「考える」と「悩む」

「考える」と「悩む」は違う。
「そんなことわかっているよ!」と
思うんですが、いざ現場に目を向けると
「悩む」が多いんですね。

そもそも、「考える」は
前向きに捉えながら
前に進んでいて
プラスの状態です。

一方、「悩む」は
困って、後ろ向きな思考になり
立ち止まっている
マイナスの状態です。

先日、現場で複数のメンバーが
売場で首を傾げて会話をしていました。
そこで話を聞いたら
「マネジャーの指示通り
売場を作成しようとしていたが
上手く作成できない。変更を
提案したが当初の指示の変更は無し。
考えてやってくれ」とのこと…
答えのない禅問答みたいな状況で
メンバーが困っていました。
当のマネジャーは現場に来ず、
事務所で事務作業という始末…

問題が何点かあります。
①マネジャーがメンバーの声を聞かない
②マネジャーが現場確認をしない
③マネジャーがメンバーに丸投げ
以上が考えられます。
①は「傾聴」の不足です。
メンバーに考えてやってくれと
言っているにもかかわらず
メンバーの考えを聞かない点。
②は現場を自分の目で確認しない点
問題は現場で発生します。
③は任せるの勘違い。
指示をするのは良いですが
確認とフォローが不足。

今回のケースで
このマネジャーには
①まず、メンバーの声に耳を傾ける(傾聴)
②マネジャーは職位で
ただの役割に過ぎないので
偉くも何とも無い。職位をとったら
ただのヒトである。
③マネジャーはメンバーの困り事を
「何とかするヒト」だ
と伝えました。

現場でメンバーが悩んで
立ち止まっている時間は
もったいないですよね。
少しでもこのようなケースが
発生しないよう、
日々現場で細かく
観察、想像、行動
を実践します。

では

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