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私がリモートワークする理由

● 2017年 7月

結婚してお引っ越し。場所は、私の職場(大阪・堺)と夫の職場(滋賀)の間をとって大阪市内に。
私は実家から通うのとそう変わらず、Door to doorでちょうど1時間。夫は職場近くから大阪市内に引っ越し、朝起きて15分で準備し、最寄駅まで全力疾走し(徒歩20分の距離を10分に短縮)、満員電車に乗り込み1時間ほど、さらにバスで20分ほどの場所へ、計1時間半〜2時間かけて通勤している。

そう、全然間を取っていないんですよ。

● 2017年 冬

夫、電車でもらってくるのかよく風邪を引く。常時喉が痛いらしい。とってもかわいそう。
そして100%私に感染し、私が治ったら新しい風邪をもらってくる。そしてまた感染する。負のスパイラルが家の中で起こる。

● 2018年 冬

夫、今年もずっと風邪をひいている。慢性上咽頭炎の病院へ行き始める。とってもかわいそう。
夫がインフルエンザになり、間もなく私もインフルエンザ(3歳ぶり)に。まさに運命共同体。これが結婚か、と思う。

● 2019年 7月

岐阜県の土手で並んで夕焼けを見ている時、夫に「週3で職場の最寄駅のホテルに泊まろうと思う」「電車が辛すぎる」「通勤まじ無理」と言われる。その暮らしは結婚なのか!?と思う。
事は思った以上に重大だ…つーか能天気に楽しく暮らしててすみません…。当然ながら、夫婦は片方がすごく頑張るべきではない。何事も分けあっていくものだよね。私も働き方を考えるよ。

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● 2019年 8月

折衷案で京都に引っ越すことに決定。当然、今度は私の通勤時間が長くなり、いやいや無理!そこでリモートワークの登場です。

弊社上司に在宅中心で仕事したい旨を伝える。「断られたら辞めるしかねえな…」と思ってたらむしろキラキラした瞳で「ありがとう」と言われる。えっ!?
元々、そういう働き方を広げていきたいと思っていたらしい。そういえば上司自身も「スウェーデンで暮らしながら普通に仕事したい」と昔言っていたような…。

私のリモートワークについて会社の皆さんに報告し、まずは週1から徐々に頻度を増やしていくことに。一部社員もリモートに切り替えていくことになった。私としては自分一人でやるより気楽。よく言えばジャンヌダルク(悪く言えば盾)的な感じで、社内のリモートワーク推進を仰せつかった。

● 2019年 9~12月

まずは週1!と思ったけど、何だかんだ会社に来る用事があって隔週に1回ぐらいしか出来ない。やべ、引っ越せね。

11月、弊社の出張イベントの期間中、『リモートの天使』として積極的に活動することにした。活動内容は、朝の掃除が終わってふっと静かになった頃に「じゃ、何かあったら連絡ください」と近くのスタバに移動して自分の作業をする事。この天使活動によりちょっとハートが強くなった。過剰にみんなの目を気にしたって、みんなはそんなに私の不在を気にしていないのだ。

ちなみにこの場合の『天使』は、癒し役ではなく「この世に存在していないのかもしれない存在になる」という意。幽霊だと怖いから天使にした。って一生懸命説明してるけど、特に誰にも公言せずに活動していた。

● 以上が2019年のリモートワーク活動でございます。

果たして、こんな調子で京都へ引っ越せるのか!?

京都から堺に毎日通うとか冗談じゃないぞ!
これは私がリモートワークをするまでを、そして京都に引っ越してからの働き方を追うただの日記である。そもそも引っ越せるのか!?ちなみに、夫は「本当に京都に引っ越す気あるの?」と疑心暗鬼である!信じて~!!

以上、text by ボビーでした。

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