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ウナギについてもっと知ろう

本書の概要

土用の丑ともなれば,スーパーも牛丼店も,ウナギの蒲焼きでにぎやかだ.でも,ウナギって絶滅危惧種だったはず…….結局のところ絶滅するの? 土用の丑にやたらと食べるのがダメ? どんなウナギを選べばいい? ――気鋭のウナギ研究者が,ややこしいウナギ事情をQ&Aで整理.ウナギという野生動物と,美味しく共存する道を探る.

上記のサイトより

この本を読んだ感想

散々絶滅危惧種と言われながらも、いまだに食べることができるウナギ。謎おおき生体であったり、養殖できているのに絶命危惧とはどういうことか、何となく調べるのも億劫な人も多いであろう。この本はQA方式でウナギを巡る色々な話を説明してくれる。
ウナギは回遊魚で、海で生まれて川へ登っていくということすら初めて知った(であるがゆえ、養殖はシラスウナギの稚魚を育てるだけなのでウナギ総量に影響しない)し、シラスウナギで管理できているのは漁獲量と養殖量だけであるという点、さらに、前者よりも後者の方が明らかに大きく、これは密猟や密輸がされていることの所作であり、特に本来は漁獲量がゼロの香港からの輸入があるとかやはりめちゃくちゃな世界であることも再認識できた。
もっとウナギのことを知らないといけないですね。

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