこで通過したかについてもいずれ書いてみたいです。

もう4年前のことなのでどれだけ参考になるかは分かりませんが、応募資料も公開し、これから応募される方、学生の方でいつか出展するという意気込みのある方、単にコンペの参考にしたい方に有意義な記事にできればと思います。

労力と時間を費やして、事務所で取り組んだ資料を公開するので、第2回以降を有料としていこうと思いますが、その分役に立つ記事を書いていきます。勝ったもの、最終選考まで残ったものなど、負けたけど自信のあったものなどなど織り交ぜながら公開していきます。シートも公開する予定です。有料記事ですがご興味のある方はご覧下さい。

次回以降、何度かに分けて、近年取り組んだプロポ、学生時代のコンペなども順次公開していければなと思っています。

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