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アクション下手がすすめるギルティギアストライヴ(GGST) #4 ガードと投げ、必殺技

りんたです。
前回はキャラを選び、動かしてアーケードモードに挑戦しました。

今回は、出来ることを少し増やしていきましょう!Let's Rock!

攻撃だけじゃ勝てないよ

攻撃は最大の防御。古来より伝わるありがたい教えであり、孫氏の兵法が出典とも言われています。ところが、実際の記述はこれとやや違うようでして…

勝つべからざるは守りなり、勝つべきは攻むるなり

孫武『孫子』

なんかそのままだと意味が少しわかりにくいですが、要は「勝てそうにないときは守って、勝てそうなときに攻めていけ」ってことになるらしい。

これを格ゲーに置き換えるなら、「状況が悪いときはしっかりガードして、隙が見えたら攻撃しろ」ということ。
そう、相手に近づいて攻撃するということを知った今、次に覚えるべきはガードです!

ガードで相手の攻めをしのげ!

アーケードモードをプレイしていたら、いつの間にか体力がほとんどなくなっていた、という場面に覚えはありませんか?

よくあることです

まあそりゃね、攻撃一辺倒じゃさすがに限界があります。攻撃があれば防御もある、ゲームどころかあらゆる対戦における基本中の基本ですよ。防御を知らずに勝とうなんてそんな甘い考えは許されません。

え?前回それを教えなかったのはお前だろって?

ということで、ガードのやり方を教えます。
方向キーを後ろ方向に入力。簡単すぎるのでもう一度。方向キーを後ろ方向に入力、これだけです。
もしかしたら、これまでのプレイの中で自然にできていた人もいるかもしれません。

ガードに成功すると、ほぼすべての打撃を受け止めることができます。ダメージが0になるとは限りませんが…まともにくらうよりは1億倍マシです。

ちなみにガードには「立ちガード」「しゃがみガード」「空中ガード」の3種類がございましてえ…

立ちガード
しゃがみガード
空中ガード

立ちガードは方向キーを真後ろに、しゃがみガードは方向キーを斜め後ろ下に、空中ガードはジャンプ中に後ろに入力すると出ます。ガードが出るってなんだ?

…油断するとすぐいろいろなシステムの説明をしようとするのが格ゲーマーのダメなところなんですが、追いつかない人はとりあえずしゃがみガードだけ覚えてください

相手のガードに対してはどうしよう?

こちらがガードをすることができるということは、相手もガードをすることができるということです(進次郎構文)

CPUもそこまでガチガチではないにせよガードはしてきますし、対人戦ともなると一生ガードされてさっぱりダメージが与えられない、なんてことも出てきます。ちなみに「一生」は格ゲー用語です。

では、ガードを固めてくる相手に対してこちらは何をすればいいのか。その答えは、しっかりとゲーム内に用意されています。
それが「投げ」です。ゲームを投げろってことじゃないよ。

ガードしている相手を投げろ!

投げを決めると、相手のガードを無視してダメージを与えることができます。
先ほど書いたように、ガードはほぼすべての打撃を受け止めることができる強力な防御手段。なので、それを無視することのできる投げは、かなり強力な攻撃手段と言えるでしょう。

投げは「相手に近づいて<前or後ろ+D>」で出すことができます。

こんな感じでガードしてくる相手に対して…
<前+D>で…
投げる!顔がおもろい。

こんな感じで、投げによって相手のガードを「崩す」ことができます。
ただし、投げは相手に相当近づいていないと当たりません。リーチとしては<近距離S>よりもさらに短いです。

これくらいの距離でも投げは届きません

ちなみに空中でも相手を投げることができますが…これは「へえ…」くらいにしておいてください。

空中投げは難しい

投げへの対策

「ちょっと待ってや。打撃はガードで防ぐことができて、ガードは投げで敗れるんやろ?ほんなら投げが最強やんけ!」
実際そうかもしれん。

でもね、相手の投げへの対策もちゃんとあるんですよ。
一番簡単なのは、ジャンプでかわすことです。

相手が投げを外したのを見て…
ドーン!!!

ジャンプで相手の投げをスカすことができれば、当然相手は投げ失敗のモーションを晒します。その隙に強力な攻撃を叩きこんでやりましょう!

あとは、「相手にかなり近づかないと届かない」という投げの性質を逆手にとって、投げに来た相手を打撃で殴るという対策もあります。これはどちらかというと、投げ自体を出させないという側面が強いかな。

ぺち

こんな感じで、「投げは(かわしてからの)打撃に弱い」という図式が基本的には成立しています。
なので、先ほどの「投げが最強やんけ!」というアレに対しては、「投げは打撃に弱いから、打撃<ガード<投げ<打撃の3すくみになってるよ」というのが答えです。

あっそうだ。ジャンプも打撃も間に合わなかったときは、こちらも投げを入力しましょう。GGSTでは(というか基本的に格ゲーでは)投げと投げは相殺するので、これを利用して相手の投げをしのぎます。通称「投げ抜け」です。「あっ!」と思った瞬間に投げを入力する感覚でやりましょう。

あっ!

この辺も例によって一度にすべて覚える必要はありません。
個人的には「投げはジャンプでかわす」ことだけ覚えておけば、最初はなんとかなるんじゃないかなと思います。

必殺技をたたきこめ!

必殺技。それはバトルの華であり、男の夢であり、格ゲーにおける重要な基礎でもあります。

格ゲーの必殺技は、ポケモンでいうところのタイプ相性、スプラトゥーンでいうところのジャイロ操作と同じくらいのレベルの基礎。
つまり、出来ないと話になりません。

なので、頑張って練習しておいてください。僕はラーメンを食べに行ってきます。

うそですうそです。あ、ちょっと、行かないで。

必殺技は通常技と比較して、リーチや威力に優れているものが多いです。
時には対戦の流れを大きく変えることもある強力な技たちがそろっているので、ぜひ習得しておきましょう!

まずは、必殺技の出し方を調べるところから。
スタートボタンを押して、「コマンドリスト」を選択すると、今操作しているキャラの必殺技の出し方を確認できます。いろいろありますが、とりあえず一通りやってみましょう。
中でも、波動・昇龍・竜巻の3種類のコマンドを使って出す必殺技は最低限覚えておきたいところ。

波動・昇龍・竜巻とは、
波動<下・右下・右>
昇龍<右・下・右下>
竜巻<下・左下・左>

と入力する3種類のコマンドです。
ストリートファイターシリーズの顔”リュウ”を代表する3つの技、波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚から名づけられています。
ちなみに上記のものはキャラが右向きの時の入力なので、キャラが左向きの時はコマンドも反対になります。つまりキャラが左向きの時は
波動<下・左下・左>
昇龍<左・下・左下>
竜巻<下・右下・右>
になるということです。うーんややこしい。

また一部のキャラでは、「タメ」と呼ばれる動作を使って出す必殺技があります。「タメ技」とでも言いましょうか。
「タメ」とは同じ方向に方向キーを入力し続ける動作のこと。言い換えるなら、押しっぱなしにするとか、ホールドするとか。まさに力を「溜める」ような感覚です。
一定入力していると「タメ」が成立し、その後反対方向に入力してボタンを押すと必殺技が出ます。

具体的には「後ろタメ」と「下タメ」が存在し、それぞれ
後ろタメ<後ろホールド・前>
下タメ<下ホールド・上>
という操作となります。

コマンドについては、格ゲーの王様CAPCOMが丁寧な解説を用意してくれているので、そちらもどうぞ。ここでは触れていない話も出てきますが、知っておいて損はないです。

あとは出せるようになるまで繰り返しやってみましょう。
トレーニングモードにはこの練習に役立つツールがあるので、それもついでに紹介。

トレーニングモードの画面です。
このうち注目してほしいのは、画面左端にある記号の羅列と、左下にあるコントローラーのようなもの。
前者はゲーム側が受け付けた入力の履歴を表示しています。「キーディスプレイ」とか、縮めて「キーディス」と呼ばれます。
後者は「仮想コントローラー」で、今入力されているボタンや方向キーをコントローラーっぽく表示してくれています。

こいつらの助けも借りながら、一度必殺技を出してみましょう。
今回はソルの必殺技「ガンフレイム」<下・右下・右+P>に挑戦します。

まずは<下・右下・右>を確実に入力
仮想コントローラーを見ながらしっかり入力できていることを確認して…

<P>のボタンをポチっとな!
なんか地面から火柱が出てきました。ガンフレイム、成功です。
左端の入力履歴を見ると、確かに<下・右下・右>のあとに<P>が入力され、コマンドが成立していることがわかります。

タメ技の方も見てみますか。
メイの必殺技「イルカさん・横」<後ろタメ・前+S>に挑戦します。

タメ時間は技によってまちまちです。感覚で覚えよう。

レバーを後ろ方向に入力して、「タメ」を作ります
後ろ方向であれば、入力は斜め(この場合は左下)でも大丈夫です。しばらくホールドして「タメ」ができたら、前に入力すると同時に<S>のボタンを入力すると…

波動コマンドに見える?気のせいやろ。

とつげきー!
イルカさん、成功です。イルカがどこから来たのかは聞いてはいけません。

最初は上手くできないかもしれませんが、何度かやっているうちに出せるようになるので、めげずにやってみてください。
上手く出ないときは、コマンドがしっかり完成しているか、ボタン入力が早すぎたり遅すぎたりしてないか、といったあたりを確認してみましょう。そのためのキーディス、そのための仮想コントローラー。

基本的には、しっかりとコマンド入力を済ませた後にボタンを押すことが大事です。あと、コマンドは結構ゆっくり入力してもきちんと認識されます。最初は焦らずゆっくり確実に、が必殺技を出すときのポイントです。

必殺技を出す練習について丁寧に説明してくれてる記事もあるので、そちらを見てみるのもいいかと思います。

やはりというべきか、必殺技も一度にすべてを身に着ける必要はありません。最初は昇龍コマンドも普通に難しいですし、下の方の「覚醒必殺技」のコマンドなんか難しすぎてハゲると思います。
なので、最初は覚える必殺技を2~3個に絞っていくのも手です。僕も対戦になると3つくらいしか必殺技使ってませんし。
優先順位としては飛び道具、突進技、昇龍コマンド系の順かな。覚醒必殺技とか一番最後でいいです。

アーケードモードに戻って確認だ!

さて、ガードと投げ、必殺技を覚えたら、アーケードモードで試してみましょう。再びアーケードモードに移動し、さっき鍛えたキャラを選択。

アーケードモードが始まったら、ガードで様子見してみましょう。そのうち相手が攻めてくると思うので、これをしっかり受け止めて…

相手の攻撃が終わったと思ったら、打撃で反撃!
前回学んだ通常技でもいいですし、今回覚えた投げや必殺技をお見舞いするのもいいでしょう。
勝つべからざるは守るなり、勝つべきは攻むるなり。

上と状況が違う?許せ。

相手との距離が離れてるなー…と思ったときは、飛び道具や突進技といった必殺技を当てるチャンスです。相手にガードされてもいいので、バンバン使っていきましょう。

(アーケードモードプレイ中…)

はい、お疲れさまでした。
おそらく、ガードや必殺技を覚えたことで、前回よりもだいぶ楽になった、勝てるようになったと感じたのではないでしょうか。

今回感じてほしかったのは、新たな手札を増やすことで強くなるという感覚です。仮にアーケードモードの結果がふるわなかったとしても、プレイ中に自分の進歩を感じることができれば、今回は大成功と言えるでしょう。

もうちっとだけ続くんじゃ

「次回は短くなるかもしれない」と前回の終わりに言ったな。あれは嘘だ。
次回、最終回。格ゲーの”芯”ともいえる部分に、いよいよ触れていきます。
ではまた。

続きです


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